唐茄子はカボチャ

映画と音楽と・・・

次は胆石

2009年05月31日 | ほか
昨日はドラマを見ているかのような出来事がありました。

夜中11時ごろ、腹が痛くなりまして…

ちょうど右の肋骨の下あたりで…

虫垂炎で入院したばかりだったので、我慢していたんですが、どんどん痛くなりまして…

それで、病院に行くことにしたんですが…

いつも通っている病院は遠いので、近場の大きな病院に駆け込みました。


待合室にはちょっと怖そうな方が2人。いわゆる上司の方の診察を待つ方々だったのでしょう。

その方々の横を通って、受付を済ませ…

待合室にすわっていましたら…

どんどん痛くなってきて…

のたうちまわってハアハア言いだして…

けれども自分の番になかなかならなくて…

苦しくて痛くて…もう地獄の苦しみで…

そしたら、その怖そうな方々が、見るに見かねて、受付の人に、「きみ!あんなに苦しんでるんですよ。まだ診察してあげられないのでしょうか」ということを、ちょっと違う口調で言ってくれたんですね。「こちらの診察はあとでいいから、はやくやってあげないと、あんなに苦しんでかわいそうではないですか」と、ちょっと違う口調でまた言ってくれまして…

「おい、きみ、大丈夫かい?」と、やさしい言葉を、ちょっと違った口調で言ってくれました。

苦しみながら、怖い人たちにやさしさにちょっと涙目になりながら、でも、受付の人もかわいそうだなあ…なんて思いつつ…

そして、看護師さんが私の横を通った時に、「大丈夫ですか?」と、声を掛けてくれたんですね。私は、「まあ・・・なんとか・・・」と言いながら、本当は大丈夫なわけないんだけど…と思っていたわけですが…

その怖そうな方々は、「大丈夫ではないですよ。あんなに苦しんでいるのですから。はやく診てあげてください。」とちょっと違う口調で言ってくれました。

看護師さんは、「もう次、すぐですから…」とかいったのでしょう。それを聞いて、その方は、「もう次ですって。もういいから、はやく中に入って、ベッドに横になっていなさい。大丈夫だから、早く。」と、私にちょっと違う口調で言ってくれました。

私は、呼ばれもしないのに、まさか診察室に入るわけにもいかず、そのままいましたら、「大丈夫だから早く行きなさいって」ちょっと違う口調で・・・

それでやっと呼ばれて、その方の横を通りながら、「ありがとうございます」ってお礼を言ったら、「よく頑張りましたね」と、ちょっと違う口調で言ってくれました。

そうして、ベットの上でのたうちまわっていたら、そこに現れた看護師さんが…知り合いの人だったんですねえ…はじめてそこの病院に行って、そこでその知り合いの人に会うなんて、なんという偶然でしょう!

でも、そんな感動なんて、この地獄のような痛さの前には吹き飛んでしまいました。

それで、結果は…胆石だったようです。

点滴を打ってもらって、ハアハア言いながら…

エコーもハアハア言いながら、息をすってって言われたって、すえるもんじゃないし…レントゲンで息を止めてって言われたって、止められるもんじゃないし…

なんか、すごいことになってきました。

診断結果が出るまでは、痛み止めみたいのを入れられないみたいで、やっと痛みを止めてくれて…落ち着いてきて…いつのまにか寝てました。

名前を呼ばれて目が覚めて・・・「あ・・・寝てました?」なんてバカなことを聞いて…痛みはほとんどなくなっていて…

寝てしまった恥ずかしさが襲ってきて…

それで治療が終わって帰ってきたわけです。帰ってきたのは夜中の2時ごろでしょうか。

そうそう、9000円お金がかかって、お金の持ち合わせがなくて、3000円だけ払ってきました。お金を払った後、その怖そうな方に、「いろいろありがとうございました。」とお礼を言ったら一言、「お金は後できちんと払いに来なさいよ。」とちょっと違った口調で言われました。