唐茄子はカボチャ

映画と音楽と・・・

大魔神

2009年12月16日 | 映画 た行
大魔神 [DVD]

角川エンタテインメント

このアイテムの詳細を見る


大魔神・・・
子どものころに観て…あの建物にいる人たちをぎょっとにらむシーンが怖くて…
逃げても逃げても、隠れようとしても、ゆっくりと大きな足音と振動が近づいてきて・・・大魔神の視線を逃れようとしても、ぎょっとにらまれて…そうなったら蛇ににらまれた蛙です。動くことができません。そんな迫ってくる恐怖を子どものころに感じました。

すごくリアルで…

いまみても、すごいです。

あのぎょろっとにらむ感じがすごいです。
何ですごいのかと思っていたら、本物の目だったんですね。
バットマンみたいに、目の周りに色を塗って、お面の緑色となじませてあるので全然違和感がない。目が生きているんです。(だから本物の目だって)

建物をお壊しになるシーンもすごい質感です。セットの作りが丁寧なんだと思います。

それで、空の黒と赤がまたその怖さを増幅させます。

もし、大魔神をリメイクするとしたら、CGは絶対使わないでほしいですね。
等身大の大魔神のロボットもいいかもしれないけれど、やっぱりあの生きた目ですよ。人の目でなければダメですね。

まあ、この時代にだれがつくっても、こんな迫力は出せないかもしれません。

大魔神が出てくるまでの話は、もうどうでもよくなっちゃいます。
大魔神の登場ですべて吹き飛んでしまいます。