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新しいバットマンのシリーズ、あまり面白くなくていつも退屈で途中で寝ちゃってたので、あまり借りる気なかったんですけど、ブルーレイの映像を見てみたかったので、借りてみました。
最初は予想通りのちょっと退屈モードでしたが、途中からだんだん面白くなって、最後のいくつかのそうの夢で同時進行するストーリーは見ていて楽しかったです。
いちばん面白かったのは1層目の車がぐるぐるまわるところで2層目のホテルがグルグルまわってそこで格闘するシーン。しかも、あれ、実際のセットで撮影したんですね。あれを映像化しちゃえるってすごいです。
あと、パリの街がぽんとはじけるところの花火っぽいのが、爆発の迫力というより、お祭りの祝砲みたいで面白かったです。
ストーリーも、最後はジーンとくる、いいお話でした。コマが少しぶれだして現実なんだと思わせて、最後のコマが倒れるところまでみせない引っ張り方がまた、この映画にふさわしい終わりのような気がしました。あれだけぶれだしたら、もう倒れるのは当たり前だと思わせといて、最後まで見せないんだから。いやらしい終わり方。現実の世界が大事だというメッセージとともに、その現実と思ってるのは本当に現実なの?という含みを残します。
撮影のこだわりがすごい。最初にCGありきでなく、実写にこだわって、そこを補うCGという感じはとても好感が持てます。役者さんと課美術さんとか、カメラもそうだろうしみんながプロ意識でこだわってがんばったんだろうなと。そんなことを感じました。