小林さんが素敵ですね。小さい感じで、でも意志がある感じで・・・しかも優しい。いいですね。
何事も無く淡々とした毎日ですけど、その毎日がとても大切な日々になっている気がします。時間の流れを気にして生きている自分にとっては、そういったゆったりした時間がとても貴重なものに見えます。でも、この大切な時間は、長い時間をかけてしか手にすることができないのではないでしょうか。
ちょこっとした連休の中で、いくらゆっくりしようといったって、そうゆっくりできるもんではない。後何日ある・・・ああ、あと3日、ああ・・・後2日しかない。あと1日・・・明日は出勤か・・・・なんて、先の事があるからダメですね。仕事に戻りたいと思うぐらいいっぱい休んでみたい。
あの3人には、そういった、先を自分で決められる時間的余裕があったからこういった物語ができたわけですが・・・・時間的余裕をつくったのは、自分自身であったわけだから、そういう決断をできたことがすごいことなのだろうと・・・・まあ、勝手に思っているわけです。
そして、3人になってしまったら、そこから、元に戻ってしまうのはとても寂しいことなんでしょうね。
おにぎりにフィンランドのものをつかおうとした時はちょっとうざかったんじゃないかな?でも、それを実践による検証で結果を出すところがえらい。優しさですね。勝手な解釈ですが・・・・
なぜメインがおにぎりなのかを語る場面は、そのかたりのところでなく、それを聞いたはいりさんが 泣いてしまうところに涙が出ました。そういえば、はじめての食事の時にご飯をためて泣いたシーンも、涙が出てきました。2回とも何にも語られてないけど、そこにあったなにかを勝手に感じ取って、こっちも涙してしまうのですねえ・・・
もたいさんも冷たい人かと思いきや、語り口がやさしくていいキャラでした。
3にんとも、どうしてここに?というのは語られていませんね。でも、それは必要ないのです。そこに3人がいることが大事なのでしょう。なんのこっちゃ。
外国の人は、日本映画的外国人だと思いました。
食堂、広いと思ったけど、結構タテに細長くて・・・・客がはいったら案外狭い場所だったんですね。そこがねらいか?