天気がいいので紅葉見物がてら一関市博物館で開催されている棟方志功展に行ってきました。平日なんでけっこう空いていてゆっくりと鑑賞することができました。志功の作品を鑑賞するのは初めてではないのですが、力強く生命の躍動感が感じられる作品群でとても感動しました。
一関に「いつくし園」という旅館があって、志功はそこのご主人と交流があり多くの作品や手紙が残されているとのことで、それらが博物館に寄託されたことを契機として青森の志功記念館等からも作品を借りて展示しているとのことでした。
多くの作品は、写真撮影可となっており、私的な利用であればSNSやブログOKとのことでした。家で改めて見返すと本物を見た時の感動が蘇ってきます。
そういえば、子供の頃棟方志功のドラマを渥美清と十朱幸代で放送していたのを思い出しました。グルグルメガネをかけて板に顔をこすりつけるようにして彫刻刀を使うのが印象的でした。「わだばゴッホになる!」「すごいぞ青年」なんてセリフがあったような。
ん!志功の民藝運動の先輩が河井寛次郎だったなー。あのドラマが機会となって、寛次郎の陶芸作品がとても好きになって、京都の河井寛次郎記念館に行ったり足立美術館に作品を見に行ったなー。また行きたいなー(^_^;)