「ちょどして」は、広く東北地方で使われる言葉で、(おとなしくしている)という意味です。
「なんたらはやはやずわらすだな。いってでちょどしてねんだもの」
(ずいぶん落ち着きのない子供だね。ぜんぜん静かにしていないもの)
「なんだで。そいずちょしてわがねじゃ。ちょどしてろ」
(こらー、それをいじってはだめだよ。静かにしていなさい)
語源は、判然としませんが、
「鎮とする」(しずめる、おさえる、おちつける)
が近いような気がします。その辺からできた言葉かもしれません。
「はやはやずーわらし」だの「ちょどしてねーがぎ」とかは、今だと何とか障害なんて名前を付けられそうですね。
初めてお訪ねします。
ちょっと質問があります。僕ら大阪人は日常生活で老若男女みんな大阪弁ですが、東北の方々は日常東北弁を話されてるんですか?
大谷くんでも朗希くんでもきれいな共通語で東北弁は出ません。大谷くんは地元では東北弁を話すのかな、って思って。
使うのも、叱られるかでしょうか?
こちらでは、ちょっとが嵌るようです。
ちょっとはおとなしゅうせえ。
少し、静かにしなさい。
日本各地には、独特の言葉使いがあります。
松本清張・砂の器にも、地元で生まれても標準語での会話が多いですね。
地方の言葉訛り、温かみがやさしいです。