時、うつろいやすく

日常のたわいもない話…
だったのが、最近は写真一色になりつつある。

喜びの法則

2007-05-08 17:39:12 | 人生
子供の頃は嬉しいことがあると心の底から喜んでいた。
ありったけの喜びを余すことなく、バラ色のように発散していた。
最近ではなかなかそういう状態にはなれない。
昔と比較して喜びの質が変わったとか数が減ったという訳ではないようだ。
自分で意図的に喜びを制御しているようなのだ。
嬉しいことが起きても心の隅のどこかに冷めた自分を置くことにしている、
といった方が的確かもしれない。
なぜか…
経験上、無防備にMAXで大喜びした後には必ずといっていいくらいに、
それをひっくり返すようなしっぺ返しが待ち受けているからだ。
ボクシングでいうところのカウンターパンチが待ち受けているってわけだ。
たとえば仕事でも遊びでも、おぉ!やったぜ!というような嬉しいことが起きて
調子こいて大喜びしていると、かならずやその後にひどいどんでん返しが待ち受
けている。
まさに計算されたように喜びの後にはひどい仕打ちが用意されているのだ。
これは私特有の法則なのか人生一般にみられる法則なのかはわからない。
まあ、ともかく喜びの制御はカウンターパンチには効果的である。
カウンターパンチの発生率も減るし、たとえカウンターパンチを食らっても
心の被害を最小限で抑えてくれる。
ただ、制御はほどほどのサジ加減とすること。
喜びという人生至福の時を減らしてしまってはもともこもない。
コメント (4)
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