撮り散らかし鉄の記憶

撮り散らかした鉄道写真の中から記憶に残るシーンを

琴電 栗林公園(2018.12.22) 1070形特別運転 回送

2018年12月25日 23時20分08秒 | 琴電、伊予鉄、とさでん交通
12/22に、琴電琴平線 栗林公園駅で1070形特別運転の送り込み回送を撮りました。
所用で四国に行く用事があり、折角ならということで、12/22の1070形特別運転、12/23のレトロ電車特別運転を絡めて出掛けました。
天気が崩れてしまい、記録としてはイマイチでしたが、2日間いろいろと撮りましたので紹介していきたいと思います。

琴電1070形は、旧京急600形(2代目)で1984~87年に琴電初の冷房車として登場しました。
さらに、旧京急600形(2代目)は2扉クロスシート車で、京急初のカルダン駆動車として1956~58年に700形(初代)として登場しています。
1966年には600形(2代目)に改番され、一部先頭車の中間車化、冷房化されて長らく優等列車を中心に活躍していました。
後継の2000形の登場により1984~86年に京急では引退し、2両編成×3編成が琴電に譲渡されています。

京急時代は湘南形の2枚窓の前面でしたが、琴電入りに当たり貫通路が設置されて、大幅にスタイルが変わりました。
2011年には1編成が引退しましたが、2編成が朝ラッシュ時を中心に運用されています。
2017年に還暦特別運転が行われましたが、2018年も引き続き4回特別運転が行われています。
この内、5月、12月の2回は1070形だけで4両編成で運転されています。

1枚目は、栗林公園駅に差し掛かる1072に回送です。
1070形は、現在、琴電の定期運用される編成では唯一、行先表示板が利用されています。



2枚目は後追いで、栗林公園駅を出発する1073です。



ちなみに、この駅で撮っていたのは自分1人でした。
ゆっくりと撮ることができて良かったのですが、天気が悪かったためか、ノンビリしていたためかどうだったんでしょうか。