撮り散らかし鉄の記憶

撮り散らかした鉄道写真の中から記憶に残るシーンを

京阪 八幡市(2013.2.3) 旧塗装2605F+新塗装2623F 普通 淀屋橋行き

2022年02月20日 17時22分59秒 | 京阪
9年前に、京阪 八幡市駅で旧塗装と新塗装が混結された2600系0番台を撮りました。
1枚目は後追いですが、橋本駅に向かう旧塗装2605の普通 淀屋橋行きです。
2605は1959年製の2011の旧車体の流用で、1978年に2605として竣工しています。
前半に2600系に改造された車両なので、車掌台側(向かって左側)の窓は原形の二段窓のままです。



2枚目は順番が逆ですが、八幡市駅に停車する新塗装2823です。
2823も1959年製の2010の旧車体の流用で、1982年に2823として竣工しています。
後半に2600系に改造された車両なので、車掌台側の窓はHゴム支持1枚固定窓に変更されています。



2600系0番台は、1959~66年に登場したスパーカー2000系の車体、台車、一部の機器を流用し、制御装置を複電圧仕様の回生ブレーキ付きに換装し、冷房化など改造が行われて1978~82年に登場しています。
車籍は受け継がれていませんが、実質的に2000系のリニューアル車両になります。
基本編成は2、3、4両編成ですが、組み合わせにより4~8両編成までのいろいろな編成を組むことが可能なようになっていました。
2001年~以降は徐々に引退が進んでいますが、2008年~は新塗装化も開始され、2013年には2600系の残存車両の新塗装化が完了しています。
過渡期には今回の写真のような新旧塗装の混結編成も見ることができました。
旧塗装の2605Fは新塗装化されずに2013年4月、新塗装の2623Fは2015年に引退しています。

【お詫び】
本文に誤りが有りましたので、修正いたしました。