撮り散らかし鉄の記憶

撮り散らかした鉄道写真の中から記憶に残るシーンを

三岐鉄道 保々車両区(2025.1.19) 旧JR東海 211系 SS2編成

2025年01月25日 19時07分49秒 | 四日市あすなろう鉄道、三岐鉄道、養老鉄道、伊賀鉄道
1/19に三岐鉄道 保々車両区で昨年3月にJR東海から三岐鉄道に譲渡された211系5600番台を撮りました。
1枚目は、保々車両区の工場建屋内で改装中と思われる旧JR東海 211系SS2編成のクモハ211-5608です。
前面の湘南色の帯は撤去されて白一色になっています。
前照灯はLEDに変更されているようで、右側の窓の下は何か工事が行われている模様です。



2枚目はの左側はクモハ211-5608、右側はモハ210-5056と思われます。
側面の湘南色の帯も撤去されて無塗装のステンレス車体の状態です。



以下の記事は過去に書いたブログの再掲になります。
211系は1985年の国鉄時代に登場した直流近郊形電車で、国鉄の分割、民営化後はJR東日本、JR東海、JR西日本でも増備されました。
1988年~以降にJR東海で登場した5000番台は4両編成 、3両編成で共に電動車が2両連結されていて、JR東日本の編成に比べて電動車比率の高い編成でした。
また、座席はオールロングシートで当初はトイレが設置されていませんでしたが、1989年からはクハ210形にトイレを設置した5300番台も登場しています。
さらに、屋根の一部が切下げられて狭小建築限界トンネル対策パンタグラフを装備した5600番台、2両編成で1M方式の6000番台などもバリエーションも増えていきました。

長らくJR東海の主力として活躍しましたが、315系の登場により2022年から引退が始まっており、2025年度までに全車引退が予定されています。
静岡車両区所属の211系5600番代のうち、昨年3/20未明にSS2、SS3編成が自走で富田駅に回送され、3/22未明にSS7、SS8、SS11編成の合計5編成は自走で回送されました。
その後、SS2編成のみは3/22未明に車両基地がある保々駅に回送されて構内に留置されていました。
3月に譲渡されてから何回か見に行っていましたが、一向に改装工事が始まっていませんでした。
しかし、久しぶりにこの日に行ってみたら工場建屋内で改装工事が始まっていたるようでした。