1/11に三岐鉄道三岐線 丹生川駅に隣接する貨物鉄道博物館に展示されている旧名鉄の無蓋車ト1形、ト220形、旧蒲原鉄道の有蓋車ワ11形、 旧国鉄の有蓋車ワ1形、旧西濃鉄道の有蓋緩急車ワフ21000形を撮りました。
1枚目は、旧名鉄の無蓋車ト1形 ト15です。
2枚目は、旧名鉄の無蓋車ト200形 ト246です。
3枚目は、旧蒲原鉄道の有蓋車ワ11形 ワ11です。
4枚目は、旧国鉄の有蓋車ワ1形 ワ5490です。
5枚目は、旧西濃鉄道の有蓋緩急車ワフ21000形 ワフ21120です。
ト1形は、1904(明治37)年〜1912(大正元)年に瀬戸電気鉄道(現在の名鉄 瀬戸線)に登場した木造の2軸無蓋車です。
1939(昭和14)年に名鉄が瀬戸電気鉄道を合併したことで、名鉄瀬戸線に所属していました。
ト15は1966(昭和41)年に揖斐、谷汲線に転属して保線用の砕石輸送に使用されてた後、2005年に引退して三岐鉄道に譲渡されて貨物鉄道博物館に貸与、展示されています。
ト220形は、1913(大正2)年~1917(大正6)年に愛知電気鉄道(現在の名鉄 常滑線、名古屋線の一部など)に登場した木造の2軸無蓋車で、1922(大正11)年~1924(大正13)年にかけて2軸有蓋車から無蓋車に改造された車両も組み込まれています。
ト246は1959(昭和34)年に廃車されたものの控車に転用され、鳴海工場で運用されていました。
鳴海工場の閉鎖後、1997(平成9)年に舞木検査場へ転籍し、2003年に三岐鉄道に譲渡されて貨物鉄道博物館に貸与、展示されています。
当初は控車としての状態のまま展示されていましたが、2006年に現役当時の姿に修復されています。
ワ11形は、1930(昭和5)年に蒲原鉄道に登場した木造の2軸有蓋車です。
ワ11はふるさと鉄道保存協会から寄贈されているそうです。
ワ1形は、1905(明治38)年~1907(明治40)年に鉄道国有法に基づいて国有化された有蓋車、1943(昭和18)年~1944(昭和19)年に戦時買収により買収された有蓋車、6~8ton 積みの有蓋車を10ton 積みに増トン改造したワ50000形、ワ57000形が1928(昭和3)年に改番した車両などから構成されており、形態差は多岐にわたっていたそうです。
ワ5490は1906(明治39)年に北越鉄道(現在のJR信越線の一部)に登場した8ton積みの有蓋車で、国有化されて国鉄車両となっています。
後に近江鉄道に譲渡されてワ80形ワ92となりましたが、2003年に貨物鉄道博物館に収蔵されています。
2008年に国鉄時代のワ5490の仕様に復元されています。
ワフ21000形は、1933(昭和8)年~1939(昭和14)年に当時の鉄道省に登場した初の鋼製の有蓋緩急車です。
ワフ21120は1977(昭和52)年に西濃鉄道に譲渡され、2002年に引退して同社から貨物鉄道博物館に寄贈されています。
1枚目は、旧名鉄の無蓋車ト1形 ト15です。
2枚目は、旧名鉄の無蓋車ト200形 ト246です。
3枚目は、旧蒲原鉄道の有蓋車ワ11形 ワ11です。
4枚目は、旧国鉄の有蓋車ワ1形 ワ5490です。
5枚目は、旧西濃鉄道の有蓋緩急車ワフ21000形 ワフ21120です。
ト1形は、1904(明治37)年〜1912(大正元)年に瀬戸電気鉄道(現在の名鉄 瀬戸線)に登場した木造の2軸無蓋車です。
1939(昭和14)年に名鉄が瀬戸電気鉄道を合併したことで、名鉄瀬戸線に所属していました。
ト15は1966(昭和41)年に揖斐、谷汲線に転属して保線用の砕石輸送に使用されてた後、2005年に引退して三岐鉄道に譲渡されて貨物鉄道博物館に貸与、展示されています。
ト220形は、1913(大正2)年~1917(大正6)年に愛知電気鉄道(現在の名鉄 常滑線、名古屋線の一部など)に登場した木造の2軸無蓋車で、1922(大正11)年~1924(大正13)年にかけて2軸有蓋車から無蓋車に改造された車両も組み込まれています。
ト246は1959(昭和34)年に廃車されたものの控車に転用され、鳴海工場で運用されていました。
鳴海工場の閉鎖後、1997(平成9)年に舞木検査場へ転籍し、2003年に三岐鉄道に譲渡されて貨物鉄道博物館に貸与、展示されています。
当初は控車としての状態のまま展示されていましたが、2006年に現役当時の姿に修復されています。
ワ11形は、1930(昭和5)年に蒲原鉄道に登場した木造の2軸有蓋車です。
ワ11はふるさと鉄道保存協会から寄贈されているそうです。
ワ1形は、1905(明治38)年~1907(明治40)年に鉄道国有法に基づいて国有化された有蓋車、1943(昭和18)年~1944(昭和19)年に戦時買収により買収された有蓋車、6~8ton 積みの有蓋車を10ton 積みに増トン改造したワ50000形、ワ57000形が1928(昭和3)年に改番した車両などから構成されており、形態差は多岐にわたっていたそうです。
ワ5490は1906(明治39)年に北越鉄道(現在のJR信越線の一部)に登場した8ton積みの有蓋車で、国有化されて国鉄車両となっています。
後に近江鉄道に譲渡されてワ80形ワ92となりましたが、2003年に貨物鉄道博物館に収蔵されています。
2008年に国鉄時代のワ5490の仕様に復元されています。
ワフ21000形は、1933(昭和8)年~1939(昭和14)年に当時の鉄道省に登場した初の鋼製の有蓋緩急車です。
ワフ21120は1977(昭和52)年に西濃鉄道に譲渡され、2002年に引退して同社から貨物鉄道博物館に寄贈されています。