おやじの日常生活

古希もこえてしもて、年取ることに、抗いきれなくなってきてる・・・
そんなおやじ、いやジジイを取り巻く日常。

ジジイ・バテバテ! 大荒れの武奈ヶ岳 / 細川尾根から  2019-4-23

2019年04月28日 | 里山散歩・山登り
 
仕事場の勤務シフトの変更で、今日も明日もお休み。
天気予報は、今日は晴、明日は雨模様
というわけで、以前から予定していた”武奈ヶ岳~釣瓶岳間の踏破”を実行することにした。
 
予定ルート;
細川休憩所~細川尾根~武奈ヶ岳~釣瓶岳~イクワタ峠~栃生~細川休憩所
 
 
ほんとは、朝6時過ぎには家を出る予定やったけど・・・
いつものように・・・・1時間ほど遅れてしまいました。
 
名神、湖西道路を順調に飛ばし・・・・
予定通り?細川休憩所を見逃し・・・・・
細川休憩所到着は、9時少し前
 
準備を済ませ出発します。
 
少し戻って、R367脇のここから登山口へ向かいます。
 
民家の間を抜けるとほどなく、ベンチが現れます。
このベンチの先すぐに怪しげな内容の道標があり、そこから登山道が始まります。(左へ入る)
注)登山とは全く関係のない道標のようです・・・・・?
 
最近の山登りの定番、倒木が軽~くあったりします。
これくらいは、全然大したことやおません
 
倒木を何度か通り抜けたら・・・・・
急登が始まります。
 
いや~
なかなかきつ~い登りです。
 
植林帯の中、踏み跡は思ったよりははっきりしているようですが・・・・・・
とにかく、急な斜面が続きます。
 
 
やがて、植生が変わり自然林?となってもなお、急な斜面のほぼ直登です。
道標などは、もちろん皆無です。
赤ペンキやテープが頼りです。
 
時折踏み跡も薄くなり、ルートミスする危険もあります。
一休みするようなところもなく、止めどなく急な斜面が続きます。
それもほぼ直登なので、ジジイ結構なローペースです。
 
 
急登が始まって、1時間近く
初めてのショルダー部
ホッと一息、
小さな岩のところで小休止です。
 
”細川尾根”
急登が続くとは聞いていたのですが、予想外のきつさです。
中休みのない、ほとんどが急な斜面の登りっぱなしです。
 
 
 
 
緩く見えるけど、バリバリの急登が・・・・・
 
ここも、平坦な場所やあらへん
この眉間のしわが、「いつまで続くねん」と言うてますやん
 
何回も言いますけど、急登です。
 
武奈ヶ岳山頂方面は、ガスに覆われて全く何も見えません。
眺望は期待できそうにありませんが・・・・・
 
 
少し風が出てきて、小雨が・・・・・・
木蔭で、早めにレインジャケット+ザックカバー装~着 
 
 
 
 
へ~ろへろになりながら・・・
ジジイ、ようやく北陵尾根ルートへ到達です。
 
 
どなたかの慰霊碑のところが細川尾根分岐ですが、標識等はありません。
 
 
 
ガスで眺望ゼロ 
おまけに風も強い
 
山頂まではあっという間ですが・・・・・・
どんどん風が強くなってきます。
雨は上がってるのですが、吹き飛ばされそうな強風です。
体感温度もどんどん下がって行く感じです。
ほんの少し前まで、汗だくだったのが信じられないような・・・・・・・・
 
数人のハイカーさん達が西南稜から登ってこられますが、山頂へ着くや否や、皆さんアウターを羽織られます。
 
 
ガスが目の前を飛んでいく感じです。 
岩陰に退避して、強風を避けます。
 
 
N爺にラインするも、臨場感全くなしで、久々ビデオ画像を送付・・・・
 
 
 
昼時なんですが、とてもやないけど火器(コンロ等)を使えるような状況ではないので、コンビニおにぎりで、軽くランチを済ませます。
当然やけど、ランチタイム写真ありません
 
 
ちょっとはマシになるかも?なんて思い、しばらく様子見しますが、回復の兆しもなく、山頂を後にして、釣瓶岳へ向かうことにします。
 
吹き飛ばされそうな風に注意して、下山開始です。
細川尾根分岐を過ぎる辺りで、風の影響も少なくなり、、遠くの景色は見えないものの、ええ感じの尾根下りとなります。
 
 
 
 
 
登山道にもところどころ雪が残ってます。
 
雪を踏み抜かないように 、雪の縁をまわりながら・・・・・
これから行く釣瓶岳です。
 
ほどなく、細川越 です。
 
 道標がバラバラになって落ちていますが、一応それぞれの方向を向くように置かれています。
広谷や八淵の方も是非とも歩いてみたいと思います。
 
多少は、天候が回復してきたのか、琵琶湖は望めないものの、少し展望が聞くようになってきました。
振り返れば、武奈ヶ岳が見えています。
 
 
釣瓶岳まで、ひと登り
 
釣瓶岳から続く、きれいな尾根です。
ここも一度歩きたいふんいきです。
”ながお”というらしいけど、ちゃんとしたルート(踏み跡)は、無いようですが、結構歩かれてるみたいです。
 
釣瓶岳到着しました。
ここからは、以前一度チャリで蛇谷まで走破したことがあり、
これで、霊仙山から、蛇谷ヶ峰まで、比良縦走路が繋がったことになります。
後は、琵琶湖側縦走路は、リトル比良を残すだけとなりました。
 
写真撮影の後、山頂を後にします。
 
リトル比良方面 
 
 
 釈迦岳方面
 
 
 ええ感じの尾根歩きです。
 蛇谷ヶ峰です。
肉眼では、隣の反射板が見えているのですが・・・・・・・
 
イクワタ峠 
 
さて、ここからは、栃生へ向かいます。
このルートもまた、以前栃生からチャリを押したり担いだりで、持って上がってきた。
結構疲れた覚えがあるが、細川尾根をチャリかついでと言われたら、ハッキリとNO.と言える。
 
下りだしは、ええ感じの尾根下りとなります。
 
ゆったりまったりと早春のお山を歩きます。
風はあるものの、気温も高めで・・・・
(とうに、レインジャケットなどなどは脱ぎ捨てていたが・・・・)
 
こんな感じのええところも
そこかしこで、コブシ?の花が咲いています。
 できれば、ここで小休止と思ったけど、風がまともにあたるので・・・・・・
 
少し下った風の当たらないところで、
ノンアル休憩としました。
 
 
武奈ヶ岳山頂では、散々だったんですが、ようやくほっと一息というところです。
コンロを使うのはすでに邪魔くさくなっていたので、コーヒーでも飲みたいところだったのですが・・・・・
「ノンアル+どら焼き」の決してBESTとは言えない組み合わせです。
 
少しゆっくりした後、出発します。
 中斜度の尾根をゆったりと下り、しばらくすると
ササ峠出合です。
 
ササ峠方面へは、登山道が崩落していて、通行禁止となっています。
 
 
 ここからは、良く整備された山腹の登山道です。
しばらくはゆったり下りです。
 
 左側に、さっき強風が吹き荒れていた、武奈ヶ岳が見えます。
天候は、かなり回復してるように思います。
 
 
 
 さて、この尾根もまた去年の台風の影響で倒木が多数発生していたところです。
昨年の秋にはこのルート歩きたかったのですが、
細川尾根とともに、結構な被害が出ているということもあって、回避していました。
 
倒木の嵐で、迂回路を作っていただいている所です。
あれ以来、かなりのハイカーさんが歩かれていて、踏み跡もしっかりしているし、写真のようなピンクリボンもしっかりつけられているので、ジジイのような初心者ハイカーでも間違えることはありません。
 
 
常連の方々がボランティアでルートを作っていただいたとのこと、
ホンマに感謝しかありません。
「ありがとうございます。」
 
 
コメカイ道出合(分岐)
 
 コメカイ道もまた、通行止めです。
 
 最後に九十九折の急斜面を下ると、栃生の集落に降りてきます。
 
国道(鯖街道)に降りてきました。 
 
しばらくは、舗装路歩きです。
舗装道路って、ホンマに歩いやすいわ 
 
 
 
 
トボトボと20分ほど歩くと、細川休憩所です。
 
 
あ~ぁ、疲れた
けど、ホンマに楽しい山歩きでした。
 
靴ひもを解いて、サンダルに履き替え、一息
 
 隣の鯖寿司やのおやじに、駐車位置で、ほんの少しご迷惑おかけしたので、お土産に鯖寿司を2本買って、細川を離れました。
 
帰路、雄琴あたりで渋滞するかと思ったのですが、大したこともなく、娘夫婦宅へ鯖寿司1本持って立ち寄り、
ついでに可愛いお孫ちゃんの”泣き顔”を見て、帰宅しました。
 
 

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4 コメント

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Unknown (山賊総業)
2019-04-29 11:15:09
駐車場つきで宴会のできそうな細川休憩所なるものができているのですね。
昔は細川に入るには、堅田からでていた1日2本の江若バスしかなく、しかも細川着は酒屋の閉まった夜の8時半ごろ。三条京阪からの京都バスだと梅の木に朝の9時に着きますが、そこから細川まではトボトボ歩いていました。
細川尾根の両側にある八幡谷や貫井の左俣には何度か登りましたが、細川尾根は谷を詰め切った遭難碑がある最後のところしか知りません。両側の谷と同様、かなり急でしょうね。
年齢と体力の劣化をわきまえ(笑)、遭難碑の当事者にならないよう気を付けて登ってくださいませ。それからこの季節は、念のためツエルトを持ったほうがいいですよ。強風下でも被ってコンロをつければ中は天国です。外の地獄とは格段の差はあります。
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Unknown (登山好人)
2019-04-29 17:10:17
細川尾根は数年前の残雪期に登ったわ。
急登のしんどさより踏み抜き地獄に疲れたって感じでした
山頂は結構大荒れだったんや・・・
そやけど無事に未走破の区間が繋がって良かったね~
この時期にまだ少しだけど雪が残ってたのはビックリです。
来週はまたピンポイントに雨にように祈りましょう(笑
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Unknown (ryo)
2019-04-30 13:44:24
好人さん、お疲れ様!

細川尾根、行かれてたんやね。
残雪期やったら、ほんま大変だったでしょうね〜⁉︎

おかげさんで、蛇谷まで、繋がりました。
(半分は、チャリやから、微妙やけどね!)
比良や湖西の方もまだまだ、行きたいところもあるので、まぁ、身体の動くうちに出来るだけ頑張ります(笑)

来週、今のところギリで大丈夫みたいやけど、お互い普段の行いが・・・・・・
返信する
Unknown (ryo)
2019-04-30 14:02:48
山賊総業さん、こんにちは!

山頂は、ほんまにすごい風でした。
もちろん予想外だったんですが、この時期の武奈ヶ岳は、こんなもんなんでしょう。

山頂では、何人かのハイカーさん達と遭遇しましたが、中にはタイツは履いているものの、半ズボンの軽装のランナーさんも居ました。
まぁ、幸い少し下ると、風もおさまってくるし、同時に気温も上がって、汗ばむほどだったので、事故にはつながらなかったとおもいます。
ちなみに、ツェルト、持ってません。

細川休憩所、何時頃出来たんでしょう⁈
昔は、山登りするにも今とはくらべられないほどの苦労があったんでしょうね〜⁈
今は何もかもが便利になって、私のような素人でも、携帯のGPS片手に簡単に山へ入れてしまいます。
単独が、ほとんどなんで、慎重にといつもおもってますが・・・・・・
ほんまに気を付けないとと思います。
有難うございます。
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