正月休みが明け、案の定の残業祭りが開幕しました。
ふと気付くと日付が…という毎日。
「身体をこわさないように」なんてアリガタキ気休めの御言葉を頂戴するのですが、
「そんじゃ御言葉に甘えて、仕事しませ~ん」とはいかない訳で(^^;
…結局やらにゃいかんがな。
そんなこんなで早起きすることあたわず。
昨日昼、のろのろと太宰府に出かけてみました。
天満宮へ続く、参詣の人波。
そして境内に点在するインスタレーションを熱心にながめる人々。
(天満宮宝物殿で「フィンランド・テキスタイルアート 季節がおりなす光と影」開催中。)
九博も大混雑だろうなあ、とびくびくしながら目指した
特別展「ボストン美術館 日本美術の至宝」でしたが、
展示替えが予定されていないせいか、
辛抱強く並んでいればすべて最前列で見ることができるくらいの人出でした。
まあ、あの…短気なので、博物館の方御推奨の
「背中の谷間からのぞく」という道をとらせていただきましたが(^^;
一番混んでいたのは、「平治物語絵巻 三条殿夜討巻」の所。
絵巻を写真で見るのとでは、迫力がまったく違う!
吹き上げる炎。馬蹄の響き。その混乱の下の牛車。
ケガレを忌むべき場所で起きた戦、その衝撃が伝わってきました。
一方、お隣の「吉備大臣入唐絵巻」はクダラナイ超能力が盛りだくさん!
ごっしーが作らせたまひしコレクションの一つとか…。(さもありなむ。)
曽我蕭白さんの「雲龍図」も大迫力でした。
筆遣いや影の付け方は、現代のイラストにも通じるように感じられ…。
それぞれの作品や作り手が、
離れた"点"でなく、どこかでつながった"線"、
現在に続く"面"となって見えてきた瞬間でした。
さてさて。
今回の特別展で驚いたのは、
いずれも保存状態がよく、また作品の質が粒揃いだということです。
これらの品々が、外国の方によって価値を見出され、
大切に伝えられてきたというのが…悔しいような寂しいような、
でもだからこそ今ここに残っているのだろうなという気もして。
(文化交流展示室のトピック展示「江戸の粋、印籠」も外国の方のコレクション。)
改めて考えました。
時代の流れで、やむなく失われてしまったものがたくさんあるんだよなあ、と。
いやそもそも、失われたこと(かつて存在していたこと)すら
知られていないものが大多数。
ほとんどはあっという間に忘れ去られ、消え去ってきたんだよなあ…。
私が愛する、たくさんのモノガタリ。
小説だったり、歌だったり、もしくは誰かの存在そのものだったり…、
それらはいつまでこのセカイにとどまっているんだろう?
…そう思った結果。
今この時のきらめきを忘れずにいよう、目に焼き付けておこう、と。
いろいろ雑誌やら何やら…買っちゃいましたよね。ええ。
(最終的にはヲタ活動の言い訳につながったか… ^^;)
ふと気付くと日付が…という毎日。
「身体をこわさないように」なんてアリガタキ気休めの御言葉を頂戴するのですが、
「そんじゃ御言葉に甘えて、仕事しませ~ん」とはいかない訳で(^^;
…結局やらにゃいかんがな。
そんなこんなで早起きすることあたわず。
昨日昼、のろのろと太宰府に出かけてみました。
天満宮へ続く、参詣の人波。
そして境内に点在するインスタレーションを熱心にながめる人々。
(天満宮宝物殿で「フィンランド・テキスタイルアート 季節がおりなす光と影」開催中。)
九博も大混雑だろうなあ、とびくびくしながら目指した
特別展「ボストン美術館 日本美術の至宝」でしたが、
展示替えが予定されていないせいか、
辛抱強く並んでいればすべて最前列で見ることができるくらいの人出でした。
まあ、あの…短気なので、博物館の方御推奨の
「背中の谷間からのぞく」という道をとらせていただきましたが(^^;
一番混んでいたのは、「平治物語絵巻 三条殿夜討巻」の所。
絵巻を写真で見るのとでは、迫力がまったく違う!
吹き上げる炎。馬蹄の響き。その混乱の下の牛車。
ケガレを忌むべき場所で起きた戦、その衝撃が伝わってきました。
一方、お隣の「吉備大臣入唐絵巻」はクダラナイ超能力が盛りだくさん!
ごっしーが作らせたまひしコレクションの一つとか…。(さもありなむ。)
曽我蕭白さんの「雲龍図」も大迫力でした。
筆遣いや影の付け方は、現代のイラストにも通じるように感じられ…。
それぞれの作品や作り手が、
離れた"点"でなく、どこかでつながった"線"、
現在に続く"面"となって見えてきた瞬間でした。
さてさて。
今回の特別展で驚いたのは、
いずれも保存状態がよく、また作品の質が粒揃いだということです。
これらの品々が、外国の方によって価値を見出され、
大切に伝えられてきたというのが…悔しいような寂しいような、
でもだからこそ今ここに残っているのだろうなという気もして。
(文化交流展示室のトピック展示「江戸の粋、印籠」も外国の方のコレクション。)
改めて考えました。
時代の流れで、やむなく失われてしまったものがたくさんあるんだよなあ、と。
いやそもそも、失われたこと(かつて存在していたこと)すら
知られていないものが大多数。
ほとんどはあっという間に忘れ去られ、消え去ってきたんだよなあ…。
私が愛する、たくさんのモノガタリ。
小説だったり、歌だったり、もしくは誰かの存在そのものだったり…、
それらはいつまでこのセカイにとどまっているんだろう?
…そう思った結果。
今この時のきらめきを忘れずにいよう、目に焼き付けておこう、と。
いろいろ雑誌やら何やら…買っちゃいましたよね。ええ。
(最終的にはヲタ活動の言い訳につながったか… ^^;)