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韓国ドラマ「鮫(サメ)」、再び復讐に燃えるキム・ナムギル、あらすじと感想!

2014-06-12 | 「キム・ナムギル」ドラマ・映画・情報記事


なぜかトラウマを抱えて生きる陰のある役柄に惹かれてしまうと語るナムギルssi。
「善徳女王」のピダムや「赤と黒」のゴヌクなどたしかに陰のあるキャラクター
ですが、でもそんな「悪い男」を演じる時のクールな眼差しとまた陰はあっても
愛する女性だけには熱い視線を送る彼の情熱的な演技が素敵すぎて、もう~
クラクラします~(笑) 本作のナムギルssiも素敵ですね!

高校生のイス(子役はヨン・ジュンソク、キム・ナムギル)は父親が運転手を
務めるカヤホテルの一人娘ヘウ(子役キョン・スジン、ソン・イェジン)と
出会い、二人はお互いに惹かれるようになります。
そんななか、イスの父親が謎の死を遂げ、真相を追うイスも事故に巻き込まれて
消息を絶ちます。

12年後検事になったヘウ(ソン・イェジン)は幼なじみのジュニョン
(ハ・ソクジン)と結婚式を挙げますが、その日、顔も名前も変えたイス
(キム・ナムギル)に出会うのです。
ジャイアントホテル社長キム・ジュンとして実父の復讐のため日本から韓国に
帰国したイス(キム・ナムギル)ですが、彼の正体に誰も気づかぬまま、謎の
殺人事件が次々と起こります。

ヘウ(ソン・イェジン)は自分が作ったサメのペンダントを持っていた
キム・ジュンを見つけ、彼が失踪したイス(キム・ナムギル)だと確信し、
彼が生きていたことを知ります。

そして彼の復讐を止めようとするヘウ(ソン・イェジン)は、
「お願いだからやめてハン・イス。ここでやめないともとに戻れなくなる。」
「私が正当な方法で解決するから・・・」と言うヘウにイスは
「この社会は地位とお金のあるものが正当ではないことをする。すべてそうだ」
「わかるわ。あなたがどうしてこんな選択をしたのか・・・」
「知ってるなんて簡単に言わないでくれ」
「俺はだれの言葉も聞かない。はじまりも終わりもすべて自分で決める。」
「俺を止めるには地獄の果てまで行くことになる。」 ヘウは
「キム・ジュンではなく、ハン・イスにもう一度会えるなら地獄までも行けるわ。」
「それにもうすでにあなたも私も地獄の入り口まで来ている」とヘウは復讐に走る
イスを絶対に救いたいと強く願うのです。

またイスもお金と権力をカサに悪事を働いても追及されない世の中が絶対に
許せないのでしょう!
必死に訴えるヘウと悲しげにヘウを見つめるイスのすれ違う心と愛がつらいですね!

また自ら計画した復讐によって一番大切な妹を危険に合わせてしまうイスの心情が
悲しく描かれ、悪役チョ・サングクによって妹が拉致された時、彼女の靴を
抱きしめる姿は妹に対する強い愛情が痛烈に伝わってくる名シーンです。








そして本作ではナムギルssiのほかにヘウだけを見つめてきた切ない愛を演じる
ハ・ソクジンさんの無償の愛が涙を誘います。
抑え気味の演技でしたがソフトで穏やかな笑顔は女性にとって心和む男性像です!
なかなか味のあるハ・ソクジンssiでした。

そしてもう一人、ヘウの右腕としてサポートするスヒョン役のイ・スヒョク君。
実は別の顔もあり、本当はイスの弟分だったのです。
イスの妹イヒョンだけにはツンデレ王子に変わっていきますが、後半実の父親の
過去が明らかになりイスと対立する部分もでてきますが、彼ってミステリアスな
雰囲気がありますよねぇ!? 色白のミルキボーイですが・・・イケメン?! 

そして本作の悪役もクセのあるキャラクターで圧倒的な存在感を放つ、
カヤホテルの創始者チョ・サングク、ヘウの父親チョ・ウィソン
(キム・ギュチョル)の悪事が最後まで続き貫録ある演技に脱帽です。
特にヘウの父親役のキム・ギュチョルさんの演技はいつもながら見ごたえある
悪役で毎回優れた力量に感心するばかりです。
でも時々、ほかのドラマでキム・ギュチョルさんが善人の役をすることが
ありますが、いつ悪役に変身してしまうのかドキドキしちゃいますよね~(笑)
悪役のイメージが強くて! (笑)

また本作のドラマ「サメ」は韓国の暗い歴史を背景にした、居昌(コチャン)
良民虐殺事件、済州(チェジュ)4・3事件、南営洞(ナムヨンドン)拷問技術者など
単なる復讐劇では終わらない歴史的な要素が加わっています。

後半、悪役のカヤホテルの創始者チョ・サングクやイスの父親の過去が明らかに
なります。特に自分の父親が昔残虐な拷問技術者だったことが分かり、一番信じて
いた父親の過去を知り、ショックと動揺を隠せないイスです。
復讐を実行するイスが自分の父親の過去を知ってから感じた絶望感を見て、
これからイスの復讐はどうなるのでしょう??
そう感じるほど私も驚きました!!   あの優しいお父さんが・・・・・

ではキム・ナムギルssiのシーンに戻りまして、私の一番のお勧めシーンは
13話で、イスがナイフで刺され、その傷口をヘウが手当てしてあげる時、
イスがヘウに急にキスをします。
二人はお互いに正体を知っていてこれからラブラブになるのかなぁ~??と
思いましたが、ヘウはイスの行動に対して部屋を出ていこうとします。
イスは寂しそうに「ヘウ」と優しく呼びかけますが、この時のキム・ナムギルssi
の切なそうな眼差しに胸がキュンキュン!!と高鳴り
愛する人を優しく見つめる一人の男に戻った瞬間の彼をじっくりと見てください!
この時のナムギルssiは最高です! これよ! このナムギルssiが見たかったぁ!

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最終話、チェ・ビョンギの本屋から手帳とチョ・サングクの会話が録音された
レコーダーが見つかり、チョ・サングクは逮捕されます。  やっと!?

イスとヘウはどうしても今日言いたいことがあると言って、二人は待ち合わせの
場所に向かいますが、イスは背後から男に銃で撃たれ意識不明の状態に・・・

実は妹のイヒョンが急に病気になり身内の肝移植しか助かる方法がないので
生きなければいけないイスなのに・・・

そしてイスが手術室に入り、1時のまま止まっていた時計が動き出します・・・
そこには涙を流すヘウが・・・

黒い洋服を着たヘウはサメのネックレスを一人で海に放します・・・
「これからは楽に息ができるわね。イス。」と・・・

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本作のキム・ナムギルssiは兵役ぎりぎりで撮影した「赤と黒」のドラマ以上に
深みのある演技だったと思います。
「赤と黒」のときは焦りのある鋭い眼差しを感じましたが、本作の方が余裕の
ある悪い男を演じていたと思います。
私はストーリーは別として本作「サメ」の善と悪を持つナムギルssiの方が
好きですね!

最後に、ヒロインを演じた韓国では指折りのトップ女優ソン・イェジンさん
(1982年生まれ)がずっと~超ミニスカートで演じていたのがちょっと
気になりました!
私は逆に大人のファッションが見たかったです! (笑)


★ キム・ナムギルssi






コメント (4)
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