風の生まれる場所

海藍のような言ノ葉の世界

空や雲や海や星や月や風との語らいを
言葉へ置き換えていけたら・・・

障害に無知で鈍感な国

2008年01月09日 20時43分58秒 | エッセイ、随筆、小説


勤務中ではなかったとはいえ、
交通事故後に夜間も週末も関係なく
数名もの会社役員から私的な連絡を受ければ、
誰だって心に傷を負うだろう。
心身穏やかに
休める状態ではないのだから、
脳は常に緊張状態だ。
そこに上半身から頭にかけての激痛が伴う。
それを見ていたはずなのに
見なかったことにして
私に無理難題をおしつけ、
他人の不祥事の責任まで
取り扱ってきたのは
この私だ。
気に食わないのなら
顔や実名を出して
真っ向から勝負しろ。
それが出来るというならば受けて立とう。


そのような事実がありながら
会社側は最後の悪あがきか
いろんな部署、
私とは面識も関係もない部署が
次々茶々を入れ、
子供のように駄々をこね、
問題解決をめちゃくちゃに踏みにじっていく。
そんな時間があるなら
危機管理を勉強しろと言いたい。
体に不具合を抱えた者が放り出されたとき、
どのような道を辿るのかは
私が何度も説明してきたし、
その都度、真剣に話を聞こうとはしなかったのは
今でも残念で悔いが残る。
障害者認定を目前にしている者へ
まだムチを打ち続ける。
人間とは誠に恐ろしいものだ。
不安に苛まれた者は
それを払拭すると思えばこそ何でも行うようだ。
この国を包む不安は根が深い。
障害者と認定を受けても
障害者の位置ではいられない。
私は何も楽をしたいというのではなく、
自分たちが関与してきた現実の結果を
そろそろ認める姿勢を見せられないものかと
歯がゆい気持ちを噛みしめている。


まして私には娘がいるし、
仕事と家事を両立させるだけでも
男の何倍も労働しているといえる。
そこにきて会社役員の飲んだくれにつき合う筋合いはないし、
酔っ払いからかかってくる真夜中の電話は
一瞬にして周囲をお化け屋敷に変身させる。


気持ちが悪いのだ。
常識もなく節操もない。

日本では病気になると
本当にお払い箱になるらしい。
廃人にするまで
叩き込んで人間の再起を
ことごとく踏みつけていく。


そんなとき私は思うのだ。
自分の家族がそのような地位にいなくて良かった。
一部上場会社だからといって
内情は社会的信用が約束されているとは
限らないことを。


障害者だから、
被害者だからといって
声高く主張したり過度の理解を求めなくても、
ひっそりと自然体で
生きられる環境で生きていこう。


希。




地球の浄化

2008年01月09日 14時26分54秒 | エッセイ、随筆、小説


厚い雲に覆われた空、
雲間から光が次々と降ってくる。
今だ。
外へ出よう。
自然のリズム、
歩む道や方向、
信号が青にかわる。
いざ、幕開けだ。
新たなる世界へ向けた航海が
たった今、はじまろうとしている。


地球の浄化が着々と進んでいく。
温暖化に警鐘を鳴らし、
組織や個人の不詳を明るみにしても
変化出来る意識を持つ人たちには
もはやそれは必要などないのだ。


それは感じられるとでも
説明にあてればよいだろうか。
人間が定義した枠を超え、
継続を視野に入れていると
自ずと道はみえる。


川が空が人が光ってみえる。
カモメが頭上を飛び交い、
四葉のクローバーといくつか目が合う。
浄化、神聖な響き。