風の生まれる場所

海藍のような言ノ葉の世界

空や雲や海や星や月や風との語らいを
言葉へ置き換えていけたら・・・

教(ことわり)

2008年01月19日 17時04分18秒 | エッセイ、随筆、小説


地球温暖化に関する研究者と
魂や宇宙や輪廻について
熱く語った。


現在地球は膨張している状況で
それが進行するとどのようになるのだろう。
私の関心深い内容なので
研究者が持参した新潟復興酒を
ちびちびとやり、おでんを食べながら、
いろいろな質問や私の仮説を話した。


結局のところ話が落ち着いたのは、
バランスが大切だというものだった。
また人間の業の深さが必ず問題の根底にあること、
食物連鎖の事実は否定しないが
人間の都合で他種を絶滅させたり
環境が激変するような事態は
やっぱりあってはならない、と言う。


個人で行えば罪に問われるものでも
国家レベルだと英雄になる。
その最たるものが戦争であり
人間や地球のエネルギーの奪い合いが
業といわずして何と表現しよう。


いかにバランスを保つか。
教(ことわり)とは
宗教や人生の指針には欠かせないものらしいが
地球の誕生から私たちが存在し、
様々な生き物であった歴史や進化を経て
今に至ることを忘れてはならないとの話が
とても印象的だ。