風の生まれる場所

海藍のような言ノ葉の世界

空や雲や海や星や月や風との語らいを
言葉へ置き換えていけたら・・・

経営者の条件

2008年01月22日 12時08分30秒 | エッセイ、随筆、小説


まず健康であることは基本中の基本だ。
体力気力はその後の持久に
絶対的な影響を及ぼすし
愛嬌や手腕は経営の質に
密接に結びつく。


知人たちが経営する会社や店をながめていると
なめらかな動線の確保や
効率や店側の都合によって
客入りや定着の結果となって
その経営状況とイコールになるのだと
痛感させられる。
あからさまに媚びる必要はないが
明らかに店や会社の都合ばかりを
押し付ける時代ではないと
思うためだろうが
さりげなく社交の場を提供できる空間は
やっぱり必要なのだと私には思える。


またそうした場ほど
優雅に品よくたち振る舞える女性だからこそ
女性性が生かせる職場ではないか、とも。


私は体を壊したが
健康な人でも歳をとるとは
若いときとはまた違った意味で
やりがいや希望が必要となる。
誰しもが必要とされる中で生かされる環境こそ
私たち人間が死ぬまで希求する業のように
感じるのは私だけだろうか。


経営者の条件は金を生むだけではない。
人を育て、
いかに人を残すかが鍵となると
毎日のように耳にする。
それらは世の中に出回っている経営の参考書とは
相反する内容であったりもするが
そうしたものに踊らせることなく
しかも時代を瞬時に嗅ぎ取り
人々が求めているものを提供する。


経営者たちの話は生きた学問だ。




ねーさん

2008年01月22日 01時53分55秒 | エッセイ、随筆、小説


私よりもずいぶんと先輩の方々に
なぜかねーさんと呼ばれている。
着物を着ているからか?
今日は一芸に秀でろと
こんこんと言われた。
にもかかわらず、
意味もなく誉められ続けたので
気持ちのよい酒を飲んでほろ酔いだ。


今夜のテーマは文学についてだ。
おやじたちと私見を述べ合って
あーでもない、こーでもないと繰り返し
またしても一緒におでんをつまんで
子供のようにはしゃいだ。


私の頭やレベルでは
なかなかついていけないが
すごくためになる話が
次々飛び出すから
いつまでも聞いていたい心境にかられる。


さて、私は六本木でねーさんと
呼ばれ続けるのだろうか?
いい歳だというのに
みんなに可愛がってもらえることは
本当に有り難く、
すごく幸せなことだ。


六本木万歳!