印鑑の楽善堂 四代目店長 平澤 東のブログ

東京 八王子 印鑑文字工房 楽善堂の店長が印鑑や文字の魅力を語る

FAX機、受信時のサイズ違い

2014年10月18日 | 店舗経営 接客
印鑑 八王子 楽善堂
──── 八王子で印鑑を作り続けて110年 ────

こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。

先日、10年来ご注文をいただいていお得意様から、FAXでゴム印の発注がありました。
月末締めのため、納品伝票に押し型の控えを取ってあったので、受信したFAX用紙にあった見本のゴム印押し型と比べてみました。幸い同じ文字内容の押し型でした。受信したFAXの押し型のほうが、現物の押し型よりも1ミリ~2ミリ小さく着信していました。

受信したFAX用紙の押し型ゴム印をそのままメーカーに発注したら、2ミリ弱短いゴム印が仕上がるところでした。納品伝票にあった押し型をコピーして発注したので、原寸のまま作成することができました。

翌日、FAX機を納入してくれたサービスマンに電話して、FAX機を見に来てもらいました。結果、当店のFAX機に不具合があるのでなく、1ミリ~2ミリの誤差は止むを得ない、との答えでした。30ミリ以内くらいのゴム印ならほとんど原寸で着信しますが、60ミリから上の長い寸法だと、若干の違いがでます。常時でなく、正確なサイズで着信することもあります。送信側、受信側のFAX機の相性もあるのでしょうか。

FAXでご注文をいただいた時は、必要に応じてお客様に電話を入れて送信側でのFAX用紙にあるサンプルの長さを教えてもらうようにしています。




▲当店のFAX機です。コピー機、pdfファイルの読み込みなど、便利に使っています。



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