地下鉄サリン事件の殺人と殺人未遂の疑いで逮捕されたオウム真理教元信者、高橋克也容疑者(54)が、今月4日に川崎市の勤務先の建設会社社員寮から逃走した後、横浜や都内の個室ビデオ店を転々とし寝泊まりしていたとみられることが15日、警視庁築地署捜査本部への取材で分かった。
捜査本部によると、高橋容疑者は寮から逃走後「(横浜の)鶴見や(大田区)大森、蒲田の個室ビデオ店でシャワーを浴び、捜査に関するニュースをテレビで見ていた」と供述している。
逃走中、眼鏡を新調しており、偽名の「吉田新一」名義でつくった眼鏡店のポイントカードを所持していた。