ロンドン五輪第5日の卓球競技は女子シングルスの準々決勝を行い、五輪初出場の石川佳純(全農)が、シンガポール代表の王越古(ワン・ユエグ)を4-1で破り、準決勝に進出、メダル獲得に王手をかけた。日本卓球勢がシングルスで4強入りするのは男女を通じて初の快挙。
石川は立ち上がりを攻められ、第1ゲームを8-11で先取されたものの、第2、第3、第4、第5ゲームを11-5、11-4、11-8、11-4と連取。一気に勝負を決めた。
ロンドン五輪第5日の卓球競技は女子シングルスの準々決勝を行い、五輪初出場の石川佳純(全農)が、シンガポール代表の王越古(ワン・ユエグ)を4-1で破り、準決勝に進出、メダル獲得に王手をかけた。日本卓球勢がシングルスで4強入りするのは男女を通じて初の快挙。
石川は立ち上がりを攻められ、第1ゲームを8-11で先取されたものの、第2、第3、第4、第5ゲームを11-5、11-4、11-8、11-4と連取。一気に勝負を決めた。
30日夜に柔道、体操男子団体決勝などを放送したNHK総合のロンドン五輪中継の平均視聴率が午前0時25分~同4時30分という真夜中の4時間に、11・0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)の高視聴率を記録したことが31日、分かった。
順位が変わるなど、ひと騒動あった体操男子団体決勝では、日本の最終種目のあん馬でエースの内村航平(23)の競技終了後に、得点が発表され、日本が4位とされた午前2時57分に12・6%を記録した。その後、内村の降り技について約10分にも及ぶ協議が行われ、判定が覆され、日本の銀メダルが確定した午前3時13分には10・4%になった。
また、女子57キロ級の松本薫(24)が金メダル、男子73キロ級で中矢力(23)が銀メダルを獲得した30日夜の柔道中継では、関東地区で22・0%を記録した(関西地区は19・3%、名古屋地区23・6%)。
瞬間最高は中矢の準決勝終了時の午後11時28分で、29・4%を記録した(関西地区は23・1%、名古屋地区は30・1%)。松本の金メダル獲得が決まった瞬間は28・7%(関西地区は23・1%、名古屋地区は27・7%)だった。
古くからある悪質商法の一つ、催眠商法。最近も被害が相次いでいるようだ。
国民生活センターは7月20日、ホームページ上で「SF商法『つられて買ってしまったけど』の巻」を公開した。72歳の女性が言葉巧みに高額商品を購入させられる事例を紹介し、注意を呼び掛けている。
催眠商法とは、冷静な判断ができない高揚した雰囲気の中で、高額な商品を売りつけるもの。狭い会場に人を集め、販売員が巧みな話術で場を盛り上げながら、「ハイ、ハイ」と手を上げさせることから「ハイハイ商法」と呼ばれたり、最初にこの商法を始めた団体の名から「SF商法」とも呼ばれる。
同センターは、2010年7月14日にもこの商法についての注意喚起を行ったが、2年越しの再掲載であることから、現在も被害が続いているとみられる。
販売される商品は布団類、健康器具、健康食品などで、金額は20~50万円くらいのものが多く、最近では数万円程度のものも増えているという。
被害に遭わないためには、「無料配布や販売会のチラシ、引換券を配っていても受け取らない」「販売員や近所の人に誘われても、絶対に会場へ行かない」「タダより高い物はないと心得る」ことが大切だとアドバイスしている。
また、空き店舗を利用した期間限定の店舗や臨時の販売会では、トラブルが発生した際には連絡が取れないことが多く、架空の連絡先だった場合は、被害の回復が困難になると解説している。
一方、茨城県は6月28日、この「催眠商法」の手口で高額な商品を売り付けたとして、ある訪問販売業者を、特定商取引法(販売目的等不明示など)に基づき、3か月間の業務停止を命じた。この業者は催眠商法によって、ネックレス、ブレスレット、首巻、腹巻きの4点セットを22万円で販売していたという。茨城県の消費生活センターには、2011年12~2012年4月までに計13件の苦情・相談が寄せられ、被害者の平均年齢は79.5歳だった。
国民生活センターは、契約をやめたい場合はクーリング・オフを、その期間が過ぎていたとしても契約に納得がいかないときは、あきらめずに自治体の消費生活センターに相談するよう呼び掛けている。
今年も北海道の「よいち福祉会」から赤井川メロンが送られてきました。
昨日が食べ頃でした
早速に切り分けて山盛りいっぱい食べ尽くしでした
しっかり完熟ですね
こんな山盛りですが・・・
あっと言う間に無くなります
甘くって、濃厚な味いゃあ、たまりません
男子団体総合決勝で、04年アテネ五輪以来の金メダルを目指した日本は、合計271・952点で2大会連続の銀メダルとなった。エース・内村航平(23)が予選から建て直し奮闘したものの、山室光史(23)が跳馬で足を痛めるアクシデントもあり、最大目標のV奪回はならず。しかも、最終演技のあん馬の内村の得点で審議の末、4位から2位となる“逆転”の銀メダルになった。
8チームによるロンドン五輪男子団体総合決勝は1種目目を終了し、予選5位で通過した日本はつり輪で45・699点をマークし、3位と好スタートを切った。トップバッターを務めたエースの内村航平、田中佑典、山室光史(以上コナミ)が15点台の高得点を並べ、同じ種目を演技して6位発進の北京五輪王者、中国を上回った。
2種目目は跳馬。日本は山室が着地に失敗し14・033。合計45・974と得点を伸ばせず、この時点で3位。跳馬で48・316をマークした中国が首位。
3種目目は平行棒。3人とも15点台を出し46.282。合計137・955で2位に浮上。中国が139・965で首位。
4種目目は鉄棒。田中佑典が16・000、内村も15・733の高得点を出し46・899で合計184.854としたが、中国も187.031と得点を伸ばし2・177差となった。
5種目目の床では、田中和仁にミスが出て13・733と得点も伸びず。3人合計44.733、合計229・587とした。だが、中国は合計232・164。差は2・577に広がった。
最終種目。日本の前に中国があん馬の演技。無難にまとめ合計275.977とした。日本は、負傷の山室に代わって田中和仁が出場も、途中で落下し13・433。加藤は14・766。
最後の内村は、着地でバランスを崩してしまい13.466に終わり、合計271.252で4位に転落。中国が連覇、2位は英国、3位はウクライナだった。
その後、内村の降り技の認定について日本が抗議。協議の末、内村の得点が14・166に修正され、合計271.952となったため、英国を抜いて2位に浮上。“逆転”で銀メダルとなった。地元英国は271・711点で1912年ストックホルム五輪以来となる100年ぶりの銅メダルを手にした。
競泳で日本勢が3つの銅メダルを相次いで獲得した。
まず、女子100メートル背泳ぎ決勝で寺川綾(ミズノ)が58秒83の日本新記録で銅メダルを獲得。日本の競泳女子で史上最年長のメダリストとなった寺川は、「目指していた1番ではないですが、うれしいです。やっと目標だった58秒台がでたので良かったです」と涙をにじませた。
その直後に行われた男子100メートル背泳ぎでは、入江陵介(イトマン東進)が後半で追い上げ、52秒97で3位に入った。
入江は試合後、「綾さんが直前で(メダルを)取られて、背泳ぎは日本が強いんだというところを(自分も)示せた」と胸を張った。
さらに圧巻だったのは女子100メートル平泳ぎ。1分6秒32で銅メダルを獲得したのは鈴木聡美(山梨学院大)だ。50メートルは6位で折り返したが、後半に驚異の追い上げを見せた。鈴木は「メダリストの仲間入りができて本当にうれしい」と喜びを爆発させた。
ロンドン五輪第4日、女子57キロ級を行い、世界ランク1位の松本薫(フォーリーフジャパン)が決勝で、カプリオリウ(ルーマニア)に反則勝ちし、金メダルを獲得した。
今大会を通じ、日本選手団の金メダル第1号。
同階級では56キロ級だった時代を含めて五輪初の「金」となり、初日から不振が続いていた柔道女子にも初のメダルをもたらした。
初の五輪出場となった松本だが、得意の足技と寝技を使い、初戦から相手を圧倒。
2010年世界選手権と今年のマスターズ大会を制した実力を初の大舞台でも証明し、男女ともに「金」がないという“お家芸”の危機を救った。
8チームによる男子団体総合決勝は全6種目を終了し、予選5位で通過した日本は271・952で銀メダルを獲得した。
終了直後、いったんは4位とされたが、内村航平(コナミ)のあん馬の演技で、C難度が競技後の審議で認められ、2位に浮上した。
北京五輪王者・中国が275・997で連覇。地元英国が日本とわずか0・241差の271・711で銅メダルとなった。
夜中の3時に目が覚めて・・・丁度、テレビで日本は4位だと!
それが銀にって?びっくりでした!!
今回は審議だとか協議だとか多いねぇ!
早川漣選手(24)は生まれ育った韓国から来日して2009年に帰化し、姉の浪さん(27)と五輪を目指してきた。
けがの影響で出場権を逃した浪さんは、東京の自宅でインターネット中継を観戦し、「漣から勇気をもらった。早く復帰して次のリオ五輪は一緒にメダルを取りたい」と話した。
姉妹は、幼少期に両親が離婚し、祖母に引き取られて育った。浪さんは10歳の時にアーチェリーを始め、1日12時間以上の猛練習に耐えて韓国のジュニア代表まで駆け上がった。姉に続いて、漣さんも小学3年生の頃から始め、2人で励まし合って弓を引いた。
浪さんは04年、日本に移り住んでいた母の姫さん(54)の勧めで来日し、日体大で競技を始めた。一方、韓国では、漣さんがアーチェリーの成績不振で実業団を辞めさせられ、競技生活をあきらめた。浪さんは、「言葉も通じないし、友達もいない。行きたくない」という妹を説得し、07年に日本に呼び寄せた。「姉妹で五輪」を目標に、漣さんは競技を再開した。
08年の北京五輪は、浪さんが日本代表を射止め、個人6位、団体8位の成績を残した。ロンドン五輪では、今度は漣さんが代表入りし、浪さんは右肩の激痛から集中力を失い、代表漏れ。「私の分も頑張って」。浪さんは「NAMI」と刺しゅうされた愛用の弓入れを妹に託した。
ロンドン入りした妹から試合前、「助けて。10点に全然当たらないよ」と切迫したメールが届いた。浪さんは「落ち着いてやれば、大丈夫だよ」と励ました。
試合後、妹は話した。「今があるのは姉のおかげです。次こそは一緒がいいですね」(児島圭一)
永田町で「8月解散」がささやかれはじめた。野田佳彦首相が推進する消費税増税を柱とする「社会保障と税の一体改革」関連法案は来月上旬にも成立する見込みだが、「国民の生活が第一」の小沢一郎代表をはじめ、自民党の谷垣禎一総裁までが、内閣不信任案を提出しかねない情勢なのだ。
いま衆院選があればどうなるのか。政治評論家の小林吉弥氏による政党別獲得議席予測では、大阪市の橋下徹市長率いる「大阪維新の会(維新)」が110議席を獲得して大躍進し、民主党は2ケタまで落ち込むという。
選挙情勢分析では定評がある小林氏による議席予測は別表の通り。(1)野田首相のもとで解散する(2)維新がほぼ全小選挙区に候補者を擁立する(3)維新と小沢新党、渡辺喜美代表率いる「みんなの党」は選挙協力せずに単独で戦う-を条件として分析した。
まず、民主党は現有250議席から「小選挙区60、比例区39の99議席」とみる。151議席減という歴史的大惨敗だ。
「政権交代に期待した有権者には、民主党の統治能力不足やマニフェスト詐欺に怒り、あきれ、不信感を強めている。小沢氏らの大量離党も失望感に輪をかけた。3年前と比べ、基礎体力は2分の1から3分の1に落ちた。維新がそれなりの候補を立てれば、軒並み負ける可能性がある」
「民主党に選挙を仕切れる人材もいない。小沢氏が幹事長を退いてから、一部地方選挙を除いて全戦全敗。参院議員の輿石東幹事長に衆院選の陣頭指揮はとても無理だ。離党議員の選挙区に刺客すら立てられない。『反増税』と『脱原発』の争点は極めて痛い」
与党陣営で見ると、民主党と、自見庄三郎金融担当相率いる国民新党、田中康夫代表率いる新党日本、新党大地・真民主、与党系無所属を合わせて101議席で、過半数に140議席も足りない。
一方、谷垣総裁率いる自民党は「小選挙区144、比例区48の192議席」と予測した。73議席増だが、単独過半数には49議席足りない。
「比較第1党にはなるが、単独で政権奪還する力はない。民主党が勝手にコケているのに、政党支持率がまったく上がってこない。谷垣総裁はリーダーとしての力量と合わせ、『政権奪還して何を目指すか』も示せておらず、党内が一枚岩となる機運も見られない」
次期衆院選で「台風の目」となりそうな「大阪維新の会」は、「小選挙区65、比例区45の110議席」。一気に比較第2党に大躍進する。
「既成政党への失望感が、突破力のありそうな橋下氏への期待感につながっている。都市部で強く、大阪19選挙区のうち9選挙区、兵庫12選挙区のうち6選挙区、埼玉15選挙区のうち8選挙区、神奈川18選挙区のうち5選挙区の『有力』がそれを証明している」
「当然、『それなりの候補者を立てる』という前提があるが、世論調査で『維新の国政進出を期待する』が6割以上というのは脅威。週刊誌が報じた、橋下氏の女性スキャンダルも現状では大した影響はない。問題は、政策目標の『維新八策』をどこまで肉付けできるか。他党も有権者もそこを突いてくる」
小沢氏率いる「国民の生活が第一」は、「小選挙区6、比例区10の16議席」。現有議席から21議席も減らす。
「小選挙区の当確は、小沢氏を含めて3人だけ。最悪の場合は、1ケタの可能性もある。小沢氏の年齢(70歳)や陸山会裁判、和子夫人の手紙などの影響があり、自由党時代の勢いはない。伸びしろがあるとすれば、(1)維新との連携(2)有力候補者の確保いかんとなる」
柔道五輪金メダリストである谷亮子参院議員が、衆院にくら替え出馬するぐらいでは、とても形勢逆転は難しそうだ。
渡辺氏率いる「みんなの党」は、「小選挙区5、比例区7の12議席」。現有議席から7議席増だが、一時の勢いはなく、小林氏は「特に比例区で貧乏くじを引く。維新に相当取られ、小沢新党にも持っていかれる」と語る。
この選挙結果ならば、政権の枠組みはどうなりそうか。
小林氏は「この数字なら、選挙後に民主党は間違いなく割れる。割れた民主党の大きな固まりが、自民党に付くか、維新に付くかで政権の主導権は決まりそう。公明党がカギを握る可能性も十分ある」という。
ただ、今回の予測は不確定要素が多いという。第3極が結集した場合、この予測結果は大きく異なると見ている。
小林氏は「維新と小沢新党、みんなの党などが選挙協力し、既成政党と対立する連合体として選挙戦を戦った場合、比較第1勢力となる可能性がある。小沢新党は50議席台に乗せる可能性もある。第3極結集は、今国会の会期末が大きく左右しそうだ。既成政党がなあなあで国会運営をした場合、有権者は不信感を募らせ、第3極への期待感が一気に高まることになる」と語る。
果たして、有権者はどんな選択をするのか。
■小林吉弥(こばやし・きちや) 1941年、東京都生まれ。早稲田大学卒業。週刊誌や月刊誌記者を経て独立、68年から政治評論家に。永田町取材歴40余年を通じ、抜群の確度を誇る政局分析や選挙分析で定評。田中角栄人物研究の第一人者。最新刊は「田中角栄流『生き抜くための智恵』全伝授」(KKロングセラーズ)
水盤の熱帯魚以外にも。。。
こんな飾りが置かれています。
ペンギンが
氷の塊と戯れております
涼しげでしょう
あれもこれもっと~少々ゴテゴテし過ぎって言う批判の声も?
あったかもしれません
準々決勝の旗判定はなぜ覆ったのか。国際ルールによると、試合では主審と副審2人の3人の審判に対し、競技を中断するなどの競技全般について権限を持つジュリー(審判委員)がいる。微妙な判定では、このジュリーに競技中断などの権限が与えられており、ビデオを参考にすることもできる。
この試合では延長戦で主審が海老沼の技を「有効」と判断したが、ジュリーの指摘で取り消された場面があった。国際柔道連盟のバルコス審判理事は、「あの海老沼の技は有効に近かった。
そのため、3人のジュリーが3人とも海老沼の勝ちだと判断し、判定をくつがえすよう審判に伝えた。審判はミスをするものだ」と説明した。
ロス五輪金メダリストの山下泰裕氏は「普通は旗判定がくつがえることはないが、今回は明らかな審判のミスだった。ジュリーが国際連盟会長に相談して判断したようだ」と語った。
別の記事・・・
◇ロンドン五輪柔道
海老沼の準々決勝を裁いたミナカワ主審について、南米で柔道を指導するある日本人コーチは「あの人は、旗判定になると日本人に上げないことで有名」と明かした。
名前だけを見れば日系ブラジル人とも思えるが、南米では日本人嫌いで知られているそうで、判定に影響した可能性がある。
以前から国際試合では判定は日本が不利と言われているが、延長の導入で最近は旗判定自体が減っていた。
男子66キロ級の準々決勝で海老沼に負けた韓国のチョ準好(チョ・ジュンホ、チョは専の寸が日)が、敗者復活戦、3位決定戦を勝ち抜いて銅メダルを獲得。海老沼と一緒に表彰台に立った。
勝ちの旗判定を一度は受けた準々決勝では試合直後はなかなか畳から降りようとせず、「判定が覆るなんて、納得いかない」と怒りをあらわにした。時間が経つと穏やかな表情になり、気持ちを切り替えた。「判定をもっとクリアにしてほしいが、五輪での判定に文句を言うつもりはない」。潔く言った。
静岡県老施協主催 「静岡県高齢者福祉研究大会」開催
会場はグランシップ
3つのフロアを借りて開催しました
私は、会場のお手伝いをしてました
まずは講演スタート
ヴォイスセラピー実践研究家 上藤美紀代氏
演題「声をもつ力 ~相手を想う声遣い~」
さっそく会場がいっぱいで、席が溢れてしまいました
この時点ですでに800名の方が来場してくださいました
その後は、6つの各ブースに分かれて研究発表が開始
演題は全部で72題
夕方までビッシリと発表がありました
それぞれの施設での取り組みのその結果
そして結果を振り返り、今後をどうしていくのか
いろんな思いが詰め込まれていました
最終的には900人以上の方が参加したようです
なかなかの規模ですね~
実際の会場も、大勢の参加者で活気がありました
来年の研究大会も期待しています
前半開始早々は勢いよく攻め込んで決定機も作ったモロッコだったが、前半の終盤から運動量が落ち、試合終了間際に決勝点を献上した。
イスラム教の宗教行事である1カ月のラマダン(断食月)に入った選手を抱えるピム監督は、「言い訳にはできないが、難しいのは確かだ」と頭を抱えた。
ラマダンが始まったのは20日で、モロッコにも日中の飲食ができない選手がいる。午後5時キックオフの試合に先発して後半27分に退いたアムラバトについてピム監督は、「午前2時半から食事を取っておらず、交代せざるを得なかった」と説明した。
試合後の吉田の第一声は「腹減った」。そして同情気味に「でもモロッコの選手のラマダンに比べたらね」と続けた。
しかも日本、モロッコ両国とも26日の1次リーグ第1戦から中2日のハードスケジュール。徳永が「みんな疲れていた」と感じたように万全の食事をとっても難しい体調管理を、ピム監督は「肉体的に回復するのは厳しかった」と明かした。
「組織的なサッカーでいい大会を送っている日本を相手に、懸命に戦った私たちの選手を誇りに思う」とねぎらったピム監督は、「第3戦でスペインに勝たなければ決勝トーナメントへ進出できない状況は非常に厳しい。でも何が起きるかみてみよう」と努めて前を向いていた。
ロンドン五輪のサッカー男子1次リーグで、初戦でスペインを破ったD組の日本はモロッコを1―0で下し、2連勝で3大会ぶりの準々決勝進出を決めた。
日本は、FW永井謙佑の1トップ。初戦で決勝ゴールを挙げたものの、足を故障したFW大津祐樹も先発メンバーに名を連ねた。左足首捻挫のDF酒井宏樹に代わってDF酒井高徳が先発。
前半は防戦一方。酒井高は前半18分に、アバルフンのヘディングシュートをゴール前でブロック。そのこぼれ球に反応したアムラバトが左足でシュートするが、GK権田がクリアと、守備でも貢献した。
後半に入り、日本は攻めながらも得点できなかったが、後半39分、永井が清武が出した浮き球パスに走り込み、飛び出した相手GKの鼻先で右足を合わせるうまいループシュートでネットを揺らした。
その後、危ない場面もあったが、GK権田、吉田らDF陣がゴールを守り、1-0で逃げ切り勝ち。初戦のスペイン戦に続く連勝で勝ち点6とした日本は、8月1日の1次リーグ最終戦のホンジュラス戦を待たずに、シドニー五輪以来、3大会ぶりの準々決勝進出が決まった。