弁理士『三色眼鏡』の業務日誌     ~大海原編~

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【農水知財】産業構造審議会 知的財産分科会 第16回弁理士制度小委員会

2020年12月01日 08時09分26秒 | 農水知財
おはようございます!
12月!初日から快晴、な@湘南地方です。
幸先良い。

さて、今日は掲題の件
(タイトルが固い)。

議事要旨より
=====
農林水産知財に関する業務を弁理士業務として追加するという日本弁理士会からの提案について討議が行われ、顕在的なユーザーニーズが確認された海外出願支援業務及び相談業務を弁理士業務に追加する方向で検討することが了承された。
====
→「国内出願支援業務」については弁理士業務に追加する方向ではない、ということね。
 まあ、GI申請の件数も年間50件を切っている状況、品種登録も個人の出願は200件を切っている状況。
 パイとしては大きくはないんだよね。

 しかし、だ。
 大前提としてどちらも「知財」なことは確かなわけで。
 その出願手続をできない、という現状は“いびつ”という他はない。
 商標はできるけどGIはできない→じゃあ商標出しましょう、というアンバランスな提案を助長する状況はどうなの?
 (注:当職自身が相談を受けるときには、制度ごとの利害得失をご説明した上で適切な選択肢を提案する。んで、相談費用はチャージさせていただく。
    →ただこれも、結局ワンストップでできる方がユーザにはメリットが大きいと思うんだけどね…)

まあ色んなパワーバランスの産物であろうことは了解はしているけれど…うーん、
「相談業務」を標榜していただかなくても、もともと相談は受けているしなぁ。それが業務範囲外なわけでもないし。
まだ決着がついているわけではない、のかな、どうかな?
 


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