Medical DOC 2024.11.29記事 より引用
【初公開】佐野慈紀「糖尿病」で手足切断。「壊死した指」とはhttps://news.yahoo.co.jp/articles/9937a612bd5e00423814cd963568b7432b4d8766
糖尿病は広く知られた生活習慣病の1つですが、初期症状が無く気づいたときには合併症を引き起こしていることも少なくありません。
生活習慣だけでなく、遺伝や体質も関係するため健康診断での早期発見・治療が重要です。放置すると腕や足の切断、命に関わる可能性さえある病気ですが、その怖さをご存じでしょうか?
今回は糖尿病を発症し右腕の切断を経験された元プロ野球選手の佐野慈紀さんと糖尿病専門医の薗田憲司先生に、糖尿病の恐ろしさとその予防法について語っていただきまた。・・・
佐野さんの壊死(えし)した指
「糖尿病は恐ろしい」発覚時の心境と壮絶な闘病生活
薗田先生: 今はどのような生活、治療をされているのですか? 佐野さん: 人工透析がメインの治療で週3回の頻度で透析に通っています。腕も切断して長く入院していたので、体力回復のトレーニングとリハビリをしている生活です。
薗田先生: 佐野さんがブログの中で「闘病生活をする中でボディメイクをしたい」と綴っていて、率直にすごいなと関心していました。手足を切断してからもモチベーションを前向きに保つことができる方は少ないと思います。
佐野さん: 実は強がっているだけなんです。合併症で壊死した腕を切断し、包帯でぐるぐる巻きの姿を見た時に「やっぱり腕がないんだな」と思いましたが、同時に「戻れるのだったら戻りたいし、治るのだったら治したい。腕が無くなったことをどうして受け入れなければいけないのか」という思いも頭の中にありました。 薗田先生: 複雑な思いが頭の中にあったのですね。
佐野さん: 色々考えているうちに「ネガティブな要素を考えるくらいなら、もう強がっておこう」と思いました。腕が生えてくるなら生やしたいですが、無理ですし、もともと強がりな性格でもあるので気持ちが切り替わり今も強がっています。
薗田先生: 一番最初に糖尿病と診断されたきっかけについて教えてください。
佐野さん: 現役引退から5年後の2008年頃に咳が続くことがあり、そのうち治ると思っていましたが家族に勧められて病院に行くと肺炎で入院になりました。入院中の検査で血糖値がとても高くその時に糖尿病と診断されました。
佐野さん: 現役引退から5年後の2008年頃に咳が続くことがあり、そのうち治ると思っていましたが家族に勧められて病院に行くと肺炎で入院になりました。入院中の検査で血糖値がとても高くその時に糖尿病と診断されました。
薗田先生: 血糖値とHbA1cは大体どのくらいだったのですか? 佐野さん: 血糖値は350mg/dLでHbA1cは11%くらいでした。
薗田先生: 高いですね。糖尿病と言われた当時はどのようなお気持ちでしたか?
佐野さん: 血糖値を言われたときは「やっぱりそんなに数値が上がっていたんだ」と思いました。
薗田先生: やっぱりという感じだったのですね。もしかしたら糖尿病かもしれないと思われていたのですか?
佐野さん: 28歳で右肘の再建手術(トミー・ジョン手術)をした際に、血糖値が高いことを指摘されたので気をつけていました。肘の手術後、リハビリもしていたので血糖値は正常値に戻り、その後もプレーヤーとして野球をしていました。
薗田先生: 引退後はいかがでしたか?
佐野さん: 引退後はフリーランスで解説の仕事をしていたので、定期的な健診には全く行きませんでした。
薗田先生: 自営業の方は健診にいかない方が多くいらっしゃいますよね。
佐野さん: やはりそうなのですね。現役の時は自分で摂生することで血糖値を正常値に戻すことができると思っていました。
薗田先生: プロスポーツ選手はストイックなので自分でコントロールできる人も多いと思います。28歳の時は運動量も多く、体も引き締まっているにもかかわらず血糖値は高めだと指摘を受けたのですか?
佐野さん: 高いといっても血糖値は140mg/dLくらいでした。その頃、少し痩せようと思い食事療法と筋トレで体重を落としたところ、血糖値は正常に戻りました。実はもうその時に糖尿病になっていた可能性はあるのでしょうか?
薗田先生: 微妙なところです。血糖値が140mg/dLという状態が空腹時だったか、適当なタイミングだったかにより診断基準が異なります。
一般的な糖尿病の診断基準は①空腹時(食後10時間程度)の血糖値が126mg/dLを超えている。もしくは、適当なタイミングに測った血糖値が200を超えているか。加えて②HbA1c(過去3ヵ月の血糖値の平均値を表す値)が6.5%以上か。この2つを合わせて糖尿病の診断をすることが多いです。
佐野さんの場合は、空腹時の血糖値が140mg/dLだとしたら、すでに糖尿病を発症していたかもしれません。
佐野さん: 現役の時はシーズンオフに必ず健診をします。血糖値を指摘された後も現役生活が続いていましたが、それ以降、指摘されることは無かったので安心していました。
薗田先生: 初期症状は何かありましたか?
佐野さん: 特に無かったですね。
薗田先生: そうなのですね。一般的にも糖尿病は初期症状が全くないと言われています。尿が増える、喉が渇く、体重が減ってくるなどの症状が出ると言われていますが、これらの症状はかなり病状が進行してから現れます。
尿が増えたり、喉が渇いたりする症状はHbA1cが8%くらいで中等度の糖尿病の症状に多く、体重が減ってくるとHbA1cが12%くらいで重症の糖尿病の状態であることが多いですね。
佐野さん: どのようにして糖尿病が発覚することが多いのですか?
薗田先生: 一般的には健診で見つかる場合が多いと思います。
佐野さん: 確かに喉の渇きも強く、体重もどんどん落ちてきていましたが、摂生が効いているサインだと思っていました。今考えると悪化のサインだったのですね。
薗田先生: 実は、同じようなパターンの方は多く見られます。遺伝的にインスリンが出にくい方が、現役時代の体重増加で膵臓に負担がかかってしまっている場合があります。生涯に出るインスリンの量は体質や遺伝によって、ある程度決まっているという話もあります。
佐野さん: そうなのですか?
薗田先生: 知らない人も多いと思います。もしかしたら、現役時代に膵臓がすごく頑張っていたのかもしれません。おそらく3000~4000kcalくらいの食事を摂取していたのではないかと思いますが、引退後もそのような食習慣が残っていたのではないですか?
佐野さん: 確かにそれは否定できません。
薗田先生: ストイックな人ほど自分でどうにかしようとしてしまいますが、遺伝や体質の影響で糖尿病になってしまう場合もあります。発覚当時、糖尿病のイメージはいかがでしたか?
佐野さん: 言葉は知っていましたが、合併症で病状がひどくなる、放っておくと大変な病気になるということは、うっすら認識している程度でした。糖尿病はおじさんの病気というイメージでしたね。
薗田先生: おそらく、糖尿病の原因といえば食事や運動をあまりしていない人というイメージが強いと思いますが、意外とそうでもありません。ご両親で糖尿病の方はいらっしゃいますか?
佐野さん: 当時は全然わかっていませんでしたが、産みの母親が心臓の疾患と糖尿病を患っていました。父親は健在ですが、糖尿病ではないですね。
薗田先生: 実は、糖尿病は3種類に分けられます。
最も多いものは2型糖尿病で、自己免疫でインスリンが出なくなってしまう1型糖尿病があります。1型と2型以外に肝臓や膵臓が元々弱かったり、がんで糖尿病を発症したりする方もいます。
佐野さん: なぜ2型糖尿病が最も多いのですか?
薗田先生: 日本人の糖尿病患者の90%以上が2型糖尿病です。実は最近、生活習慣よりも年齢と遺伝の方が影響しているかもしれないという話もあります。
佐野さんも、もう少し自分の体質や家族歴を知っていたら糖尿病を予防できたかもしれません。 佐野さん: もちろん僕自身もそう思います。
薗田先生: HbA1cが11%程度と言われてからの通院や治療、生活習慣はどうでしたか?
佐野さん: まず投薬治療から始まり、血糖値が下げ止まりになった頃にインスリン治療が始まりました。食生活も一般の人よりは食べていたと思いますが、体重を落とすことと無駄な夜食は控えて、飲酒もほとんどしないようにしていました。
薗田先生: 糖尿病患者としてやるべきことは完全に正解です。糖尿病の治療には欠かせない内容だと思います。
インタビュアー:
佐野慈紀 さん 1968年愛媛県松山市出身。愛媛県立松山商業高等学校に進学し、1986年 第68回全国高等学校野球選手大会出場・準優勝。
近畿大学工学部に進学し硬式野球部(広島六大学野球連盟加盟チーム)にて、エースとしてリーグ10連覇に貢献。最優秀投手 4回受賞。
1990年ドラフト3位で近鉄バファローズ入団、その後、中日ドラゴンズ、ロサンゼルス・ドジャース(MLB)、オリックス・ブルーウェーブなどにも所属。
引退後は野球解説者、評論家やタレントとして活躍する傍ら、子どもの野球教室などにも携わる。また、自身が糖尿病であることを公表し、健康管理の大切さを広める活動をSNSや講演を通じて行っている。
監修医師:
薗田憲司 先生 日本医科大学卒業後、東京臨海病院初期研修、東京都済生会中央病院勤務を経て、2023年そのだ内科 糖尿病・甲状腺クリニック渋谷駅道玄坂院を開院。
高校時代、糖尿病になり苦しんでいる父親を救いたいという思いから糖尿病専門医を志す。
外来診療で伝えきれないダイエットや血糖値改善のための食事や運動の方法を親しみやすい医師「血糖おじさん」としてYouTubeやInstagram、書籍、メディアを通じて広く情報発信している。日本内科学会内科認定医。日本糖尿病学会糖尿病専門医。
(関連情報)


超一流の医学研究者である渡邊昌先生のロングセラーの秀逸な本の内容を紹介します。
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/f85cfa932acdeab805da09571da6f910
・糖尿病は薬なしで治せる-1 はじめに
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/ad6647c72d88efe29b0481d6b0ce77a0
・糖尿病は薬なしで治せる-2 糖尿病とはどんな病気か? 古代から世界での記述
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/ccf0fdb2c952f151b95a418a4eec3a24
・糖尿病は薬なしで治せる-3 死の病(糖尿病)をストップさせたインスリン
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/7349b4c431852bfd0a7b43385d066415
・糖尿病は薬なしで治せる-4 二種類の糖尿病
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/b1fc6de41b522e545a15e208ac5a3327
・糖尿病は薬なしで治せる-5 糖尿病発症を予防する時代
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/dfbb7b702c69618cf05d1f9a3d33a1c1
・糖尿病は薬なしで治せる-6 血糖値が上がる仕組み
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/71cb134059ec804cc03e16d9a16db670
・糖尿病は薬なしで治せる7 糖尿病薬の作用と副作用
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/cbd73492156ed4c1ba59173df35b51d0
・わが糖尿病体験記 食事編・運動編に続く
2024年のノーベル物理学賞は人工知能(AI)の基盤技術を開発したジェフリー・ヒントン氏と
ジョン・ホップフィールド氏が受賞する=ロイター
人工知能(AI)技術の基盤となった甘利俊一・東京大学名誉教授による1972年の論文は、眠り続けて王子のキスで目覚めた「眠り姫」に相当する――。
甘利氏がノーベル賞を受賞できなかった背景を、東京大学の大学院生の東出紀之氏と友清雄太氏らが論文の引用された状況などを分析した。
12月10日、ノーベル賞の授賞式がストックホルムで開かれる。物理学賞は米プリンストン大学のジョン・ホップフィールド名誉教授とカナダ・トロント大学のジェフリー・ヒントン名誉教授の2氏が受賞する。
2024年のノーベル物理学賞の受賞が決まったホップフィールド・米プリンストン大学名誉教授
多数の神経細胞がつながった脳をモデルにしたニューラルネットワークをもとに機械学習を実現した業績が対象で、ホップフィールド氏は1982年にその基礎となる「連想記憶モデル」を発表、ヒントン氏はこれを発展させて手法を確立し、世界的なAIブームを巻き起こした。
ホップフィールド氏に先立ち、甘利氏がニューラルネットワークの学習機能を高める手法を発表した。
選考したスウェーデン王立科学アカデミーはその論文を重要な先行研究として取り上げている。このため研究者の一部に「受賞者に甘利氏が入っていてもおかしくなかった」との指摘が出ている。
技術経営戦略を専攻する東出氏らは、科学出版大手のエルゼビアが保有するデータベースを利用し、特に注目されている72年の甘利氏の論文と82年のホップフィールド氏の論文を対象に被引用件数の推移を調べた。23年までの被引用数は甘利氏の272件に対しホップフィールド氏は1万2830件と約47倍の差があった。
甘利論文の被引用数は発表後20年近く数件と低調だったが、90年に12件と初めて10件を超えて引用されるようになった。
ホップフィールド論文に注目が集まったことがきっかけとみられる。甘利論文を引用した論文の約66%がホップフィールド論文を引用していたが、ホップフィールド論文を引用した論文で甘利論文を引用している論文は1.4%にとどまった。
分析チームは「甘利氏の論文はニューラルネットワーク分野の研究で眠り姫に相当し、ホップフィールド氏の論文は姫を起こした王子に例えられる」と説明している。
ニューラルネットワークで先駆的な成果を残した甘利俊一・
東京大学名誉教授=2005年撮影
また友清氏らは甘利、ホップフィールド両氏とそれぞれ一緒に論文を書いた研究者のつながり具合を調べた。
被引用数の多い共著論文の協力者を抽出すると、甘利氏は情報工学や神経科学分野の著名な研究者が目立った。一方ホップフィールド氏は、米大学に所属する物理系の大物研究者が多かった。
ノーベル賞では、画期的な研究を最初になし遂げた点とともに、業績を残した分野の研究者集団の中で認められているかどうかが選考を左右するといわれる。
協力関係にある研究者グループの違いが、ノーベル物理学賞の受賞で甘利氏とホップフィールド氏の分かれ目になったのではないかと、分析チームはみている。
(永田好生)
意見交換するサイバーエージェントの女性活躍推進組織「CAramel」(東京都渋谷区)
女性の正社員が増えている。2024年上半期の正社員数(1〜6月の平均値)は15〜64歳で1241万人となり、03年以来21年ぶりに非正規社員の数を上回った。
上半期として5年連続で最多を更新した。若い世代で上昇幅が大きかった。医療・介護のほか製造業など人手不足の業種で採用が活発になっている。
総務省の労働力調査から各年の上半期の数字を集計した。正社員の比率は前年同期比0.6ポイント上昇の50.5%で非正規の49.5%を上回った。
平成バブル期の1990年前後は60%を超えていたが、女性の就業者数全体が少なかったため正社員の人数では今より200万人ほど少なかった。
その後、労働者派遣法の改正やバブル崩壊とリーマン危機後の人件費削減で非正規社員へのシフトが進み、14年には44.3%まで落ちた。
24年までの10年間で正社員比率は6.2ポイント上がった。正社員が264万人増えた一方で、非正規は11万人減った。
正社員が増えている一因は、人手不足のなかで企業が女性の採用を増やしているためだ。この10年間の正社員比率の上昇幅は若い世代ほど大きい。25〜34歳が最も大きい11.8ポイントだった。一方で55〜64歳は4.0ポイントの上昇にとどまった。
この10年間の正社員数の伸びを産業別に見ると、医療・福祉が最大の71万人だった。
高齢化で需要が伸びる看護師や介護職員などが増えている。製造業(30万人増)、情報通信業(29万人増)が続いており、人手不足の業界が目立つ。
正社員が増えているのは、結婚・出産後も仕事を続ける女性が増えたことも大きい。出生動向基本調査によると、第1子出産後も働き続ける妻は直近で53.8%と、20年間で2倍以上に増えている。
育児休業制度の充実や女性の高学歴化などが背景にあるとみられ、女性の就業率が30代で急に下がる現象「M字カーブ」も解消しつつある。
SOMPOインスティチュート・プラスの菅沼健司上級研究員は「女性側も企業側も正規雇用のニーズが増しており、今後も正社員の増加傾向が続くだろう」と話す。
経済界では女性が少ない分野での正社員起用への工夫も始まっている。正社員の女性比率が低い三菱電機は8月に、都内で女子中高生を対象としたロボット操作などを体験できるイベントを開いた。将来の理系人材に出会うための試みだ。
建設業界大手の大和ハウス工業は、作業現場で使うヘルメットの軽量化や女性用仮設トイレの設置などに取り組む。女性の工事現場監督者は10年前から倍増した。
今後は管理職など組織の意識決定を担うポストへの女性の登用が進むかどうかも重要だ。23年度の雇用均等基本調査によると、管理職(課長相当)に占める女性の割合は12%にとどまる。
23年の賃金構造基本統計調査では女性正社員の平均賃金は月28.1万円で、非正規に比べて38%高かった。ただ男性と比べると見劣りする。
男性の15〜64歳の正社員の比率は83.0%で女性より30ポイント以上高く、賃金も男性の方が3割高い。特に中高年で格差が大きい。
女性の昇進が遅れている面が影響している。「若い世代で女性の正社員化が進んでいるため、時間の経過とともに女性の管理職は増える」(経団連幹部)との見方もある。
女性正社員の増加は経済にプラスに働きそうだ。正社員は賃金が高いうえ雇用も安定しやすい。
将来不安が相対的に小さくなるため、個人消費の押し上げ効果も期待できる。共働きの夫婦なら出産・育児の費用も賄いやすくなる。
社会保障の安定にもつながる。会社員の夫の扶養に入る専業主婦や年収の低いパート労働者の場合、健康保険料や年金保険料を納める必要がない。正社員になって健康保険や厚生年金に加入して保険料を納めれば、制度の支え手となる。
今後の課題は、家事・育児と仕事を両立できる環境のさらなる整備だ。保育所の待機児童は減っているものの、学童保育の待機は多いままで「小1の壁」と言われている。長時間労働の削減や、男性の家事・育児への参加もまだ不十分だ。
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※掲載される投稿は投稿者個人の見解であり、日本経済新聞社の見解ではありません。
女性の正社員増加は、使命感や価値観として取り組むことが重要だと思います。
日本経済にとっても賃金水準の向上や雇用の安定が個人消費を押し上げ、社会保障制度基盤を強化する効果があります。
一方で課題も山積み。
まず管理職への女性登用を加速させることが必要です。昇進の遅れによる賃金格差が中高年で顕著であり、この改善が女性活躍推進の次なるステージ。また仕
事と育児・家事を両立できる環境整備も欠かせません。
保育・学童保育の充実や男性の育児参加を強力に促進することで、女性が安心して働き続けられる社会を目指すべきです。
企業が単に制度でなく使命感や価値観として対峙することで、本当に必要なことが実現していくと思います。
Diamond Route Japan 2018 : History - Feel the Real Samurai Spirit
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