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トーマス・グラバー 第五章 グラバー商会の稼働開始  薩英戦争後、急接近 

2024-12-02 22:21:47 | 秘密結社 フリーメーソン、イルミナティ、秘密結社など、

トーマス・グラバー 第五章 グラバー商会の稼働開始  三番目の兄、ジェイムズの来日 https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/1d738fd79252edd6002105d3dfce4dca
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五代が自分の命に代えても、薩摩藩とイギリスとの戦争を回避したいと思ってはみたものの、キューバ提督の率いるイギリス東洋艦隊は、文久三年六月二十七日、鹿児島錦江湾の海上に偉容を現した。 強力な長距離大砲を備えた七隻である。

ニール代理公使(中佐)もキューバ提督も、この偉容を目のあたりにすれば、薩摩藩主島津公が白旗を挙げて謝罪に来るものとばかり見くびっていた。

 

ところがどうも、ちょっと様子がおかしい。 白旗を立てて謝罪するふりをして、その実、英海軍と戦う気であると判断した。 

事実、薩摩藩ではスイカ売りに扮した決死きり込み隊を一隻の小舟に乗せ、旗艦ユーリアラス号に近づいてきた。

キューバ提督、ニール公使代理は彼らの緊迫した態度を見て、これみよがしにスイカを五、六十個のせているのはカモフラージュであることを一発で見破った。

 

このため、ユーリアス号のタラップを下すよう彼らが手真似しても、勿論タラップはおろさない。 「やはりバレたか」バレてもともとの彼らは仕方なく引き返していった。

ところが、これでいよいよ白旗を立ててくるものばかりと思っていると、薩摩藩主島津久光は戻って来た決死隊組へ「それではわが島津藩の武力の強さをたっぷりと思い知らせてやれ」との命令を下したのだ。

 

その少し前、「どうも薩摩藩には降参の気持ちなどないようだ」と判断した英国軍は、錦江湾内を遊弋(ゆうよく)していた薩摩藩の軍艦三隻を急襲し拿捕(だほ)した。これは大正解であった。

七月二日、自藩の船舶三隻が拿捕されたことを知るや、薩摩藩は「戦闘開始」の前触れもなく、英国艦隊を目がけて全砲台が一斉に火を吹いた。

この頃の薩摩藩は倒幕の思惑もあり、三百諸藩の中では一頭地を抜いた砲台をいくつか築いていた。 しかし、総合力ではせかいに冠たる英国艦隊の大砲が圧倒的に優れている事はいうまでもない。

 

それでも、英国艦隊に向けて刃を磨いていた薩摩藩の大砲は的確に旗艦ユーリアラス号と、陸地近くに碇泊していたパーシューズ号(九五〇トン)を捕らえ、瞬く間に艦長のスリング大佐と副艦長二人、それに七人の水夫が吹っ飛ばされてしまった。

これにはさすがの英国艦隊も大いに驚き、怒り、直ちに艦砲射撃を開始した。 この際、最新鋭のアームストロング砲を搭載していた旗艦ユーリアラス号は、幕府から受け取った賠償金を入れたドル箱が弾薬庫の前に山積みされていて、砲門を開くまでにかなりの時間がかかり、すぐに応戦できなかったという。

 

それでも世界一の海軍力を誇る英艦は、次々にアームストロング砲の火ぶたを切り、確実に薩摩藩の砲台を破壊し始めた。 そればかりではない。 英海軍の大砲の飛距離は薩摩藩の四倍にも達していたといわれており、砲台を破壊しただけではなく、鹿児島の街をも焼き始めた。

また英国のとっては有難いことに。折から強風が吹き始め、薩摩藩が自慢していた西洋式工場の集成館も火の海となってしまった。 英艦隊は上陸してさらに街中をすべて火の海にすべしとの意見も出た。

しかし、陸に上がると敵はどこから攻めてくるか分からず危険も大きい。 これで薩摩藩も自分たちの負け戦と分かった事だろうとの結論に達し、上陸はせず七月四日、英国艦隊は錦江湾から姿を消した。

 

しかし、この薩英戦をきっかけに両者は親密な間柄となった。 イギリス側は薩摩藩が予想していた以上に近代的武器を備え、死を恐れぬ闘魂魂を持っていること、また薩摩側はイギリスのアームストロング砲の強力さに感心し、今後イギリスとは仲良くしていこうと考えた。

事実、薩摩藩はこの後しばらくして、十数人の武士たちを留学生としてイギリスへ派遣している。 これにはグラバーが関与していたといわれている。

 

 

 

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このの来日、歴史的に貴重な写真、図、文献なども数多く掲載されている秀逸な作品ですが、それらをPDF化して皆さんに紹介することもできますが、著者と発行所の『長崎文献社』に敬意を払って、全てを紹介するのは、控えたいと考えております。

 

 

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トランプ氏、BRICSが新通貨創設なら100%の関税示唆

2024-12-02 21:58:46 | 米大統領選2024

 

(CNN)

 トランプ次期米大統領は、中国とロシアが支援する新興国グループ「BRICS」の加盟国に対し、自身の在任中に新たな通貨を創設しないよう求める考えを示した。

この考えに反した場合100%の関税を課すとしている。

 

トランプ氏は30日午後、自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」に「我々が傍観している間にBRICS諸国が脱ドルに向かおうとする考えは終わりだ。

我々はこれらの国々に対し、新たなBRICS通貨を創設せず、強力な米ドルに代わる他の通貨も支持しないという約束を求める。


トランプ氏、BRICSが新通貨創設なら100%の関税示唆 

 

さもなければ、100%の関税に直面し、優れた米国経済への販売を断念することになる」と投稿した。

BRICSは2011年からブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカで構成されてきた。

 

今年初めにイラン、サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)、エチオピア、エジプトが正式に加盟。10年以上ぶりに拡大した。

ブラジルは23年、南米で共通通貨を創設し、米ドルへの依存を減らすことを提案した。

 

米ドル建てシステム以外でBRICS通貨と銀行ネットワークを利用するようになれば、ロシア、中国、イランなどの加盟国が西側諸国の制裁を回避できるようになる可能性がある。

しかし、加盟国の経済的、地政学的な違いにより、新通貨が実際に誕生する可能性は低いとみられる。

 

BRICSは、米国の世界的なリーダーシップに挑戦するため主要国とのパートナーシップを緊密にしようとしている中国にとって貴重だ。

また、22年のウクライナ侵攻以降、西側諸国から経済的、外交的に敬遠されてきたロシアも恩恵を受けている。

 

ロシアのプーチン大統領と中国の習近平(シーチンピン)国家主席は10月のBRICS首脳会議で、西側諸国は世界で孤立している一方で、世界の大多数の国々は米国の世界的リーダーシップに挑戦する両国の試みを支持しているというメッセージを発信しようとした。

 

CNN記事2024.12.02より引用

 


【緊急発表】バチカン機密文書が示す〝日本=●●〟イスラエルの考古学界が70年間封印した古文書の全容を明かす「第二のエルサレム」の真相とは

2024-12-02 21:44:11 | ミステリー・都市伝説・世界の謎・オーパーツ・陰謀論、スピリチュアル、他、

【緊急発表】バチカン機密文書が示す〝日本=●●〟イスラエルの考古学界が70年間封印した古文書の全容を明かす「第二のエルサレム」の真相とは

https://www.youtube.com/watch?v=TfnfTBD8mS8

 

 


「格の違いをみせつけられた…」皇居周辺の映像をアラブの人気サイトが公開→アラブ世界に衝撃が走る!中東全域からコメントが殺到の大反響へ

2024-12-02 21:29:48 | 日本・天皇・神道・文化・思想・地理・歴史・伝承

「格の違いをみせつけられた…」皇居周辺の映像をアラブの人気サイトが公開→アラブ世界に衝撃が走る!中東全域からコメントが殺到の大反響へ

https://www.youtube.com/watch?v=7SXa1ct9jGk

 

 


LVMH、職人技維持妙手探る 日本のデニム工房とも連携

2024-12-02 20:50:43 | 高級ブランド(LVMH、エルメス、グッチ、他)、ファッション

NIKKEI MJ

 

【パリ=吉田知弘】

フランス高級品業界の苦境を突破するカギとなるのは、卓越した技術や職人の手仕事かもしれない。

最大手LVMHモエヘネシー・ルイヴィトン(LVMH)は、独自に技術の保存と継承を推進するプログラムや、伝統とテクノロジーを組み合わせた新技術開拓などに力を入れている。

 

 


LVMHのメティエ・ダール展示スペース「La Mainラ・マン(ハンド)」

 

今年10月、独自に卓越したノウハウを保存・継承するための先駆的なプログラムである「Institut des métiers d'Excellence/アンスティテゥ・デ・メティエ・デクセレンス(卓越技術研究所)」の10年を祝う「SHOW ME パリ」が行われた。

LVMHのベルナール・アルノー最高経営責任者(CEO)が登壇し「LVMHの長期的成功はディテールのクオリティーにこだわる職人たちによるものが大きく、忍耐がカギだ」と話した。

 

2014年に設立された同プログラムは「ルイ・ヴィトン」「ディオール」から「ドンペリニョン」までLVMH傘下75ブランドに携わる280種の職人技術を網羅する。

高級品が永続的にその価値を保つには、揺るぎない職人の技術や貴重な手仕事によって顧客との信頼関係を築くことにあるとみる。

 

すでに過去10年間で、3300人以上の実習生が同プログラムで訓練を受け、7割が傘下ブランドに入社している。

26年にはパリ8区に「Maison des métiers d'Excellence/メゾン・デ・メティエ・デクセレンス(卓越技術メゾン)」として研究所の建物を確保し、LVMHグループの職業訓練と熟練したメティエの育成への取り組みをさらに強化すると発表した。

 

またLVMHは15年に先進的な製造業者と職人のグローバルなネットワーク開発を目的とする「Métiers d'Art/メティエ・ダール」を創設。

持続可能性に重点を置きながら革新・開発を促進する。牧畜から、皮革なめし、金属加工、繊維や布生産まで、主要である服飾・皮革事業でのものづくりにおける基盤の活性化に統合的に取り組んでいる。

 

 

LVMHグループと提携したデニム製造のクロキの工場(岡山県井原市)

 

日本では22年12月、LVMHメティエ・ダール・ジャパンを設立。日本における活動拠点を築き、翌年4月に岡山県井原市のデニム生地工房「クロキ」と日本初のパートナーシップを締結した。

今年9月にはLVMH主催で特別展「Ambient WeavingⅡ(環境と織物)」がパリ中心部のメティエ・ダール展示スペース「La Mainラ・マン(ハンド)」にて開催された。

 

東京大学筧康明研究室、ZOZOネクスト、12代続く京都西陣織物の「細尾」が20年から開発する「環境情報を表現する織物」「環境そのものが織り込まれた織物」をさらに進化させた「環境を形作る織物」などが発表された。


 


「Ambient Weaving II(環境と織物)」では西陣「紗」を生かして障子のように織り上げた布をつかった茶室「Ori-An(織庵)」も公開された。

 

 

フランスの高級品大手3社、LVMH、ケリング、エルメスは10月、24年1〜9月期の売上高を発表した。

グッチの回復がはかどらないケリングの売上高は前年同期比12%減の128億ユーロ(約2兆864億円)だった一方、エルメスは11%増の112億ユーロ。6〜9月期だけをみるとケリング37億8600万ユーロ、エルメス37億400万ユーロとほぼ同額。

明暗が大きく分かれるなか、LVMHは607億5300万ユーロで、2%減にとどまった。

 

 

 

 

 

日経記事2024.12.01より引用

 

 

 

 

 

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