イスラエルのネタニヤフ首相(左)と米国のトランプ次期大統領
(CNN)
イスラエルのネタニヤフ首相は15日、トランプ次期米大統領と「非常に温かい」電話会談を行い、パレスチナ自治区ガザ地区でのイスラム組織ハマスとの戦闘について話し合ったと述べた。
ネタニヤフ氏は動画の声明で、14日に行われた電話会談でトランプ氏とさまざまな問題について話し合ったと述べた。
その中には、シリアに対するイスラエルの立場、レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラの再武装を阻止するというイスラエルの確約、ガザでの「イスラエルの勝利を完全なものとすることの必要性」などが含まれる。
ガザではイスラエルによる攻撃で約4万5000人のパレスチナ人が死亡している。
両氏はまた、ガザに残されている人質を帰還させることの必要性についても話したという。ハマスなどの組織は依然としてガザに100人の人質を拘束しているとみられている。
このうち4人を除く全員が昨年10月7日の攻撃で捕らえられ、約半数はまだ生存していると考えられている。
ネタニヤフ氏は会談について「非常に友好的で、温かく、重要な会話だった。イスラエルの勝利を完全なものにする必要性について話し合い、人質解放に向けた努力についても詳細に話した」と述べた。
CNN記事2024.12.16より引用