ちょいごち*ちょいたび

食いしん坊が食べ過ぎに注意しながらちょっとずつ美味いものを食べていく日々の記録
《2019年夏NYおおたび報告中☆》

Paris老舗パティスリー☆Stohrer (最高のエクレアな回。)

2012年07月25日 | paris2012

今回の『パリおおたび』で決めていたこと。

① ド☆定番な観光スポットをとりあえず回る。
② 街の作りを(地理的な)覚える。
③ バゲット(トラディション)・クロワッサン・エクレア・マカロンを出来るだけ食べる!

でした
なので大抵どの店でもこれらは買った。
だが、一つどうしても足りないものがある。
それはお惣菜
せっかくキッチンがあるんだから、調理したいのはやまやまなんだけど、いかんせん時間がない。
NY長期滞在の時は食材買ってごはん作ったりしたけど、今回は5泊しかない。
だけど、NYと違い「絶対に行きたい食事処」が実はそんなになかった。
いや、あっても予約必須とか一人じゃちょっと・・・・みたいな感じで・・・。
それに夜のお出かけもNYほど自由がきかない旅だったので、「アパートごはん」がいつもよりも絶対的に多くなることはわかっていた。
だから「美味しいお惣菜」が欲しかった

そこで見つけたのが『Stohrer』

何回も書いてますが、この旅の下準備は不足気味。
その不足がやはり響いたのはいうまでもなく・・・・。

私がこの店のことを知ったのは雑誌。
大抵掲載されるけど、そこまで大きな記事ではないのです。
でもそこに掲載されていたお惣菜がとても美味しそうで、「お惣菜はココで」で決めたのでした

店内入って左側にはスイーツ系のショーケースがずらり
そして右側にはお惣菜の数々が並んでいます。
美味しそうなテリーヌ数種にサラダ系など。
だけど、注文方法がわからない
どうしようとかと悩んでいると、お店のおじ様が「何が欲しいの?」みたいなことを言いながら奥から出てきてくれた

先ほどまで別のお客さんがいらっしゃったんだけど、私とほぼ入れ替わりで帰られたのもちょうど良いタイミングだったのかもしれません。(結構お話されてたから、常連さんだと思われる)
あまり話せないことをすぐにわかったらしいおじ様ですが、実に素敵な笑顔で本当に優しく対応してくれました
英語とフランス語の混ざった私の言葉は全て伝わっていたと思う。
(どうしても英語が出てしまうのはしょうがないよね・・・。外国ってだけでうっかり英語になってしまうのは日本人だけかなあ)

テリーヌは欲しい分だけカットしてくれるスタイル。
そしてサラダも好きな分量だけそれに合ったサイズの入れ物に入れて計りで重さを計って金額を出してもらうのです。
私は全ておじ様がカットなどはしてくれたんですが、実際は自分でするのかどうかは不明。
まあ、たぶんやってもらうのかな?

入れ物は3サイズぐらいあった気がします。
「どれが何グラム欲しい」と告げればOK
ちなみに「100グラムちょうだい!」は『サングラム Sil vous plait』です。
そう、100がサンなの 3gじゃあないよ(笑)
この文章、結構お役立ちですので覚えておいて損はない
(食品系とか買う方はね!)
まあ、テリーヌとかはこれぐらいって手で示せばOKですが

テリーヌはサーモン系とか3種類。
人参のサラダとパスタのサラダを。
このサラダを入れてる入れ物ですが、ちゃんとプラスチックなんですよ
パチンとしっかり蓋も閉まるし、これ、帰国時にお菓子入れるのにもお役立ち
何度も再利用できるし、旅先では特に何かと重宝しました

もちろんお味はGood
他のも色々食べてみたかったなあ

で、実は最初はお惣菜だけ買う予定でした。
でもおじ様が「スイーツはいいの?」と悪魔のささやきをしてくれたので(笑)「おおお!!!」と叫びながら本当に店で悶えた私は(←マジです)『エクレア』をチョイス。
この店の定番が「ババ・オ・ラム」だとは知っていたけど、エクレアにしてみた私。

Paris一番のエクレア様でしたああああ

皮は硬め、噛みごたえあり。
だけどパサつきなし
そして中のクリームが程よいビターチョコで濃厚なんだけどしつこさがない。皮が中のクリームを引き立たせている感じ。
美味しいエスプレッソシルブプレと言いたくなる
もう「うわああ」ってなった
これだよ、これが私の求めていたエクレアだよ
それと同時に後悔した。
だってきっとこの店の美しく輝いていたスイーツ達はとびきり美味しいに違いないだろうから
何故私はもっと買わなかったのかと。

これは最初に行った「コイエ」のエクレア(上)との比較画像。
下がストレール。
ちっちゃ
でもね、マジ美味いっす
それもそのはず、どうやらこれも看板商品だっとことが帰国して写真を見て気が付いた。

店舗入り口のアップ画像ですが、左下にエクレアの記事があるのわかります?
ばっちり紹介されてるし
それ以外にも、本当にこの店は誰もが知る有名店だったらしく、ちょっとびっくりしてます。
だってね、いろんなお店に行ったけど、この店の方の対応は本当に群を抜いて素晴らしかったの
優しくて、美味しいなんて、リピ決定だろう
本当なら滞在中に再訪したかったです。
でもどうしても時間がさけなかった。残念でならない。

で、最初のほうに書いた準備不足。それは検索不足ともいう。
こちらのお店、なんとパリで一番の老舗パティスリーなんですって
「ババ・オ・ラム」もこの店が最初に作ったとこなんとか・・・。ラム好きなのに私。買い逃した。

『次回パリではこの店とあの店メインだわ!』と心に決めている私なのでした
(ちなみにHPには日本語でも見れるようになっていました。それだけ日本人が多いのかも)


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