獏の食わず嫌い

プロ野球を好きになってほんの45年です。阪神のせいでネガティブ根性が骨まで染み付いております。

スッキリしたこととモヤモヤしたこと

2006-09-06 15:05:30 | 日記
すっきり
午前の仕事を終えてから真っ直ぐ家に帰って、夜中に撮って置いた「女子ソフト世界選手権決勝」を見終えて少しスッキリしました。

昨日のニュースを見ただけではわからなかった疑問が払拭されたので。

一つは上野投手が打たれたのは連投の疲れが原因ではないと言うこと。
米国のエース、オスターマン投手はこの日ダブルヘッダーの二試合目だったことを思えば、条件は互角だったと言える。


1本目を打ったメンドゥーサ選手の技術と心意気が凄かった。
2本目のブストス選手(スゲー名前)は体に似合わない(失礼)コンパクトなスイングで上野の速球をレフトスタンドに放り込んだ。
その技術はちょっとプロの選手も見習ってもらいたいくらいのもの凄い技術である。
彼女らは世界を獲るために上野を目指し、上野を打つことに全身全霊を賭けて来たのである。
メンドゥーサ選手のダイヤモンドを一周する際のあの喜びようを見れば、それはよく理解できた。


決して甘やかされることのない過酷なマイナースポーツに合って世界レベルの戦いを続ける各国の彼女たちに拍手を送りたい気持ちでいっぱいである。



頑張れ!ソフトの選手たち!!

真っ黒に日焼けしても頑張れ!!



それにしても守備のレベルはもの凄い!!

特にショート内藤選手。
俊足の選手が揃い、さらに塁間が短いフィールドで少しでも、指先分でも投げる方向に近づいて送球する徹底した基本に忠実なプレーは、野球選手も真似が出来ないのではないか。(捕ってから投げるまでが早い!!)
打てなかったかもしれないけれど、守備でも充分魅せて貰えた。素晴らしかった(涙)



干せがいくら「色気ねエ~」と嘆こうと、真っ黒に日焼けして頑張ってくれたまえ。
(上西選手とかは可愛いと思うのだが・・)




モヤッと

女子の素晴らしい戦いを見た後になんともスッキリしない話題が、今日一日おめでたい話題としてマスコミを賑わすのでしょう。
出産経験のあるものとしてはやはり何とも言えない気持ち悪さが残る。

こんな事を国を挙げて行われてええんだろうか?
子どもを選ぶと言うことがこんなに堂々と行われて、本当に心からめでたい気分になれるか?


美しい子

スポーツのできる子

健康な子


正しいことをグイグイ押し付けられる気分の悪さ。

正しければ何をやってもいいんだろうか?

何とも住みにくい世の中だなあ・・と最近つくづく感じる。
こんな時は大阪のゴチャゴチャした有機的なゴミ箱のような町が凄く恋しくなる。

しかし、こんなに女が馬鹿にされて楽しいか?
あたしゃ気分悪い思いしかない。