Risa’s 音楽雑記

ピアニスト 山形リサのブログです。
音楽の話を中心に、日常の出来事などを気ままに綴っています。

ビザ申請

2007-10-31 20:13:26 | Weblog

11月21日から12月5日まで、オペラ歌手 橘 麗子さんのブラジル三都市公演に同行します


ビザ申請の書類をいただいたのですが、これが思ったより大変でした

住民票や、戸籍謄本、預金残高○○円以上の証明書・・・・など、書類がたくさん必要なんです


私は引越ししたばかりですし、今回たまたま本籍も移動してしまったため、全部をそろえるのに、通常よりも時間がかかってしまいました


やはり引越しというのは面倒くさいものですね


役所の書類の方が、楽譜の山よりも苦手でした

ピアノ移動の思い出

2007-10-22 13:10:12 | Weblog
今までかなりの数のピアノ移動をしてきましたが、その中から思い出深いエピソードを3つご紹介します


① 感動の思い出

初めて買ってもらったグランドピアノが家に届いたときのことです。

一軒家の一階にピアノを入れる予定でしたが、部屋のドアノブにピアノが触れそうになりました。

すかさず後ろを持っていた男性が「危ない!触る!!」と自分の手をわずかな隙間に差し込んだのです。

骨折などのケガにならなくてよかったのですが、その男性いわく「ピアノに傷をつけたら弁償できませんから。」とのこと。

現実的な問題があることは間違いありませんが、ピアノを待っている人間からすると、'そのピアノ’でなければいけないわけで、傷がついたから新品を弁償すると言われても、到底満足できないわけです。

このように'自分のピアノ’を大切に扱っていただけると、何より嬉しくなってしまうんですよね。

今でもその方には感謝してます



②信じられない思い出

ピアノの搬入が思ったように進まず、とある箇所で2時間ほど立ち往生となってしまいました。

ハラハラ見守るしかなかったのですが、そのうちに・・・・

ピアノを結んでいるロープが緩み始め、グラ・・・グラ・・バターン、ガシャ!!
と嫌な音を出してピアノが倒れました。

2人の作業員が慌てて頑張っていましたが、そうなったグランドピアノを人間二人で支えることはできません。

ダイニングテーブルにぶつかったおかげで(このテーブルは割れてしまいました)、床までバタンと倒れなかったのが救いでしたが、どうにもこうにも・・・。

思い出すだけで冷や汗がでてくる思い出です


大学時代、後輩が

「実家を建て直してやっと完成したので、二階にグランドピアノを入れようとしたら、クレーンごと倒れて屋根にピアノがつきささっちゃったんですよぉ~~~

と大騒ぎしていたことがあったので、それに比べたらまだよかった・・




③後からビックリの思い出


ピアノの移動には準備に時間がかかります。

そんな時、ほんのちょっとだけ作業員の方とお喋りをすることがあるのですが・・・。


スタッフの方「転職して間が無いんですよ。」

私「そうなんですか~。音楽関係のお仕事ではなかったんですか?」

スタッフの方「カーレーサーだったんです。」

私「F1のですか????」

スタッフの方「いえ、○○○です。F3はちょっとやってました。」

私「はぁ~。すごい・・・ですね。」
(↑すごいとは思ってるのですが、あまりにも知識がなくて何のことだか理解していない私。)



その夜,実家の弟に電話で

「今日ね、元○○○のレーサーだったっていう人が来たんだよ。」

と話したところ、

「うそ!?なんて名前の人?」

と、思っていた以上の好反応がかえってきたので、気をよくした私は領収書と一緒にいただいた名刺を確認。

「○○ ○○さんだって。」

その直後、電話の向こうから弟とその友人たちの

「すげーーーーーーー!!!!!オレ、知ってる!!!」
「オレ、写真持ってる!!!」
「兄ちゃんが超ファンだったんだよ!!」

などの、歓声(?)が。


どうしてサインをもらわなかったのかと責められましたが、本当に全然知らなかったんです

まさかそんなに有名な方だったとは・・・。

後からビックリの思い出でした





参りました・・・

2007-10-18 17:47:27 | おいたち様
この写真、何かわかりますか?

冷蔵庫の隙間に置いたチェストの上にクンクンがのぼる方法をあみだしました

チェストの一番上には、のど飴やチョコレートの箱があります・・・


どうしてそんなに悪知恵ばっかり働くのでしょうか

新居でも・・・・

2007-10-15 17:40:47 | おいたち様
新居でもおいたち様は相変わらずです


しつこいようですが、フェレットはとても賢く、いたずら好き


本当にとんでもないいたずらを思いつくので、部屋の中に、彼らにとっての危険が無いかどうかしばらく注意して見張りをしなければなりません。

「これは!」と思うことがあるたびに、いたち対策を施し・・・・ということを数回繰り返した頃、やっと自由に放牧できるようになります

※クンクンは過去に、排水溝の蓋を外し進入を試みる、洗濯機の排水用のホースをたくさんかじって「水芸をするいたち」になる、観葉植物の土を掘り起こし、植物をズタズタの刑にする、などの前科があります。


朝の6時から毎日軽く小一時間はおいたち様を見守っている私・・・・


・・・・そういえば、私の朝は'目覚めのコーヒー’ではなく、おいたち様のトイレチェックから始まるのでした

ブラジル三都市公演記念コンサート

2007-10-14 19:30:26 | Weblog
オペラ歌手 橘 麗子さんの「ブラジル三都市公演記念コンサート」がありました

たくさんのお客様がいらっしゃっていて、会場はあたたかくて素敵な雰囲気でした


麗子先生の歌声も素晴らしく、気持ちよく集中して演奏ができました



日本の歌って素晴らしいですね

深く深く心に染み入ってくる何かがあります。

派手さというより、素朴で味わいがある作品が多いように思います。

これからも大切に演奏していきたいです・・・


今回は「ブラジルでの日本叙情歌の演奏会」ということで、ピアノ・ソロについても、いろいろなことを考えました。


橘 麗子先生の歌の世界を壊さず、和のイメージで、日本の懐かしいメロディーがでてくるもの、演奏会全体が「日本の響き」になるように・・・


大切な友人でもある作曲家の星 美香さんにお願いして、


第一部は 夕焼け小焼け・鐘が鳴ります・春の海・荒城の月

第二部は 上の向いて歩こう・幸せなら手を叩こう・丘を越えて・

第三部は 東京ブギウギ・東京音頭・島唄・おまつりマンボ・川の流れのように


という、内容盛りだくさんの作品を作っていただきました


皆さんに喜んでいただけるよう、ブラジルでも楽しく演奏してきたいと思います