Risa’s 音楽雑記

ピアニスト 山形リサのブログです。
音楽の話を中心に、日常の出来事などを気ままに綴っています。

Sawasdee-Dive

2010-02-28 20:46:33 | ダイビング
私のダイビングの師匠・Akiさんが沖縄でショップをOPENしました!

その名もSawasdee-Dive(サワディーダイブ)♪

タイのシーズンにはカオラックのe-diveで、オフシーズンには沖縄にてガイドをしてくれます!

何を隠そう、私は、経験本数不明(9000本を越えてから数えてないそうです)というくらいの海のエキスパートのAkiさんに

「ガイドになってから、講習で一番手のかかったやつ」

と言われるくらいのなんちゃってダイバーです。。。  

オープンウォーター講習で初めて海に潜った直後、異世界の恐怖から船にしがみつき

「・・・・潜るのやめます。免許取るのやめます。
あ、お金はもういらないんで、だから帰してくださ~い」

と、数時間にわたって船の上で粘り続けたという伝説的な過去を持ってます…。 
(↑本人的にはもう忘れて欲しい・・・・)

そんな私を無事にダイバーに育ててくれて、ダイビングの楽しさを教えてくれたガイドのAkiさん!!

とっても信頼できる素敵なガイドさんなので、ダイビングに興味のある方はぜひ沖縄&タイへどうぞ!!

今年の5月に私も沖縄へお邪魔しようと思ってます★

沖縄:サワディーダイブ
http://sawasdee.kachoufuugetu.net/

タイ:イーダイブ
http://www.edivekhaolak.com/
↑超すてき~なスタッフさんばかりで、一度行ったら他のお店に行けなくなります!


海のことなら、魚から珊瑚からなんでも辞書みたいに教えてくれますよ♪           

野津 臣貴博フルートリサイタル

2010-02-27 22:24:07 | Weblog
先日、お友達とフルートのコンサートに行ってきました。

今月はいろいろお誘いがあって、一ヶ月の間に5回も演奏会に行ってきたのです。

歌にピアノに室内楽に♪

たくさん刺激をもらった月となりました。


野津 臣貴博フルートリサイタル

・滝廉太郎(矢代秋雄編曲) 荒城の月
・モーツアルト ソナタト長調KV.301
・日本民謡(矢代秋雄編曲) 五木の子守唄
・ボルヌ カルメン幻想曲
・宮城道雄 春の海
・ドビュッシー シリンクス
・ドップラー ハンガリア田園幻想曲
・プーランク フルートソナタ

フルート:野津臣貴博さん(大阪フィルハーモニー交響楽団首席フルート奏者)
ピアノ:日下譲二さん


素晴らしい演奏と機知に富んだトークに感激してしまいました。

気さくで親しみやすいコンサートですが、プログラムにしてもトークにしても高度な音楽理論と知識に裏付けされていますし、楽しいジョークや笑い話のすぐ後にハイレベルな曲をさらりと演奏されていて、かっこいいんですよね~。

私もこんなコンサートをしたいなぁ!

もっともっと勉強&鍛錬せねば・・・・。

長年音楽をやっていても、知らないこと、曖昧になっていることが沢山あります。

少し感じるところがあって、久しぶりに理論のほうをちょっとやり直している今日この頃でした。




2010-02-26 20:41:40 | Weblog
ラフマニノフの『鐘』。

正確には『前奏曲 Op.3-2』というピアノ曲で、実は私の十八番だったりする。

そして、私の修士論文のテーマは

『ラフマーニノフの音楽における「鐘」のモティーフについて
~幻想小曲集Op.3を中心に~』

というもので、この前奏曲『鐘』は、幻想小曲集の中の第二曲目であり、ロシアにまで行って研究、勉強した思い入れのある曲だ。

なのに、このオリンピックに関連してテレビで本当~にいい加減な曲の解説がされていて、今日、とある番組で

「もともとは女性の愛をテーマにした曲だそうです」

という解説を聞いたときには、顎がはずれそうになってしまった。




正直、オリンピックで真央ちゃんがこの曲を使うと知ったときは

「なぜわざわざこの曲を・・・!?」

と、心配に感じた。



理由は後述するが、ガーシュウィンのピアノ協奏曲とは違って、確実にスケートを滑るには難しい曲だからだ。
↑昨日のテレビではガーシュウィンについて「全く知られていない曲をオーサーコーチが見つけ出した」という解説がされていて、これまた顎がはずれそうになった(泣)
全然、無名の曲じゃないですから…。



でも、今日の真央ちゃんの演技を見て、音楽家としての私は「よくぞこの曲をここまで…」と驚嘆してしまった。

まずはじめに、赤い衣装を着ると金メダルを取れないというジンクスがあって、青い衣装にしないのかという話題があったが、この曲で演技をするなら絶対に「青」は考えられない。

なぜなら、この曲の鐘のテーマは「警鐘」なのだ。

具体的には火事の。
(中身については戦争だったり、災害だったりいろいろな原因があると思われるが)

彼女の演技は、炎のような強さ、逃げ惑う人々の苦悩、怒り、恐怖、そしてそれらを乗り越えていく人間のたくましさを表現していた。

この曲は人々に危険が迫っていることを知らせる「警鐘」をモチーフにした曲なので、聴く人に緊張、不安、焦りのような感情を引き起こす効果がある。

演者(選手)にしてみれば、普通の曲を使用するよりもはるかに緊張度が高まるはずなので、この曲でジャンプが飛びにくい理由は容易に想像ができてしまう。

オリジナルのピアノ演奏では、今回のオーケストラ編曲版よりもリズムがはっきりしていて音の流れや勢いを感じやすいのだが、あえてオーケストラ版を使ったのは、その'緊張感’をより一層引き出す効果を狙ってのことなんだと思う。

聴衆も曲から緊張感をあおられているので、演技が成功したときの効果がより高まるという計算だったと思われるが、競技者のほうが聴衆よりも繊細なはずなので、受ける影響も大変なものだったと思う。

タラソワコーチが「鐘は誰にでも滑れる曲ではない。」と発言しているが、まさにその通りだろう。

今回の選曲についての是非は置いておくとして、私はこの曲を与えられた真央ちゃんに尊敬と賞賛の気持ちを贈りたい。

ロシア人にとっての「鐘」という存在(曲のことではない)は、我々外国人が想像するよりもはるかに深く民族に根付いた歴史の一部である。

もしコーチ陣がこの曲の持つ音楽的効果を知らなかったとしても、ロシア人である以上はこの曲の音楽的背景について絶対的に理解しており、まさにロシアそのものといえる壮大なテーマを真央ちゃんに与えているのだ。

上手な例えが見つからないが、日本人コーチが外国人選手に「君が代」や「さくらさくら」を選曲したと想定すると、その裏にあるさまざまな感情を想像することができるのではないだろうか。

ロシア音楽を研究してきた私には、タラソワコーチが真央ちゃんに託した情熱、信頼、誇り、金メダルへの並々ならぬ思い入れが感じられ、本当に本気の唯一無二のプログラムだったのだと思えてならない。

ただ、構成点において今回のように「振り付け・構成」や「音楽の解釈」について採点されるのは、いかがなものかと思ってしまう。

そもそも、どの選手もオリジナルの音楽をそのまま使用しているわけではない。

時間制限があるので、その選手の演技内容に合わせて上手に編曲がなされている。

何曲かある候補の中から選手が選んだと言っても、どういう編曲がなされるのか、またはなされた状態であることを知っている選手はほぼ皆無なのではないだろうか。

誰かが選手のために作ったサンプル音源の中からチョイスしているだけの話で、これは選手の技術や芸術性ではない。

今回の審判の中で、私のように「鐘」のテーマを知っている、感じられる人はどのくらいいるのだろうか。

現在の採点方法が継続するのであれば、全員同じ曲、同じ衣装で滑ったほうが公平だろうと思う。


追記:この曲にはもともと「鐘」という題名は付けられていません。ロシア人にとっては、この曲の鐘のモティーフがすぐに理解できるゆえに「鐘」という通称がついているのです。

更新情報

2010-02-10 18:45:25 | Weblog
HPを更新しました。

所属している合唱団の演奏もPlayingsのコーナーにUP!

URLはこちらです↓
http://homepage2.nifty.com/risa/

※写真は左が琴欧州関、お餅をついているのが琴柏谷、琴勇輝さんです。
ちなみに琴柏谷さんはかなりのイケメンさんでした~。
琴勇輝さんは明るくて優しくて応援したくなるお相撲さんです!
佐渡ヶ嶽親方もいらっしゃったのですが、これにも萌え~♪って感じでした(笑)
やっぱりお相撲さんっていいですねぇ。
一気に佐渡ヶ嶽部屋のファンになった私



気は優しくて力持ち

2010-02-09 14:21:21 | Weblog
近所のお寺にお相撲さんが来て、餅つき大会をしていました。

お散歩ついでにのぞいてみたら、琴欧州や琴光喜関のお顔も…!

なんだかお相撲さんを見てるだけで、嬉しくなるのはなぜでしょう。

やっぱり日本人は当たり前にお相撲さんが大好きなんですよねぇ。

いろいろ騒がれていますが、いつまでも「お相撲さん=気は優しくて力持ち」であって欲しいです。

方向性

2010-02-08 22:35:49 | Weblog
先日、久しぶりに伴奏者としてレッスンの同行をしてきました。

有名な声楽の先生の本格的なレッスンだったのですが、

「ピアノのタッチもいいし、なかなかいい!」

とお褒めの言葉をいただき、自分の思う伴奏のあり方、音色が間違っていないと確信できてかなり嬉しかったです。

あ、実際にはまだまだですけど、ブログにはあえて悪いことなんて書きませんので、軽く流してくださいね(笑)

プロの声楽家が受けるレッスンですから、内容も非常に興味深く、大変勉強になったのでした。

自分のピアノの方向性が定まってきて情熱高まる今日この頃・・・・!

日本歌曲

2010-02-07 01:29:41 | Weblog
声楽の方からチケットをいただいて、塚田佳男先生監修の日本歌曲のコンサートに行ってきました。

ピアニストと声楽家がペアになって、塚田先生のセミナーを受講するそうですが、私もぜひ一度参加してみたいと思っているんです。

今回、20組の方たちが、それぞれにいろいろな日本歌曲(マニアックともいう)を演奏されたのですが、こういうコンサートもいいですね!

ピアニストも声楽家も20人いらっしゃるわけですから、声質、音質、表現はもちろん、衣装のことや、舞台マナー、ピアニストと歌手の関係など、客席から一度にたくさん吸収することができて、すごく刺激をもらって帰ってきました。

客席から演奏を聴くのもすごく大切な事ですね。

この日は、昔からの友人の声楽家と一緒だったので、その後の音楽談義にも花が咲いて楽しかったです♪

勢いそのまま、結構な数の曲選びをして、今度久しぶりに一緒に演奏しようと盛り上がっています。

早く落着いて練習できる環境を作らねば・・・・!

ベルギービール

2010-02-03 12:27:25 | お酒
近所にあるビールBARに行ってきました。

こちらはベルギービールの専門店。

すごい品揃えで、メニューを眺めているだけでも楽しいです。

この日は「桃」のビールを注文したのですが、これまた美味しくて、ビールの楽しみ方が広がりました!

ストレス発散に通っちゃおうかな。。。。。

何がストレス?と言いますと、もちろん引越しの件です。

実は帰国後5年間で計4回、次で5回目になるのです。

決して引越しマニアではありませんよ~。

急な話だったので、新居のめどがたっているはずもなく、今後の演奏会もいくつかお断りすることになってしまい、それはもうがっかり!

人生初の耳鳴りは起きるし、早々にこの問題を解決せねばなりません。

今後のためにも、嫌なことはとっととやっつけるに限りますからね~!