Risa’s 音楽雑記

ピアニスト 山形リサのブログです。
音楽の話を中心に、日常の出来事などを気ままに綴っています。

Yamagata Risa Piano Studio

2011-03-29 13:03:57 | ピアノスタジオ

新しくレッスン各種を始めることになりました。



Yamagata Risa Piano Studio

   

入会金や設備費などの経費はありません。

完全予約の1レッスン制となります。

30分レッスンを月4回受講された時には、3000円×4=12000円。

月3回では、3000円×3=9000円、2回の時は3000円×2=6000円となります。

60分レッスンは1回5000円です。


ピアノ伴奏で練習したい各種楽器、声楽の方も、1コマ5000円で承ります。

ヴァイオリンレッスン、フランス歌曲講座も準備しました。

私の周りには素晴らしい先生方がたくさんおられるので、今後、セミナー的なこともできたらいいなと思っています。

ピアノはYAMAHAの旧C7を使用しています。
(セミコンサートグランドなので、幅広い演奏ができます)

趣味の方から、本格的に勉強してみたい方まで、ご希望に合わせてレッスンいたします。

演奏も、レッスンも、おしゃべりも。
多くの皆さんと、音楽について楽しい時間を共有できますように。

ご興味のある方は、下記までご連絡ください。

risayamagata@gmail.com
       
詳細はこちら↓
http://yamagatarisapianostudio.on.omisenomikata.jp/



見えない巨人

2011-03-19 22:06:10 | Weblog


寄り添う二匹。

地震後、ラブは余震が始まると「う゛~」と軽く唸りだし、窓や玄関に激しく吠えるようになってしまいました。

どうやらラブ的には、家の外に見えない巨人がいて、安眠を妨害し、縄張りを荒らしている・・・と思っているよう。
もっと弱虫君だと思っていたのですが、意外にも強気で吠えまくっています。

反対に、猫のメルモは揺れを感じると同時に、ソファの下やテーブルの下に隠れてしまって出てきません。

少しして落ち着くと、二匹とも「きゅ~ん」「みゃ~」としばらく鳴いて、私の傍から離れようとしません。

ラブは私の精神状態に、メルモは地震そのものに不安を感じているようです。



お友達から話を聞くと、この地震で、大腸炎になったり、血便になったり、精神的に不安定になって異常行動をする犬猫たちが続出しているんだとか。

みんなこわかったんですよね。。。。




さて、今日、友人からびっくりするお話を聞きました。

ピアノは大きい楽器ですから、防音だけでなく、防震にも気を使って設置します。

親戚の家のアップライトピアノは1mくらい移動してしまったそうですが、楽器屋さんの話によると、この地震でピアノが動く被害のあったお家が多かったそうです。
(アップライトは比較的軽いからかもしれません。)

やはりゴム足や、ゴムマットは設置しておいたほうが安心ですね。

グランドピアノにもいろんな防震グッズがあるのですが、中でも、高価で大々的なものに、(名称はそれぞれですが)防震台・防音ステージなるものがあります。

グランドピアノの足元全体に、舞台のように、防震効果のある台が設置されることになるのですが、実は私もちょっと憧れていた時期があったのですけれど、これが意外にも「よくない!」ということがわかったのです。

高層マンションに住む友人が、いろんな事態を想定して、この台を設置していました。

一枚の大きな台にした場合、マンションのエレベーターに乗せられないということで、業者さんが4分割して運び、部屋の中で繋げるという設置方法を推奨していたそうなのですが、実際には、地震の時、この4分割した台がそれぞれバラバラに動いてしまい、余計に酷いことになったというのです。

想像しただけで恐怖ですよね・・・・。

地震後、すぐに業者さんに連絡して引き取ってもらったそうなのですが、一体なんのための商品だったのか。。。。

決して安価なものではないだけに、驚愕の一言です。

ちなみに我が家の防音室では、本棚の楽譜も整然と、ピアノの蓋もあけっぱなしでしたが、全く問題なくそのままの状態でした。

日本人として

2011-03-15 11:47:08 | Weblog
悲しく痛ましく辛い出来事が起こってしまいました。

私は北海道出身ですが、東北には親戚、友人、知人が多くいます。

私自身も子供のころは福島県いわき市に住んでいました。

惨状を想うだけで胸が苦しく、心配は尽きず、ただただラジオとテレビにかじりついて過ごしています。

私は東京に住んでいますが、私のところは家がつぶれるかと思うくらい激しく揺れました。

TVや電話も台から転げ落ちましたし、本や食器などもめちゃくちゃになりました。

あまりに激しい揺れ方に、船酔いのようになってしまいました。

道路を挟んで隣のお宅は、古いお家ですが、壁にひびが入り、余震のたびにそれが増えています。

さらにその奥のお宅のブロック塀は一部崩れ、残りはかろうじて斜めの状態となっていて、指で触っただけでグラグラ揺れているので、また地震があった時には崩れ落ちると思われます。

同じ東京でも、ほとんど揺れなかったところ、天井や壁が崩れたところ、家具がめちゃくちゃになったところなど、それぞれです。


1000年に一度の大地震、スマトラ沖地震に次ぐ大地震、、、など、いろいろ言われていますが、私はその稀有な地震を両方経験していることになりました。

タイでの地震の時には、ダイビングクルーズをしていて海上にいました。
かたや波に流され行方不明、怪我、死亡、崩壊という大パニックの中、自分はほとんどその被害を受けることなく難を逃れ、一番ラッキーな流れにのって避難、脱出ができました。
でもその時一緒だった日本人の中でも、脱出がかなわず山の中で数日を過ごした方、助からなかった方、命からがら助かった方、、、など、様々でした。

同じ時に同じ場所にいてもこういう事が起きるのです。

どうにもならない大きな力、流れ、運命というものがあるということ、

その前では人間は無力であると同時に、

個人の小さな積み重ねが生みだす力、助かる命があることも知っています。


スマトラ地震では、早々にバンコクに避難できたので、こんなに大きな余震がこんな頻度で続くなんてなかったし、原発の問題もなかった。


もしかすると、今後、自分が救助される側の人間になるのかもしれませんが、今、現時点において、自分は無傷で、健康で、動ける身体と経験を持っています。



日本のために、日本人のために、必要な時にすぐに動ける人員として、絶対に健康でいること。

日本人の誇りを持って過ごすこと。



この二つを胸に刻んで過ごしています。


タイの地震の時には、津波の直後に、貧しい国の人(国籍を持たない人も含めて)たちが、こぞってリゾートホテルや商店などに金目の物を狙って泥棒に入っていました。

人命救助、脱出、復興に向け、国籍問わずに多くの人々が協力している中、片側にあった現実です。


不安をあおっているわけではなく、

騒ぎを大きくしているわけではなく、

「いざ」という時には何もできないからこそ、自分にできることを考えたい。


落ち着いて生活することと、何も考えずに生活することでは訳が違います。


1回目の地震があったあと、町内会の方と思われる男性たちが、すぐに近所のお年寄りの住んでいる家を訪れ、家具の片づけなどをされていました。

私も、外に出て、ご近所の方たちといろいろ情報交換をしました。

とても心強かったです。


日本人として、こういう時こそ最後まで絶対に頑張りたい。

世界らん展

2011-03-06 22:01:58 | Weblog


これまた友人からチケットをいただき、世界らん展に行ってきました。

午後から用事があったため、開場時間の朝10時に会場で待ち合わせしたというのに、すでに入口には長蛇の列が!



開場30分もすると、広いドームが人で溢れかえっておりました。



今回、私が一番気にいったのはこちらの作品。

蘭の花だけで、着物と帯を表現しているのですが、この帯なんて模様だけでなく、立体感で‘絞り’のイメージをそのまま表現しているんです。

素晴らしいですね!

蘭の花と香りに囲まれて、しばし優雅な時間を過ごしてきました。

ちょっとだけ残念だったのは・・・・

花粉症で過敏になっている私の鼻が、蘭展によって悪化したこと(;_:)

本来、蘭にはアレルギーは無いんですが、その他もろもろの植物の何かに反応したんでしょうね。

わずか3時間ほどの滞在だったのに、ぐっずぐずになってしまったのでした。



さて、こちらは映画のご案内です。

いつもお世話になっているメゾソプラノの竹内さんの妹さんでいらっしゃる竹内晶子さんがご出演されていらっしゃいます。

稲さんという役がらだそうですが・・・・

『さくらさくら ‐サムライ科学者 高峰譲吉の生涯‐』

HPはこちらから http://sakurasakura.jp/

今月から始まるNHKの朝の連ドラにもご出演されるとのこと。

要チェック!です(*^_^*)


いとうつくしきもの

2011-03-02 08:10:11 | Weblog
亡くなった祖母が、おそらく明治の時代から持っていたというお人形遊びの品々。

祖母が嫁いだ時に、実家から持ってきたお品だそうですが、「リサなら好きそう!」という親戚の配慮で私の手元にくることとなりました。

長らく日の目を見ることがなかったそうですが、ひとつひとつ桐の箱にしまわれていて、その箱の一部がネズミにかじられていたり、本当に長い年月を過ごしてきたんだなぁと感じられます。

よく見ると、髪の毛がざんばらになっていて(老朽化で抜け落ちている)、多少ホラーな感じがしないでもないですが、それよりもこのお人形さんたちの歴史に浪漫を感じずにはいられません。

そのうち一度、お人形屋さんに持って行って、手入れをしていただけたらと思っています。



さて、こちらは、函館にいる私の妹のような関係の女の子が作ってくれたお人形です。

5センチくらいの小さなお人形ですが、実はこれ、毛糸をたたいてフェルト状にするところからぜ~んぶ手作りなんです。

凄いですよね!

センスのよい彼女は、近々、こういった手作りの作品を函館ワコー(超ローカルな話題・笑)に出品することになっているのだとか。

すっごくCuteでお洒落な作品が多いので、みなさんぜひよろしくお願いします。



続きまして、こちらも函館の親友が、2月の私の誕生日に贈ってくれたもの。

この籠もまた、全部が手作りなんですって!
(↑スイーツバッジも)

どうしてこんなに器用なんでしょう!!

私はまるきり「手芸」に関するものができず、ミシンなんて一生縁がない電化製品ではないかと思っているような人なので、真剣に驚いてます。



こちらはちょっと前に流行ったという「いちごワイン」。

ボトルの可愛らしさもいいですが、お味がかなりGoodなのでございます。

リキュールのような甘さを想像してしまいますが、全然そんなことはなく、いちごの甘い香りはそのままに、酸味のきいたスッキリとした美味しいワインで、不思議な事に普通の食事に合うのです。

ちなみに鳥の甘辛煮なんて最高でした。



最後にご紹介するのはシンビジウムの『プリンセスマサコ』。

先日、お買い物に出た時に、お花屋さんの軒先に「Sale 1800円」という張り紙つきで置かれていたものですが、花茎が3本あって、綺麗だな~と思って見ていたら、お店のおじさんが「最後だから1000円で持ってきな!」と言ってくれ、即決で自宅に持ち帰ってきました。


今月は、室内に「いとうつくしきもの」が溢れていて、すっごく幸せです(*^_^*)