Risa’s 音楽雑記

ピアニスト 山形リサのブログです。
音楽の話を中心に、日常の出来事などを気ままに綴っています。

蓼科ロビーコンサート

2022-08-30 12:46:00 | Weblog




ソプラノ 川口翠さんと。

コンサートで蓼科に行って来ました。


雲が近い


緑のトンネル!


空き時間に散策を楽しみました!


お昼は近所のカフェでのんびり・・・


あー。
1ヶ月くらいここに住みたい(笑)



手作りのレアチーズケーキ。
コーヒーも飲み放題に近いサービスをしていただいちゃいました。

私はガッツリ溜まっていた事務仕事を持ち込み、ひたすらそれを処理。
なんとか8割方終わって良かった…
コロナ禍になって学校が本当に厳しくなりました。
ここ数年、ほんとに休みなく24時間対応を求められて疲弊しております。
とてもじゃないけど身が保ちませんよ〜の仕事増に苦しむ非常勤(笑)



このお花なんだろう。




なんか可愛い!

ささやかな可愛らしさ



地元、函館は、海も川も湖も山もあるという環境だったので、やっぱり自然に囲まれるのが1番リラックスできます。


この時期の緑の色合いの深さ。
素敵ですね。




夜はまたまたのコンサート。
2夜連続公演でした。

着物デザイナーとして活躍中の翠ちゃんお手製の着物ドレスを着ました。


この藤柄のドレスは、翠ちゃんの着物ドレス製作第1号だったのだそうです。

優しい雰囲気でお気に入り!






読響日曜マチネーシリーズ2022

2022-08-29 12:33:00 | Weblog
久しぶりの東京芸術劇場


いつ来ても懐かしい池袋の街


読売交響楽団日曜マチネーシリーズ

ユライ・ヴァルチュハ指揮

ブラームス ピアノ協奏曲第1番
ピアノ 河村尚子さん

メンデルスゾーン 交響曲第3番〈スコットランド〉


ブラームスのピアノ協奏曲第1番はちょっとマニアックで、私もちゃんと聴くのは初めてでした。
河村さんのピアノがすっきり整然としていて素晴らしかった。
とても聴きやすい演奏で、きっとすごく頭の良い方なんだろうなぁという印象。
知的な演奏は私の好みである。
そして2楽章のトリルの美しいことと言ったらもう・・・
2楽章と、アンコールのブラームスの小品(多分118だったはず)が壮絶に美しくて忘れられない!!

それにしてもブラームスってやっぱりホルンが好きなんだな。
いいところで必ずやってまいりますのホルンさんでした。

そしてこの日のなんてったての最高傑作はスコットランド!
とっても感動しました!!!
素晴らしかった!!
メンデルスゾーンいいなぁ・・・・!!!



そして終演後、ちょっぴりお時間をいただいて樋口先生と経過報告やら打ち合わせやら・・・

来年が非常に楽しみ!!



コントラバス奏者 樋口誠先生

広島県福山市出身。高校よりコントラバスを始め、エリザベト音楽大学に聴講生として1年間在籍。コントラバスを長谷川悟氏に師事。また、故L・シュトライヒァー、F・ペトラッキ各氏のレッスンを受講。
1992年、新星日本交響楽団に入団。同楽団とコンチェルトの共演や新作の初演など、多方面で活動する。
1998年に読売日本交響楽団に入団し、現在に至る。
1996年と2003年、福山市にてリサイタルを開催。最近は、東京響コンサートミストレス・大谷康子氏と、古いウィーン・スタイルの弦楽四重奏(2Vn・Va・Cb)のコンサートを行っており、大好評を得ている。



ソプラノ歌手 佐藤夕鼓さんと

2022-08-28 11:39:00 | Weblog
夕鼓さんとの教会コンサートでの一コマ。

神聖な場所。
否が応でも緊張感が高まります。
自分達の奏でる音も天上に昇っていくよう。
そうなれるといいな(笑)


男声合唱団NYMC Japanの団長とピアニストの美千代さんが来てくれました!


まるで偶然だったのですが、夕鼓さんの旦那様がこの合唱団のメンバーだということが発覚!
世界は広いけど、案外、世の中って狭い!!
音楽の世界がってことかもしれませんが(笑)



早くマスクを取って、皆様とご挨拶できるようになりたいです。

DIC川村記念美術館

2022-08-27 12:30:00 | Weblog
せっかくの貴重な夏休み期間。


モネの睡蓮を楽しみに、小旅行。

ずっと前にいただいた招待券があって、いつか行こうと思いながらなかなか動けないでいたのですが


たまたまフランス語学校のお友達が、この美術館でお仕事を始めたということがあって、心の充電に行ってまいりました。


お天気もよくて最高のロケーションです!!







美術館のホールにある照明。
大輪のダリアのようで素敵でした!




石造りの螺旋階段と


淡い光が透けるステンドグラス。


ヨーロッパのお城みたいな写真が撮れました。


本館の展示作品は写真に撮れないので、残念。

今回、モネを観に行ったはずなのに、結局はレンブラントやシャガールの方が好きだったという。。。

シャガールは今までそれほど好きということもなかったのに、不思議なものです。
今回はこれが1番!!



企画展は「カラーフィールド 色の海を泳ぐ」

色の好きな私としては嬉しい展示!
ラリー・ブーンズとジュールズ・オリツキーが好み!!
これも本当に良かった!




PIGMENT Tokyoの 「400色の虹 顔料の世界」


実は私、音大と美大の両方が選択肢にありました。
中学生の時には、音大に行く、と方針は固まっていましたけど、時間があったらまた絵も再開したい。



何時間でも眺めていられそうに楽しかったです!

私は写真が下手なので、お友達のユーコさんが撮ってくれた写真を拝借(笑)



自分のお家にこんなスペースがあったら楽しいだろうなぁ。



いろんな刺激をもらって、ピアノを弾きたい思いが溢れちゃいます。


とってもリフレッシュできました!


次はどこの美術館に行こうかな!








音色

2022-08-25 12:16:00 | Weblog







コロナ禍、身内だけの演奏会。




良い舞台で、本物の音を聴き、奏でることの大切さを共有しました。



チューバの植松さんとヒンデミットソナタを演奏。

オーケストラ作品の鍵盤が必要なときにお声かけいただくようになって、はや20年弱・・・

最初の時はスコアがなければ自分がどこで演奏するのか全くわからなくて、パート譜で舞台に乗ることができず、それはそれは大変だったことを思い出します。
客席側から聴くオケの音と、舞台の自分の立ち位置で聴く音は全く違うので、慣れるまではかなり大変でした。
本当に自分は「現場ありき」の不器用な人間だなと思います。
弾くのは簡単なんですけど、オケの中で「入る」ことの難しさ。
ちょっとずつスコアを外してパート譜で演奏できるようになり、スコア理解のスピードが速くなり、作曲家や作品の特徴を掴めるようになり、指揮をみれるようになり。
近年、やっとオケ全体のその瞬間のニュアンスをつかめるようになってきました。
そしてまだまだできるようになる気がするのです。
本当に音楽は面白い。

恩師である本荘玲子先生の影響でしょうか。
私ももっとオケ作品の鍵盤を極めたいです。

そして植松さん、いつもありがとう!
水星交響楽団の皆様にも感謝!!

高校の先輩であり、白楊ケ丘同窓会(函館中部高校同窓会)の東京支部長 白川さんと一緒に。




バルトーク「かかし王子」

2022-08-23 10:45:00 | Weblog
すみだトリフォニーホールにて。

指揮者 井崎正浩先生と、ピアニスト 田頭英子先生と一緒に。



バルトーク「かかし王子」組曲リハーサル風景

今回演奏するヴァージョンは作曲者自身が自作のバレエ音楽全曲から編纂し、自身の最終稿として出版準備していた→作曲者の没後に作曲者子息のペーテルによって編纂が続けられていた→最終決定稿、とのことで、記念すべき日本初演とのことでした!
指揮者の井崎先生は、昨年亡くなられたペーテル氏と生前から深い交流があったそうで、出版に携わっておられたバルトーク研究家の村上泰さんもリハーサルに立ち会ってくださっていました。

本番が楽しみ!!


が、しかし。
そうは簡単にはいかないもの。
参考音源もないですし、どうにも厄介な箇所がいくつかあり、リハーサルでもやっぱりうまくいかないなぁ?とハープのお二人のところにいって打ち合わせをしていたら・・・

井崎先生がわざわざ来てくださって、アドバイスと音楽の方針を説明してくださいました。

先生には全部「聴こえている」から迷いやごまかしもちゃんと伝わっているということです。

わぁ〜!
バレてる!!
すご!!

というのが本音(笑)


これだけの大編成なのに、あんなに小さな音のチェレスタの様子も伝わってるんですから、本当にすごいです。
みんなデジタル化されて忘れてしまいがちだけど、人間の能力ってすごいんですよ。
プロにはプロの感覚があって、これは絶対に超えられないというか、定点で超えたとしても、音楽におけるその場の機転や判断といったものは別次元の話だと思っています。


ハープ2台とチェレスタの連弾だなんて、かな〜〜〜〜りの贅沢編成でした。




翌日の本番。

緊張の一瞬。

私はこのチューニングの時間が大好き!




チェレスタソロ。


いつもハープ、打楽器とは連携していますが、今回はホルンとの繋がりも大きかった。
そしてホルンが好きになる私(笑)


これまたリズムの難しい連弾部分。


井崎先生のアドバイスのおかげで難所もクリア!!
満足いく出来に自分でも感動!


英子先生とも一緒に舞台に立てて嬉しい思い出が増えました!





ホルンデビュー

2022-08-01 14:57:00 | Weblog
デビューします・・・と言いそうになりましたが、違います(笑)

ちょっとホルンを貸していただいて、持ち方も教えてもらって、それらしく撮ってみたの図。



本業 ピアニスト。

写真は藤本崇さんです。

たまたま撮っていただいちゃったのですけど、次はちゃんとメイクさんお願いしよう・・・
最近のカメラは本当にすごい(汗)

さて2023年7月29日(土)に室内楽のコンサートが決まりました。

曲はブラームスのホルントリオと、プーランクの六重奏曲です。

プーランクの六重奏曲は、長年の憧れだった曲!
とうとう来たかのこのチャンス。
逃すまい!で頑張ります(笑)

ホルントリオも楽しみ!

ブラームスは、ヴァイオリンソナタ、ヴィオラソナタと全曲制覇してきて、カルテットも一曲だけやったことがありますが、ここ最近、大好きになったホルンと一緒に演奏できるのはなんとも言えず運命的!

詳細が決まりましたらまたお知らせします。
ぜひみなさん、聴きに来てくださいませ!