ソプラノ 小林英理子さんと久しぶりの共演。
歌曲好きの私。
英理子さんがイギリス歌曲、猪本隆作品を勉強されているとのことで、All歌曲プログラムになりました。
猪本隆さんの歌曲は初挑戦。
中庸の休符とか乱れ打ちリズムとか・・・
現代あるあるな見慣れない譜面と真正面から対峙して、やっとイメージが掴めてきたところ。
ここから2人で世界観を詰めて擦り合わせしていきますが、この作業がなんとも楽しい。
それにしてもやっぱり日本人は日本人なのである。
猪本作品の情念がすごい!
そしてそれが当たり前に解ってしまう日本人の心よ・・・
でもって、西洋クラシック音楽を勉強し続けてきた自分にとってはレスピーギの方がずっと演奏しやすい。
この微妙な感覚がなんとも面白い。
同世代なので話題に事欠かない2人。
情念の世界に挑戦しつつ、実はバリバリの実務部隊です。