Risa’s 音楽雑記

ピアニスト 山形リサのブログです。
音楽の話を中心に、日常の出来事などを気ままに綴っています。

Duo Concertant 函館公演のお知らせ

2008-02-20 17:03:07 | Weblog
いよいよDuo Concertant函館公演の日が近づいてきました。


3月2日(日)13時半開場、14時開演。

場所は函館公民館(青柳町)です。


今回の公演にあたって、臨時駐車場を準備しました。

雪の状況にもよりますが、護国神社を左に曲がったところに車50台分のスペースを
確保してあります。

当日、駐車場の案内も用意しますが、場所について事前に確認したい方は、メールかお電話で山形家(東京も函館も可)までご連絡ください。
risapiano@mail.goo.ne.jp <risapiano@mail.goo.ne.jp>

そのほかに、ロープウェイ山麓駅の所にある駐車場が利用可能です。

こちらは「ロープウェイの駐車場」と思っていらっしゃる方が多いようですが,実は、函館山山麓駐車場という市営の駐車場で,観光客に一般開放している駐車場だそうです。
公民館専用の駐車場ではありませんが、ロープウェイを使わない人も駐車できます。
夜景の時間は,観光バスで混み合い,満車になることもありますが,日中は非常にすいているとのことです。

ぜひこちらもご利用ください。



いままで、函館市公民館のアクセスは、公式ページなどで

市電 「宝来町停留場」下車 徒歩7分
函館バス 「銀座通停留所」下車 徒歩7分

と表示されていました。

しかし、もっと近いバス停があります。
それは、函館バスのLCSA元町のバス停、「ロープウェイ前」です。

LCSA元町の料金は、大人100円、子供50円。

函館駅(4番乗り場)を9:25、10:00、10:35、11:10、11:45、12:20、12:55、13:30、14:05、14:40、15:15、15:50、16:25と35分ごとに出発。
ロープウェイ前までは所要時間15分です。

ロープウェイ前発は、9:40、10:15、10:50、11:25、12:00、12:35、13:10、13:45、14:20、14:55、15:30、16:05、16:40。
駅まで15分です。

14:00開演のコンサートに行くには13:30函館駅発で大丈夫です。


宝来町電停や銀座通停留所を利用すると、護国寺坂を上らないといけないので大変なのですが、ロープウェイ前停留所ならば高低差もほとんど無く、便利そうです。

ぜひご活用下さい。


※今回の公演にあたり「函館公民館活性化ネットワーク イキ!ネット」様からいろいろなアドバイスをいただいています。
こちらのホームページで、公民館について詳しく調べることができますので、ぜひ一度ご確認ください。
http://hkdkominkan.seesaa.net/

ラフマニノフ チェロソナタ

2008-02-11 01:09:13 | Weblog
4月に予定している演奏会で、ラフマニノフのチェロソナタを弾くことになりました

実はこの曲、前々から「いつか絶対・・・」と思っていた曲でした。

今回は3楽章のみですが、それでもとっても嬉しいのです
(全楽章となると、相当難しいので覚悟がいります


まだ全然弾けていないのですが、譜読みの段階から、超ド級のストレートが・・

言葉にするなら、「魂が震える」という感じ

何もかにもが

キターっ

っていう感じなんですよ


実は私、ラフマニノフの大ファン

修士論文も彼について書きましたし、修士演奏もラフマニノフのプレリュードOp.23だったのです



だいぶ前になりますが、とある大ピアニストの先生に

「あなたのピアノ、スラブ臭いわね・・・・。
 もっと洗練された感じがいいんだけど。」

と言われた事がキッカケで、長らくロシア物を封印して来ましたが(自分なりの計画のもとに)、
やっぱり好きなんですね


このチェロソナタ。
どんな風に仕上がるのか、とっても楽しみです 


続・競演

2008-02-10 00:26:10 | Weblog
さて、このアレコですが、鳥肌が立つくらいの感動の演奏だったのですが、もう一つ隠れた理由があるんです。


本荘先生「何?これ。
     この楽譜つまんないわね。
     元のオペラの音源はある?」

一柳先生「あ。ありますよ。」

本荘先生「あら。こんなにオーケストラには音があるのに、これじゃぁダメね。
     私が直すわ。」

と言って、さらさらさら~

その場で楽譜を書き直されたのでした


勿論とっても素敵になって、素晴らしかったのですが・・・・

私的には、
先生にしかわからない記号(?)が楽譜に加わっただけなので、譜めくりに大緊張


右手もバスも全然楽譜通りじゃないんですもの

野生の勘でめくってきました


あ。
この記事のタイトル「競演」についてですが。

成田さんのお言葉を引用させていただきました。

「素晴らしい音楽家と出会ったとき、いい意味で演奏はいつも真剣勝負です。」


競演

2008-02-09 00:14:35 | Weblog
「一柳富美子プロデュース ロシア音楽への誘い」での一枚

バス・バリトン歌手の成田眞さんを中心に、左がピアニストの本荘玲子先生。右が私です


成田さんには初めてお会いしたのですが、と~っても素敵な歌声に一気にファンになってしまいました


この日の演目は、

チャイコフスキー <いや、焦がれる気持ちを知る人だけが>
ラフマニノフ 歌劇≪アレコ≫から<アレコのカヴァティーナ>

ムソルグスキー <蚤の歌>

ロシア民謡 <栄えある湖バイカル>
ロシア民謡 <ともしび>



どの曲も本当に素晴らしかったのですが、なかでも私のお気に入りは・・・

アレコです


『今でも覚えている
 優しく情熱的に 彼女はあの時 俺にこう囁いた

「愛しているわ 私はあなたの思うがまま
 アレコ 私は永遠にあなたのものよ」

俺は全てを忘れて 彼女の話に耳を傾けた
そして まるで狂ったように接吻した
あの魅惑的な瞳や 夜よりも黒く美しい髪や あの唇に・・・・』


もうサイコーです
ここらへんの歌詞の時には、アレコでもラフマニノフでも成田さんでもALLオッケー
もっと言って~~~~ブラボー状態


ちなみに、歌詞はこの後

『それがどうだ?どうなった?
 ゼムフィーラは裏切った
 俺のゼムフィーラは
 もう冷めてしまった!!!』

となるのですが、私の中ではこれは無いものとなっています



ちょこっと裏話2

2008-02-07 14:52:41 | Weblog
私のドレスですが、実はほとんどが'オリジナル’

ドレスのデザインを考えることが'隠れ趣味’みたいなところもあって、あれこれ想像を膨らませて楽しんでいます

そして、それを実現してくれる心強い~~味方がいるのですが、彼女、本当にすごいんです

もともとNYでデザイナーとして活躍していた彼女

テロを機に帰国されたのですが、本当に多才な人で、その後フレンチの料理人修行を経て、去年、有機野菜を使ったカフェ・レストランを北海道の函館にオープンさせました
http://tsuikinouen.blog118.fc2.com/


実は私もまだ行った事がないんです
(オープン前に遊びに行きましたが)

3月のコンサートの時にはこちらでお食事会をするつもり

彼女のセンスを知っている私としては、とってもとっても楽しみなのです



皆様、ぜひ一度足をお運びくださいませ



ちょこっと裏話

2008-02-06 12:34:56 | Weblog
2月3日のちょこっと裏話


なんとワタクシ、1月3日から1ヶ月間も禁酒してま~す


この記事を読んで大笑いされてる方も多いはず


お酒にはめちゃめちゃ弱い私ですが、毎晩必ず缶ビールを飲んでいるので・・・


去年のある時期を境に、毎晩の楽しみが

発泡酒350ml→発泡酒500ml→ビール350ml→ビール500ml・・・・

1本だったものが、2本、3本、4本と・・・・


4本ともなれば2リットルなので、勿論完全なる酔っ払いに大変身


ただ酔うだけならいいのですが、さすがに体力的にこたえるんですよね


やっぱり毎日の適量は'350ml缶一つ’くらいかと

'無し’なら'無し’で全然平気なので、そんなに好きというわけでもないのかもしれません


コンサートが終わり、

「今日は飲みた~~~い

となったのですが、あまりの大雪のため、帰路の心配が先立ち、そのまま大人しく帰宅


う~ん。。。

禁酒もいいですが、楽しいときにはちょっとのお酒は必要ですなぁ


末広かり・屋島

2008-02-05 12:49:34 | Weblog
今日は国立能楽堂へ行ってきました

人生初のお能鑑賞です

前々から興味はあったのですが、なかなか一人では行きづらいなぁと思っていたところに、詳しい方からお誘いをいただき、いそいそと便乗させていただいたのでした

演目は「末広かり」と「屋島」です。


私は狂言より、お能に感動


途中、コックリしちゃったりもしましたが、義経の亡霊が出てきてからは、シテ(主役の方をこう呼ぶそうです)に釘付け

並々ならぬエネルギーがありました

本当にすごかった


舞台に立つ上で絶対的に必要なもの。
ジャンルに関係なく同じなのですね

自分にご褒美の一日でした

DUO CONCERTANT 東京公演

2008-02-04 20:33:35 | Weblog
昨日、2月3日は DUO CONCERTANT東京公演の日。

突然の大雪に、どうなることかと朝から冷や汗モノでしたが、なんと満員御礼

みなさまコンサート会場に足を運んでくださり、本当に感激でした


コンサートチラシが出来上がったのが、12月末。

東京公演まで約1ヶ月しかないという強行スケジュールで、慌ててご案内させていただいたのですが、みなさまご都合をつけて集まってくださり、本当に嬉しかったです。

会場に来てくださった方、応援メッセージを送ってくださった方、お花を贈ってくださった方、どうもありがとうございました



2005年にヴァイオリンの斎木なつめさんとお会いし、それからず~っとコツコツと、お互いの演奏活動をしながら、レパートリーを増やしてきました。

自主企画ということもあり、私たちなりに、どうやったら皆様に喜んでいただけるか、二人でどんな演奏を目指すのか、一生懸命考えて作ったコンサートです。

会場のみなさまと、少しでも素敵な時間を共有できますように・・・・



●東京公演プログラム

・愛の挨拶
・中国の太鼓
・ヴォカリーズ

ピアノソロ
・バラード第4番(ショパン)

・シャコンヌ(ヴィターリ)

休憩

ヴァイオリンソロ
・無伴奏ソナタ第2番よりアンダンテ(バッハ)

・サパテアード
・伝説(ディーリアス)

・ヴァイオリンソナタ第2番(ブラームス)


 
3月2日の函館公演は、少し演目が変わります

みなさま、お楽しみに~