12月25日
すみだトリフォニー大ホールにて
毎年、この時期は北海道に帰ると決めていたのですが、今後は東京で過ごすことになるであろうと、10年ぶりくらいにクリスマスコンサートに出ることに。
演目は「くるみ割り人形」
美術家 水本紗恵子さんの映像と、少年少女合唱団のコーラス付きという豪華編成で、とっても素晴らしい公演となりました。
本当に参加できて良かった。
思い出に残る記念のクリスマスとなりました。

この日のチェレスタはYAMAHA。

うっかり映像に魅入ってしまって、出番に乗り損ねるという失態をおかしたリハーサル・・・
(こんな写真撮ってるからだよ、とあの時の自分に突っ込みたい)
なんでこんなに集中力が足りないのでしょうか。
そんな自分にトホホ・・・
来年は安定した集中力維持が目標です。
チェレスタは移調楽器なので、実音は記譜されている音より1オクターヴ高くなります。
そして真ん中のドの位置がピアノとは違います。
ピアノで代用する時には、実音を想定して、記譜されている音よりも1オクターヴ上を弾きますが、実際のチェレスタで弾く時には、ピアノとは違う鍵盤の位置関係で記譜された音を演奏します。
今回のくるみ割りのパート譜ですが、なぜか「実音」の高さで採譜されており、実際にチェレスタで演奏する時には、楽譜の音より2オクターヴ下の位置で弾かなければならないというとんでも脳内パズルが繰り広げられました。
うっかり位置を間違うと、鍵盤が足りなくなってソロで大失敗しちゃうという大事故が・・・(泣)
リハーサルの大切さを痛感した一日。
特殊楽器あるあるでした・・・
楽屋の名表にも水本さんのイラストが使われていて、可愛かったので記念にもらってきてしまいました。
両サイドは今回の演奏会限定で作られたクリアファイル。

オルガンの大木麻理さんと!!