Risa’s 音楽雑記

ピアニスト 山形リサのブログです。
音楽の話を中心に、日常の出来事などを気ままに綴っています。

今年の最後2

2022-12-31 10:04:00 | Weblog
今年最後の本番は25日でしたが、4日の本番に向け27日までお稽古がありました。


ご一緒するのはヴァイオリンの岩谷明石さんとチェロの岩谷詩織さん。



こちらは初回合わせ、テノール富澤さんとソプラノ堀口さん。


年内最後、ラストの合わせはテノーり富澤さんとソプラノ森澤さんでした!


なぜ似たような写真が続くかと言いますと・・・
iPhoneのタイマー撮影を教えてもらっていたから(笑)


今更ですが、一つ新しいことを覚えました!!!



お時間ありましたらぜひどうぞ!


今年の最後

2022-12-30 18:26:38 | Weblog
12月25日
すみだトリフォニー大ホールにて


毎年、この時期は北海道に帰ると決めていたのですが、今後は東京で過ごすことになるであろうと、10年ぶりくらいにクリスマスコンサートに出ることに。


演目は「くるみ割り人形」
美術家 水本紗恵子さんの映像と、少年少女合唱団のコーラス付きという豪華編成で、とっても素晴らしい公演となりました。
本当に参加できて良かった。
思い出に残る記念のクリスマスとなりました。



この日のチェレスタはYAMAHA。



うっかり映像に魅入ってしまって、出番に乗り損ねるという失態をおかしたリハーサル・・・
(こんな写真撮ってるからだよ、とあの時の自分に突っ込みたい)



なんでこんなに集中力が足りないのでしょうか。
そんな自分にトホホ・・・
来年は安定した集中力維持が目標です。



チェレスタは移調楽器なので、実音は記譜されている音より1オクターヴ高くなります。
そして真ん中のドの位置がピアノとは違います。
ピアノで代用する時には、実音を想定して、記譜されている音よりも1オクターヴ上を弾きますが、実際のチェレスタで弾く時には、ピアノとは違う鍵盤の位置関係で記譜された音を演奏します。
今回のくるみ割りのパート譜ですが、なぜか「実音」の高さで採譜されており、実際にチェレスタで演奏する時には、楽譜の音より2オクターヴ下の位置で弾かなければならないというとんでも脳内パズルが繰り広げられました。
うっかり位置を間違うと、鍵盤が足りなくなってソロで大失敗しちゃうという大事故が・・・(泣)
リハーサルの大切さを痛感した一日。
特殊楽器あるあるでした・・・



楽屋の名表にも水本さんのイラストが使われていて、可愛かったので記念にもらってきてしまいました。
両サイドは今回の演奏会限定で作られたクリアファイル。


オルガンの大木麻理さんと!!



奏楽堂にて

2022-12-29 10:30:00 | Weblog
日吉さんのリサイタルのチラシが出来上がってきました。
デザインはお孫さんのさとみちゃんです。






日吉さんとは私が女声合唱団の伴奏ピアニストをしていた頃からのお付き合いなので、かれこれ20年近くなりました。
いろいろぜーんぶ乗り越えてこられた人生の大先輩。
本当に勉強熱心で、その行動力にはいつも頭が下がるばかり!
私も負けてられないなぁ…!



上野駅構内の美術展示コーナー。



好みのど真ん中!!
日吉さんは五黄の寅。
私は甲寅でございます。


アフリカにももう一度行きたい…
思い出を整理する暇もなく今になってしまいました…


新しくなった岡埜栄泉にて、打ち合わせ。

和食はどれもこれもが綺麗で繊細!

器も眺めるだけでも楽しい。


最後のデザートは


ピスタチオのアイスクリームと


本物のお抹茶でした!


平井康三郎「日本の笛」

2022-12-28 11:21:00 | Weblog




久しぶりのルーテル市ヶ谷教会。
うわぁ。
もうクリスマスツリーが…と思っていたのに、それすら終わってしまったというなんとやら。

とっても素敵な憧れの先輩、メゾソプラノ 麻生公子さんのコンサート。

ソプラノは田坂さん、伴奏は山中歩夢さんでした。




私のイチオシは麻生さんの歌われた平井康三郎「日本の笛」シリーズ。
自分には全く縁のなかったジャンルでもあるのですが、面白い!
ものすごくカッコいいです!

ソプラノの田坂さんが歌っていた「淡彩抄」も、同じ平井康三郎の作曲ですが、和声が綺麗でピアニストとして興味の湧く作品でした。
こっちの方が自分的には挑戦しやすそう。

そして、この曲集の詩は山田耕筰「みぞれに寄する愛の歌」の大木惇夫さんでした。
一月にメゾソプラノの長谷川暖さんとこの曲をご一緒するのですが、これまたとっても素敵です。

でもね…
日本人なのに日本語の歌詞を読んでもわからない…という難しさよ(泣)

母国語だからわかるってものでもないんですよね…

言葉って本当に難しい。

そしてつくづく自分は言葉を扱えない人間なのだと思い知るのでした。
考えてる間に我慢できなくなるというのか、気持ちを抑えきれない。
それで演奏したくなっちゃうのだから、やっぱり音を扱う方が性に合ってるんだな。

久しぶりの再会&共演

2022-12-18 09:40:00 | Weblog
何年ぶりになるのかな。
以前、伴奏していた女声合唱の皆さんにお声かけいただいて、久しぶりにご一緒することになりました!

あー!
久しぶりの皆さんの声!
素敵♪
そして蘇る記憶!!
耳と身体が憶えている皆さんとのレパートリー。
楽しかったな〜!!
本番は2月なので年明けにまた練習できることに。
少し伴奏を変えてもっと華やかにしてみようと思います。


この日の会場にあったピアノ椅子。
懐かしい!!というか、実物を使うのは初めてかも…
連弾用の長椅子で、それぞれ高さ調節が可能というもの。
でも…1人で弾く時は置き位置に困る。
真ん中には座れません(笑)



思い出の数々

2022-12-10 22:50:00 | ピアノスタジオ
 今年の誕生日💡

長年、遠くから通ってくれてる生徒さんが、何気ない会話の中で出た話題なのに憶えていてくれて、素敵なお花を持ってきてくれました!
幸せで満ちたひと時!

そう。
私が大好きな真紅の薔薇!

以前、「先生は赤のバラでしょ!オレ、知ってる!」と、最後のレッスンの時に男子生徒がバラの花束を持ってきてくれた事もありました!
(うん!イケメン路線まっしぐらだ!)


武満徹の「小さな空」を歌った生徒さんからいただいた絵手紙。



シューマンの『子供の情景』から「知らない国々」のイメージ画。

この生徒は、発表会の曲が決まると必ずイラストを描いてくれるのですが、私の過去1番のお気に入りはこれ↓↓



ショスタコーヴィチ作曲「アクロバット」。

いい味出してる!
Tシャツにして着たいくらいお気に入り!


気がつけばもう12月!

2022年も終わりが見えてきました。

年々、一年がより早く感じるようになっているのはなんででしょうか。

12月が今年一年の仕上げとなるように、授業もレッスンも演奏もラストスパートです。


フランス歌曲勉強会43

2022-12-08 18:22:00 | Weblog
初のマスネ歌曲。

どの曲も耳心地がよく、さすが「メロディーメーカー」と納得してしまう美しさ。
歌について熟知しているマスネ大先生。
ゆえにやっぱり歌手の声を引き立てるメロディーなんだな〜と思ってしまう。
ひたすらに綺麗!

ピアノは…というと、なんというかフォーレやドビュッシー、プーランクのような苦しみが皆無。
ある意味、こんなにシンプルでこれだけ美しい曲を生み出せるセンスがすごいのだけど、ちょっと物足りなさも感じてしまう。
(↑なぜかここにきてドM発現)

今回は

侯爵夫人
アルキオン
スペインの夜
ある別れ
お願い、マリア様

の5曲です。

次回も引き続きマスネとのこと。
新しい曲との出会いが楽しみ!


むじか〜にゃコンサートvol.2

2022-12-01 08:03:00 | Weblog
コンサートのご案内です。

昨年から年末年始を東京で過ごすことになったので、2023年は1月4日からコンサートに出演します。
華やかなプログラムで、縁起の良い年明けになりそう!
ティアラ江東は久しぶりですが、いつの間にかピアノがベヒシュタインになっていました。
ベヒシュタインは得意なピアノの一つなので、演奏できるのが楽しみです。

お時間ありましたらぜひ足をお運びください!