Risa’s 音楽雑記

ピアニスト 山形リサのブログです。
音楽の話を中心に、日常の出来事などを気ままに綴っています。

とある日のつぶやき

2008-03-25 23:07:58 | Weblog
先日、TVで「妖怪大戦争」なる映画を見てしまった・・・

なんとなく最後まで観てしまったのだが、これがなかなか凄い

私は映画が好きで、年間けっこうな数の映画を観ているが、そう簡単にこういう映画には出会えない


挿入歌の「アズキ~、あん、あん」By忌野清志郎

が最高に面白くて、いまだに「小豆餡、餡」なのか気になっている


中途半端すぎてB級とはとてもいえない寒~い映画だったのだが、ふとあることを思い出してしまった


けっこう前の話だが、「北京原人」という邦画があって、新宿の映画館まで観に行ってしまったことがある

ただ券をもらったので、なんとなく・・・だったのだが、この凄さと言ったら'最大級’で、後にも先にもこれを超える映画には出会ったことが無い


蛾次郎さんは冷凍マンモス(解凍?)でシベリアから走ってきちゃうし、北京原人の親子が日本の陸上大会に出場してるし、名前が「タカシ」だし・・・・・。
(↑私の父親の名前と同じデス


一人ならまだよかったのだが、うっかり友人を誘ってしまったので、見終わった後の気まずさといったらそれはなかった

友人談『リサの手前、頑張ったけど、一人だったら途中で帰ってたよ...』


しかし、なぜかこの友人とは、ハズレ映画を観に行く宿命にあるようで


去年、久しぶりに再会し盛り上がる足で映画館へGO

「邦画じゃないから大丈夫だよね~~」とポップコーン片手に、張り切って映画館に入ったのだが。

かの有名なナイト・シャマラン監督(シックスセンスなど)の映画だと言うのに・・・・

「レディ・イン・ザ・ウォーター」



友人談
『過去ワースト1は変わらず「北京原人」だけど、ワースト2は今日観た映画だよね。』


「妖怪大戦争」は清志郎さんの歌と、蛍原さんのはまり具合が笑えたので、私的にはランキング5位である

ピアノトリオの名曲

2008-03-21 07:41:32 | Weblog
上野にある東京文化会館オーディオ室に行ってきました

大学の後輩にあたるお友達と「トリオをしましょう」という話になって、いろいろ曲を探しています。

「ショパンのトリオはピアノ協奏曲みたいで格好いいですよ~」と教えてもらい、聴いてみたのですが、う~ん・・・・

ちょっとヴァイオリンがさみしいかも&後半にいくにしたがってちょっと弱いなぁ~
なんて。

ラフマニノフも聴いてみたのですが、'トータル演奏時間50分’がちょっと厳しいかな・・・と。

現実の演奏機会を考えると、なかなか本番に上げにくいですよね。


ピアノトリオの名曲ってどんなのがあるのでしょうか???


一般的によく知られていて、人気があって、演奏ごたえある曲が理想なのですが


今回はメンデルスゾーン以外で考えてます。


オススメ曲を教えてください

アンティーク着物

2008-03-18 14:20:17 | Weblog
実は今、アンティークのお着物を探しています


事の発端は、実家で母方の祖母の形見の帯をもらったこと。

なかなか素敵な帯なのですが、日焼けによる大きな色褪せがあり、場所も悪くて、どんなに頑張っても実際に着ける事は不可能なんです

母いわく

「捨てられないけど、持ってるだけなのよね・・・・。」

とのこと。

私が、おそるおそる

「これをビスチェに作り変えて、演奏会用のドレスにしたらダメかなぁ???」

と聞いてみると、

「え!そうしてくれるの?そうなったらお祖母ちゃんも喜ぶわ~~

と、母も大賛成してくれることに



それで、あれこれイメージを膨らませていたのですが、できたら着物生地も使いたいな~と・・・・


できれば現代柄ではなくて、ちょっと古い雰囲気の古典柄が理想なんです

朱色、オレンジ、赤色な振袖はないかな~・・・・ということに

(黒の留袖による違うデザインも素敵かもしれません


ですが、探しに行っている時間も無いし、新品を買うには高級すぎるし


'幽霊’と'昆虫’がめっぽう苦手な私としては、古着屋さんで誰のかわからないお着物を買うのも怖くて無理なんですよね
(↑ほんとにほんとに重要ポイント幽霊最強デス

知り合いで、どなたか箪笥に眠っているいらない着物を下さる奇特な方はいないかなぁ・・・・・



Chateau le Bourdillot  Tantation 2004

2008-03-17 13:36:27 | お酒
こちらもいただき物の白ワイン

Chateau le Bourdillot Tantation2004 

でございます
(↑読めませんが・・・)


あっという間にいただいてしまいました

美味しかった~~


先日、とある方から「自宅にあるセラーを見にきませんか?」とお誘いいただきました

なんとびっくり
1本100万円もするワインが何本も置いてあるのだそうです

すごいなぁ~~~

でも、もちろん速攻でお断りしました

眺めるだけなら、フランス語も読めないですし・・・

うっかり「飲んじゃいましょう」とワインをあけちゃったら、絶対に怒られますもんね

私のモットーは父譲り。

「飲めない酒は酒じゃない


その方は笑ってらっしゃいましたが、「家具」をコレクションしているような感覚なのだとか・・。

う~ん、私には手ごろに楽しめるくらいがちょうどよいのです

吉祥寺 「おちゃらか」

2008-03-14 09:41:46 | Weblog
先日、はじめて「フレーバー緑茶」なるものをいただきました

私が函館でお世話になっているフランス料理店『唐草館』の丹崎シェフの友人、ダントン ステファン氏が、開発・商品化されたのですが、これが今、大流行の兆しなのだそうです

私は'桜’と'マスカット’のフレーバー緑茶をいただいたのですが、これが想像以上に美味しいんです
(↑マスカットの方がGoodでした桜はちょっとパンチが弱い感じです

「フランス人の発想力ってすごいな~・・・」と、ただただ感心

日本人には、緑茶をフレーバー化するという発想はなかなかありませんよね

紅茶なんかと違って、堅苦しいお作法がないのも、このお茶の便利なところ

気取らず、普通に日本茶を入れる感覚でよいのだそうです

お店はこちら
http://www.ocharaka.net/

唐草館のティーパーティーの様子はこちらから
http://yaplog.jp/karakusakan/archive/56

Chateau CAFOL

2008-03-13 09:27:35 | お酒
昨年のクリスマス頃にいただいた赤ワイン

Chateau Cafol 2005 Cotes de Castillon


何やら'高いお酒’と聞き、大切にしていたのですが(我慢?)、とうとういただいちゃいました

とっても美味しかったです

なぜかわかりませんが、美味しいお酒は体にもいいみたいで・・・

悪酔いせずにいただきました

3日酔いかと思いきや・・・・

2008-03-12 22:56:04 | Weblog
しばらくブログの更新が滞ってしまいました

先週には東京に戻っていたのですが、久しぶりに病気になりました

函館公演終了後、公言していた通り、どか~~~~~んと派手に飲んだのですが・・・・

次の日も、その次の日も体調がすぐれず、

「とうとう4日酔い????」

というところに来て、初めて病院へ


二日酔いじゃなくて、ウイルス性腸炎でした

北海道で流行っていたので気をつけていたのですが、思いっきり移っていたようです

1週間ほどマーライオンを体験しました


ちょうど東京では、花粉の飛散量も増える時期だったので、アレルギーの薬もレベルアップ


思いっきり睡眠を楽しむこととなりました

充電はバッチリ

昨日から仮復帰しました


※ご連絡が遅れてしまった皆様、ごめんなさいです




現代エレクトロニクスの基礎知識

2008-03-11 23:18:58 | Weblog
私の尊敬する知り合いが、本を出版されました

「専門書なので、機会があったら立ち読みでもしてくださいね~。」

と言われたのですが、ミーハーな私は、サインをもらおうと早速購入

でも、これがなかなか面白いんですよ~

さっぱりわからないことだらけなのですが、読むことによってちょっとわかった気分になれたりして・・・

私はわりと本が好きで、ジャンル問わずで本を読みます


実家の父もよく本を読んでいるのですが、今回、ちょっと面白い光景を見ました。

開いて30秒で寝てしまう本と格闘してるんです
(↑本人は本気で読んでいるつもりらしい・・)

バートン版の千夜一夜物語。

これを読破しようとしているらしいのですが、父のイビキしか聞こえてこないという面白い現象が毎晩続いているんですよね

ためしに私もちょっと読んでみましたが、一話でギブアップ


昔の難しい日本語は数字よりも理解できませんでした・・・・

ちょこっと裏話2・函館公演編

2008-03-05 22:32:58 | Weblog
今回の函館公演で私がこだわったのが‘ハイカラ’を演出すること

目指せ大正浪漫ということで、衣装や髪型にも一工夫


ドレスに合った着物生地を探して回り、

「これでなんとかお願いしま~す

と、いつもの友人に一声


写真の画像は「こんな感じ?」と友人がその場で作ってくれたものなんです
(いつも本当にありがと~~

当日は巻き髪にして、私用の絞りのリボンをつけましたが、とっても好評で嬉しかったです

写真を撮る事ができなかったのが心残り・・・

実はですね~、これがやりたいために、デジタルパーマまでかけちゃったんですよ

あ、このデジタルパーマ。
お手入れが楽ちんでとってもいいな~と思うのですが、かなり髪の毛が傷みます
私の髪は丈夫で有名なのですが、パーマをかけて1週間足らずで、枝毛ができはじめました~

ちょこっと裏話・函館公演編

2008-03-04 21:44:55 | Weblog
ここ函館公民館は昭和22年の建築ですが、外観からは想像できないほど、中のつくりは素晴らしい構造になっています。

地下にはエントランスホールがあり、そこへ続く階段もまた立派なものです。

残念ながら、あまり函館市からはその価値を認められていないようなのですが、ぜひこの建物を修復し、今後も大切にしてほしいと思います。

そして、ホールにおいてあるピアノも、希少価値のある古い重厚なスタインウェイのフルコンサートグランドです。

今回の函館公演では、私が函館でお世話になっている『小川ピアノ工房』の小川調律師に調律をお願いしました。

小川さんのご好意で、コンサート前日の夜から調律に入っていただいたのですが、
ここで思わぬトラブルが

ペダルの部品が折れて、完全に壊れていたのです

現在のスタインウェイの部品では型が合わないそうで、応急処置をしてくださったそうなのですが、そんなトラブルを感じさせない素晴らしい仕上がりに、またまたビックリ

コンサート当日もステージマネージャーとして、いろいろサポートしていただいたのですが、リハーサルからずっとお付き合いくださり、きっと私のピアノの求める音色を察してくれたのだと思います。


音をそろえるだけでも大変であろう様子だったあのピアノが、交換部品も無く、時間も無い中で、美しく整然となっていたことには本当に感動でした


ですが、あのピアノ。

きちんと部品を交換しないとダメになってしまいます。

なんとかあのピアノを修理して、今後も大切にしていくべきだと思います。

捨てたり、壊してしまうのは簡単ですが、あれだけのピアノには、新しいものには絶対に無い魅力が詰まっていますから・・・・・