Risa’s 音楽雑記

ピアニスト 山形リサのブログです。
音楽の話を中心に、日常の出来事などを気ままに綴っています。

寿限無、寿限無、五劫のすりきれ・・・

2007-09-27 19:58:12 | Weblog
ストラヴィンスキーの DUO CONCERTANT

第一曲目のCantileneを始めました。



参考にCDを聴いた時の一コマ


「ピアノが動き出すところがカッコイイんですよ~~


私「・・・・・本当

心の中で続き「・・・でも、じゅげむ・じゅげむって聞こえるよ




ジュゲムをご存知ない方

ぜひ、NHK教育TVの「にほんごであそぼ」を見てください

なにげに面白くって、お気に入りの番組なのですが、そこでジュゲムをやってます・・・


近・現代の作品は弾けるようになるまで難解なので、たいてい練習にはイライラがつきものなのですが、この曲はどうにもジュゲムに聞こえてしまい、けっこう楽しく譜読みをしています

誰か気がついてないかな~


まぁ、でも、これがジュゲムに聞こえなくなった頃、この曲の本当の格好よさに気がつくということなのでしょうね

早く卒業しなければ・・・・

ドイツ3大B

2007-09-26 15:11:42 | Weblog
コンサートのリハーサルに'譜めくり’で参加してきました。


気合をいれてがんばってきました

が・・・・・

音楽に酔ってしまいました



私自身がリサイタルの直後だったので、まだ精神的にテンションが高めだったのですね

自分では落ち着かせていたつもりでしたが、あっという間に音楽に引きずり込まれ、頭の中は音符の洪水



3時間の通し練習で、その間わずか休憩5分



普通に、気持ち悪くなってしまいました



恐るべしドイツ3大B

曲のパワーが違います


バッハのトリオ・ソナタ、ベートーヴェンのクラリネット三重奏曲、ブラームスのピアノ三重奏曲

そのほか諸々。


ものすごーく内容ぎっしりなコンサートですよね

お客様として聴きたかったなぁ・・・


ボッテジーニ

2007-09-24 23:10:29 | Weblog
リサイタルが終わり、本棚の「コントラバスコーナー」に楽譜を整理していると、気になる楽譜が出てきました。


ボッテジーニ作曲『クラリネットとコントラバスのためのDUETTO』


実は、池上里奈さんのコントラバスリサイタルの第一案の中で、この曲を取り上げることになっていたのです。

私から見ると、ずいぶん音色の違う楽器の組み合わせのように思えますが、いったいどんな響きが生まれるのでしょう


コントラバスとは、デュオ以外で演奏したことがありません。


私にとって、「チェロ」はジェイムス・ボンドのような色男、「コントラバス」はもっとずっと男っぽい感じで・・・・

そう
漫画'はいからさんが通る’に出てくる(古いな~~)鬼島軍曹みたいな感じなんです
(↑あくまでもイメージですよ~~

そして私は、もちろん後者派

どっちも素敵なんですけどね


ぜひ今度は、コントラバスとのトリオにも挑戦したいものです





あたたかい時

2007-09-22 19:23:23 | Weblog
池上里奈 コントラバスリサイタル

立ち見が出るほどの満員のお客様がおみえになっていました。

急遽、スタッフの方が席を用意していましたが、それでも席が足りず、お帰りになったお客様もいらしたようです。
さすがにずっと立ち見は厳しいですよね。
せっかくご来場くださったのに、残念です・・・。

作曲家の福嶋先生もおみえになり、温かいお客様に囲まれ、非常に素敵なコンサートとなりました。

今日UPしている写真は、終演後におふざけで撮ったものです。

でも案外、それらしく入れ替わっていますよね


道産子魂

2007-09-19 13:02:16 | Weblog
お友達のブログを見ていたら、あまりにも面白かったので、私も思わず便乗してしまいました

http://www.linkclub.or.jp/~keiko-n/go.html/gototi.html


● でっかいことはいいことだと思っている。
→無用に大きい家具を買ってしまうクセは、ここからきているのでしょう。

● でも、「北海道はでっかいどう」のフレーズは、かなり恥ずかしい。
→考えたのだれ????

● フロンティアスピリットが心の拠所である。
→これこそ原点!!

● ジンギスカンの食べ方には一家言ある。
→鉄のジンギスカン専用なべにガスコンロ、野菜の上にマトンが必須!

●ザンギも大好物だ。
→から揚げとザンギ。ザンギが定番!

●だけども「1・2・ザンギ、2・2・ザンギ、ザンギザンギザンギ~」のザンギの歌まで作るのは少しやりすぎだと思う。
→そうそう・・・。なぜか、北海道にはこの手のダジャレ系が多いんですよね。

●道産子なのに知らない市町村がある。
→漢字が読めない地名がたくさんあります。
   例:長万部=おしゃまんべ

●とうもろこしのことを「とうきび」と言う。
→どちらでも通じます。祖母は「きみ」と言いますね。

●たとえ夏だろうが肌寒いと感じたら暖房を入れる事をためらわない。
→常にリビングのストーブはスタンバイOKの状態です。

●申し込み用紙などの都道府県を書く欄で『北海』だけを書き『道』に丸を付けるのに抵抗がある。
→これってちょっとバカにされた感がありますよね!青森は通じますけど、北海だと通じませんもん!!

●「試される大地北海道」というフレーズが気に食わない。
→どうして試されなければならないのか意味不明。

●足跡を見ると、どんな動物が通ったか判断できる。
→うさぎ、クマ、キツネ、鹿はわかります。狸には出会ったことがまだ無いなぁ。

●スタッドレスタイヤのCMのすぐ止まるは嘘だと知っている。
→今となってはスパイクさまさま。

●桜が咲くのは5月があたりまえだと思っている。
→いまだに本州の開花の時期を逃してしまうんですよね。

●マトンを食べて「ジンギスカンはクセがあって苦手」という人にラム肉のすばらしさを説明するのに疲れる。
→苦手な人は食べなくて結構!!私が食べます☆

●バーベキューといえばくしに刺して焼くものだと思い込んでいる。
→しかもバーベQだと思っています。

●冬の交差点でけつを振りながらコーナーを曲がっているFR車をみたことがある。
→弟が乗っていました・・・。
でも、四駆でスリップした時には、まるっきり四角い鉄の箱状態で怖かったです
無事に助かりましたが、その後、運転していた友達はゲーゲー吐きまくっていました。


●犬が滑って転ぶのを見たことがある。
→飼い主です。その後、犬に八つ当たりされました
私のせいじゃないのに・・・・。

●交換して欲しい時の言葉は「ばくって~」だ。
→かき混ぜる=かます
 ごみ捨て=ごみ投げ
 ひっかく=かっちゃく
 いまだに直らなくて恥ずかしいのが、格好悪い=へくさい。

●「県道」が北海道では「道道」なのは当たり前なのに、音を聞いて他県民にほぼ毎回笑われるのは納得いかない。
→新聞=道新
 県民=道民
 確かに笑われますが、いったいなんと言えばいいのでしょう??


●ムツゴロウ氏のことはあまり好きではない。
●鈴木宗男氏もあまり好きではない
→むむむ・・・・。
松山千春さんクラスになると(北海道在住)、北海道民の誇りと言えますが!

●プールには温室のようにビニールの屋根があって当たりまえと思っている。
→野ざらしのプールを見たときには「寒くないのか!?」と驚きました。

●スパイクタイヤが禁止されて冬の運転に対する恐怖は倍増したが、雪解け時期の道路わきに車扮がたまっていた時代が懐かしい
→私にとっては喘息の季節でした

●「電車」=「路面電車」、「汽車」=「JR」
→そうなんです!!!
本州で「汽車」と言うと、笑われてしまうんですよね~~。

●北海道の家庭には「こたつ」なんてものはない
→家の中は年中快適。冬に半そでOKです。

●本州の人がロードヒーティングを知らないことは衝撃だった
→東北に行くと、冬道に水が流れていて、それで雪を融かしていますが、北海道で同じ事をしたら車そのものが禁止となることでしょう。

●コンサドーレが「道産子」を逆から読んで名付けた事を知ったときはぼう然とした。
→げげげ!!それは呆然としてしまいますね!!!びっくりした・・・・。

●内地に行ったとき、窓が二重サッシじゃないのに驚いた。
→玄関フードも無いんですよね~、本州は。

●内地の百人一首が木札でないことを知って、驚いた。
●ついでに上の句を読んで下の句を取る百人一首にカルチャーショックを覚えた。
→北海道の木札のほうが豪華で好き♪

●内地でヤシの木を見ると「日本なのになぜ?」と違和感を感じる。
→共感、同感!!!!



あぁ・・・
ちょっと頑張ってみましたが、あまりにも長すぎてここで挫折です

道産子魂はまたいずれ・・・・


アクシデント

2007-09-16 16:55:42 | Weblog
今日のコンサートは13時半開演でした

普段は夜型の職業ですが、この時間にお仕事が終わるのっていいものですね

一日が長く感じられて、ちょっと得した気分です

本番ならではの緊張感も気持ちがよく、演奏を楽しんできました



さて、本番にアクシデントはつきものですが・・・・

今日のワタクシ、楽屋で衣装に着替えようとしたところ、ドレスの裾を踏んづけたままでいることに気づかず「えい」っと着替えを続行。

背中のファスナー部分をビリっと破いてしまったのでした


ドレスって布地が繊細なので、案外弱いんですよね~

髪の毛でごまかしましたが、ちょっと冷や汗モノでした



今回のドレスは、伴奏の際よく使っている黒のシンプルな衣装ですが、どのドレスも愛着が深く、できるだけず~っと使いたいと思っているんです


またお直しをお願いしなくっちゃ・・・・
(↑函館で

大人になって・・

2007-09-14 15:18:42 | Weblog

子供の頃、練習=ピアノを弾く時間 でした。

ピアノの音が少しでも聞こえなくなると、「サボってるでしょ~!」と親に言われたりしたものです




最近になって感じることは、「ピアノを弾かない時間、いかにピアノに向き合うか・・・」ということ。



子供の頃のように時間を自由にできませんし、実際、長時間練習したからといって、上達の前に手を傷めてしまいます。


口で言うのは簡単ですが、ピアノを弾かずにピアノの練習をしようと思うと、なかなか簡単ではありません


私などは不器用なので、弾く以上に多くの時間をとられてしまうことになります。


何もしていない時(よくボーっとしていると言われますが・・・)、実は音楽のことを考えていて、頭の中は、曲全体の構想、弾き方の試行錯誤、楽譜に記載されている音符の一つ一つ、指番号の選択・・・など、いろいろなことがグルグルしています。
自分の頭の中で一曲演奏しようと思うと、かなりの神経を使うことになります


弾きながらこれらのことを同時進行で進めようと思うと、一日中ピアノの前から離れられなくなってしまうので、普段からどれだけイメージを明確に、曲のことを考えられるか・・・で練習の内容が変わります


先日、私の友人が、とあるピアニストの大先生から

「音楽を続けていけばいくほど孤独になっていくわね。」

と言われたそうです。


なかなか奥の深い言葉だなぁ・・・と感心してしまいました

リハーサル

2007-09-12 22:27:15 | Weblog
先日、本番で使用するホールでのリハーサルをしてきました

なんとも贅沢なリハーサルです


どんな場所でも演奏できますが、やっぱりホールでの演奏が一番好き

気持ちがいいです


これから演奏会が続きます

新しいホールとの出会いも楽しみの一つです





新種誕生

2007-09-11 21:55:20 | おいたち様

北海道でお過ごし中のおいたち様です


両親が甘やかしてくれるのをいいことに、いたずらのし放題


母が大切にしているセントポーリアの数々を、噛んだり、ひっくり返したり、土を掘り起こしたり・・・・


おいたち様が葉を噛んだセントポーリアは、その後、花の色や形が変わってしまうんだそうです


東京へもどってしばらくすると、母から「新種誕生」の写メールが届きます


いつまでたっても、おいたち様のいたずらの記録は残るのでした・・・