気がつけばコロナ禍になってから3回目の発表会でした。
開催できるか否か、すべきか否か、いろんな葛藤がありましたが、その都度、対策を講じながら中止することなく発表会を続けてきました。
いつもは手伝いに来てくれる母も友人も東京に出てこられなくなり、さて私1人でどうしよう…となった時、
あー、大変だね、いーよー。
の一言で、手伝いに来てくれたY氏。
同じ東京組の高校の同級生です。
ボランティアで撮影を引き受けてくれ、プロ顔負けの編集までしてくれるのでした!
今年は業務用のカメラをレンタルして持ってきてくれ、本当に感謝感謝の大感謝!
もう来年の約束までしちゃっているのでした!
いまだ東京に出てきたくても出てこれない方々がいる現状。
コロナの問題以外にも、海外在住だったり、ご高齢のご家族、ご親戚がいらっしゃる方もいます。
私は聴くのも演奏するのも、なんてったっての生演奏派なので、録音や録画には興味のない方なのですが、このコロナ禍で動画撮影に対する認識が変わりました。
私の母も、半分しか見えない目で、発表会の動画を楽しみに観ているのだそう。
実際には音を聴いているだけなのだと思いますが、雰囲気を感じてるのでしょう。
生徒たちも、いつでも自分の思い立った時に、この動画を通していろんな事を振り返ることができるのは幸せだと思います。
Y氏、いつも本当にありがとう!!
そしていつも愛知から来てくれる親友の島影晃子さん。
乗馬は趣味で、本業はピアニストです。
来年の発表会の予定はGWの最終日なのですが、おそらく再会が叶うはず!
実は先日、本番1週間前に、他人の不注意による事故で足を五箇所も骨折したのですが、松葉杖+介助付きでステージに立った彼女。
ソリストからは「車椅子でもいいから来てくれ」と懇願され、身内からは「ソリストより目立つなよ〜」と突っ込まれる伴奏者あるある話。
私が思うに、指は1本くらい骨折しててもなんとかなりますが、足は歩けないんだから大変です。
車椅子だったら高さ調節どうするのーとか、ペダルどうするのー。
松葉杖、どこに置くのーとか、弾き終わった後、どうやって立つのー?みたいな。
そんな中でやり遂げるんですから、さすが私の親友です(笑)
私は指も足も折ったことありませんが、手の親指靭帯を切る大怪我をしたことがあって、2ヶ月ギプスしながら本番やってたなーということを思い出しました。
彼女とは中学時代からのお付き合い。
気がつけば30年overなんですから、家族以上の関係です。
私はたいがい変人の自覚があり、1人の時間が無いとダメなタイプの人間でありますが、それでも絶対に独りでは生きていけません。
家族、友人、仲間、周囲の方々に支えられ、助けられて生きているんだなぁと実感します。
みんな本当にありがとう!
私もみんなが困った時、いつでも力になれる自分でありたいと思います!!