魔法が解けたそのあとで

結婚、出産、育児、介護、お仕事。来た球を打ち返す、毎日のつれづれをつづりました。

カーネーション

2012-04-06 23:29:58 | 本・映画・テレビのこと

先週、NHK朝ドラ「カーネーション」が終わった。

なんとなくなりに観ていたのだけど、よかったなあ

ヒロイン、良かったです尾野さんって「名前をなくした女神」に出ていたのだけど、気付かなかった・・・カメレオン女優

朝からきっぷのいい元気なヒロイン、少女の頃は女であるだけで男の下にあまんじていた糸子が、自分でどんどん力をつけてきて、ついには父親をしのぐ稼ぎ頭となる。

最初の頃は、このおとうちゃんが脚をひっぱってむかついてむかついて

でも亡くなるとこは泣けた

戦争で夫を亡くし、女手ひとつで3人の子供と店を切り盛りしてきた糸子の、ひそやかな恋。

その、妻子ある男性との恋をとがめられた糸子。夫の親戚や近所の人たちが

「死んだおとうちゃんや旦那に申し訳ないと思わないのか

と責められるのですが、そこで糸子が言ったのが

「みんな死んでしまいました」

・・・そうです、死んでしまった人のことを考えたって・・・生きて、生きて、働いてるのは今の糸子。

強い。そう思いました。

子供たちが糸子をかばう。そして・・・糸子は決める。

周防さんとはお別れする。

切なかった~

おばあちゃんとなった糸子が、ある女性と偶然話をして分かったのが、その周防さんの娘であった、というエピソード。

ここも切なかった~

生きて生きて生き切った、糸子の生涯。

椎名林檎さんの歌も良かったです

「わたしのほしいものなど ひとつだけ ただ ひとつだけ」

糸子が欲しいもの・・・それはなんだったのか。でも彼女はきっと手に入れた。

次は「梅ちゃん先生」、満を持して堀北まきちゃんの朝ドラヒロインです

またさわやかでひたむきなヒロイン、朝が明るくなりそうですな~

 

 

コメント
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