先週、NHK朝ドラ「カーネーション」が終わった。
なんとなくなりに観ていたのだけど、よかったなあ
ヒロイン、良かったです尾野さんって「名前をなくした女神」に出ていたのだけど、気付かなかった・・・カメレオン女優
朝からきっぷのいい元気なヒロイン、少女の頃は女であるだけで男の下にあまんじていた糸子が、自分でどんどん力をつけてきて、ついには父親をしのぐ稼ぎ頭となる。
最初の頃は、このおとうちゃんが脚をひっぱってむかついてむかついて
でも亡くなるとこは泣けた
戦争で夫を亡くし、女手ひとつで3人の子供と店を切り盛りしてきた糸子の、ひそやかな恋。
その、妻子ある男性との恋をとがめられた糸子。夫の親戚や近所の人たちが
「死んだおとうちゃんや旦那に申し訳ないと思わないのか」
と責められるのですが、そこで糸子が言ったのが
「みんな死んでしまいました」
・・・そうです、死んでしまった人のことを考えたって・・・生きて、生きて、働いてるのは今の糸子。
強い。そう思いました。
子供たちが糸子をかばう。そして・・・糸子は決める。
周防さんとはお別れする。
切なかった~
おばあちゃんとなった糸子が、ある女性と偶然話をして分かったのが、その周防さんの娘であった、というエピソード。
ここも切なかった~
生きて生きて生き切った、糸子の生涯。
椎名林檎さんの歌も良かったです
「わたしのほしいものなど ひとつだけ ただ ひとつだけ」
糸子が欲しいもの・・・それはなんだったのか。でも彼女はきっと手に入れた。
次は「梅ちゃん先生」、満を持して堀北まきちゃんの朝ドラヒロインです
またさわやかでひたむきなヒロイン、朝が明るくなりそうですな~