魔法が解けたそのあとで

結婚、出産、育児、介護、お仕事。来た球を打ち返す、毎日のつれづれをつづりました。

ひとりで生きていけばいい・「最高の離婚」

2013-02-16 23:18:47 | 本・映画・テレビのこと

今一番楽しみなドラマ「最高の離婚」

今期のドラマは、スタートが資格試験前で、「八重の桜」以外はすべて第一回から観ていなくて、試験が先月末に終わったので晴れて「シェアハウスの恋人」「夜行観覧車」なんか観たのです。

(「夜行観覧車」は湊かなえさんの原作読んでいたので、興味津々だったのですが、娘さんの暴言・暴力にちょっとダメージ受けてしまって・・・原作もあんな感じだったのかな?続きが観る気持ちが萎えてしまいました~。「シェアハウス」はなかなか面白いです☆「サキ」は仲間さんが「ピンポンダッシュしていくような人」って言ってたのがわかった~!面白いです)

資格試験は6割出来ていれば合格、というゆるめな試験なんですが、自己採点でおそらく実技・学科ともに8割は取れていたのでセーフかな・・・と。マークミスがないのを祈るのみです

今年は資格を取ることに専念し、一生続けられる仕事に就けるように土台を築いて行く年にしたいと思っています。

この間、一番大事なラスト10分で娘が大泣き・隣で寝てる夫はまったく気付かずで、ちょっと飛んでしまったのですが

しかしこのドラマ、観ているとすごいリアルに思い出すんですよね、いろんなことを。

皮膚感覚で、「そう、こうだった」って思い出してきて、イタイくらい涙さえ出ないって感じ。固唾を呑んで、ダブルヒロインの演技を見つめています

オノマチさんに引き続き、真木さん、凄まじかった・・・

浮気しているであろう、男と、相手の女のことを思い浮かべる嫉妬。

それでも言えなくて、笑いを張り付かせている自分。

いい顔して、見てないとこでは死んだ目をして。

でも。

ぶちまけてしまった。吐き出してしまった。

憎くて、汚らわしくて、でも自分が一番イヤで。

「触らないで!」

って言ったとこ、ほんとに分かる・・・もう触られたくもない。憎い、こんな気持ちを持つことになってしまった、あなたが憎い。

こんな自分になってしまった、自分が憎い。

踏みにじられた、痛くて痛くて。

でも相手の男だって、今度こそ彼女だけを見て生きていきたくて、そんな彼女に応えたくて。

悲しいすれ違いでした

 

嘘をついてはいけない。浮気をしてはいけない。

なぜなら相手の心を殺すから。

 

一度殺された心を再生させるのは大変です。

でもそれをこっから出来るか。ぶちまけて、それでも愛し抜く覚悟が、りょうとあかりにあるか?

夫婦なんて奇麗事で済むわけないんです

りょうの駆け落ち事件のトラウマ、あかりの両親のトラウマ、お互いぶちまけ合って、それからでしょう

一生かかって、その人を知っていく、その人を理解する努力をしていく、結婚はそのチャンスなのだ。

そして、自分を映し出す鏡でもある。

その人を通して自分が見える、不思議なことに。

 

あれだけの仕打ちをされたあかりが

「じゃあ一人で生きていけばいい、結婚なんて茶番だ」

って言うのは、至極当然

それに対して光生が

「それじゃあファンキーでモンキーなファミリーになれないじゃないですか

って叫んだのが、もう爆笑

彼は彼なりに、自分のラインじゃないものからでも学んで取り入れているんだな・・・なんて

「なに、この野武士軍団」

とか、今回かなりウケたセリフが多くてあ、スラムダンクネタも嬉しかった

・・・まあ、結婚なんて、茶番なんですよ。

でもなぜ人は結婚するか。人を求めるか。

それはあたたかさ、優しさ、安心、それを知っているから。

一度でも猫の毛玉を知った人が、それを忘れられないように

人は、誰かと過ごしたしあわせな記憶をなくさないから。

なんだと思います。結婚しなくても、だれかと生きて行きたい、誰かに優しくしたい、優しくされたい。愛したい、愛されたい。

そういうものなんだと、思います。

さて、俳優さんの凄まじい演技を披露してくれている「最高の離婚」、次は綾野さんのりょうに期待したいですね

光生と同じく、こちらもめきめき変貌中。

そして重盛くんが好青年でこちらもどう絡んでくるか?重盛君が幸せそうで・・・涙ですわ

 

あ、愛し愛されで思い出しましたが、小沢健二さん、ベイビーが誕生するみたいですね、春

なんか、感慨深いですね。「結婚してってだめだよ~♪」って唄っていた彼が、エリザベスさんという女性と結婚し、赤ちゃんも誕生するなんて・・・本当におめでとうございます!

人間って変わるものなんだなあ・・・ってつくづく。なんか嬉しいです

そして「ラブリー」カバーの件・・・PV観てなんとも言えない気持ちですわー・・・。

 

 

 

 

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闇を飼う―映画「ストロベリー・ナイト」

2013-02-16 22:39:51 | 本・映画・テレビのこと

「ストロベリー・ナイト」、観に行ってきました

玲子の過去から今に引き摺る闇が、菊田との間を分けてしまった・・・そんな感じがした物語でした。

原作を読まないと分からない、細かい部分があったかと思いますが、まるで爬虫類ですね、の大沢たかおさんの存在感、安定の菊田の対決

「あんたには無理だ」

って、それ正解

たしかに、玲子の抱える内なる闇は、菊田には分からない。

だからこそ、その上で、わたしは最後、菊田が去ったのは、また戻るためだと思いたい。

闇を抱えた玲子を、闇を知らない菊田が、それでもなお包んで欲しい、と思いましたが・・・

菊田も、車から出て来る玲子に声をかけちゃうとこが、まあ菊田らしいというか・・・

いや~わたしだったらマキタみたいな男が出て来たら、蛇ににらまれたカエルのように逃げちまうと思いますがね・・・ダメ、ぜったいみたいな

玲子も、男として惹かれていたというより、マキタの闇に引き寄せられてしまった・・・というか。愛だの恋だのでなくて・・・その辺が、とても上手く演じられていたなあ、と。竹内結子さんは。

漠然とした感想ですが、続きが観たいなあ、やっぱり

姫川班、「このヤマ絶対取るわよ」が聞きたいです

 

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