さて、再読強化月間のほとんどを費やしてしまっている
『指輪物語』ですが、内容をうろ覚えどころか中にはけっこう
重要な部分を間違えて覚えていたりしてました。ひどい話です。
前巻「旅の仲間」では、世界を悪の恐怖に陥れようとしている
サウロンがどうしても手に入れたい指輪を持っているホビット族
のフロドとその仲間のホビット(サム、メリー、ピピン)が、
灰色の賢者ガンダルフ、野伏のアラゴルン、人間の戦士ボロミア、
エルフのレゴラス、そしてドワーフのギムリの9人で、指輪を
火山の噴火口に投げ入れて溶かしてしまおうと長い長い旅に
出かけるところの序盤が描かれていて、山のトンネルで怪物と
闘ってガンダルフが穴に落ちて離脱、8人になってしまい、さらに
途中でボロミアが指輪の魅力に抗いきれずフロドに襲い掛かろうとし、
これに傷ついたフロドは、サムと2人だけで火山のあるモルドールへ
と向かいます。
そして『二つの塔』では、オーク(悪の手下の兵隊)に襲われて
ボロミアが命を落としてしまいます。さらに、メリーとピピンが
捉えられてしまうのですが、どうやら上の者の命令で、殺さずに
生け捕りしてこいということらしく、殺されずに運ばれます。
途中、ローハン国の騎士団とオークの決戦があり、その隙に2人の
ホビットは近くの森に逃げ込みます。しかしその森は不気味で、
なにやら得体の知れない生命の雰囲気が・・・
その「生命」とは、なんと喋り、動き回ることのできる木なのです。
エント族と呼ばれる木の仲間たちは、もはや伝説として語られている
存在で、その中の長老「木の髭」はメリーとピピンを気に入ります。
2人は、旅の目的を木の髭に話し、エントたちも、ここ最近のオーク
どもの無法ぶりには怒りを覚えていて、その諸悪の根源はアイゼンガルド
に住む白の賢者サルマンだというのです。
そこで、エント族の会議の結果、サルマンを懲らしめてやろうと、
ついに木の巨人たちが動き出し、アイゼンガルドへと向かいます。
一方、2人のホビットの行方を探すアラゴルンとレゴラス、ギムリは、
穴から脱出してきたガンダルフと再会、途中にローハン国に寄りますが、
そこの国王セオデンは、サルマンの手下の「蛇の舌」に言いくるめられて
しまっています。
ところで、フロドとサムですが、モルドールへ向かう途中に、もともと
指輪を持っていたゴクリと会います。ガンダルフから「ゴクリは生かして
おいたほうが何かと役に立つかもしれない」ということで、殺すことは
止められています。
なんとか言いくるめて手下にし、モルドールまで案内してもらうことに。
正式ルートである「黒の門」には見張りがいてそこから侵入するのは諦め、
ゴクリの案内で秘密のルートを選びますが、じつはこれはゴクリの罠だった
のです・・・
この『二つの塔』は、読みづらかったり分かりにくかったりという部分は
ほとんど無く、勢いよく描かれています。
いろいろな謎も解明されてゆき、世界も広がり、第3部「王の帰還」へと
続きます。
『指輪物語』ですが、内容をうろ覚えどころか中にはけっこう
重要な部分を間違えて覚えていたりしてました。ひどい話です。
前巻「旅の仲間」では、世界を悪の恐怖に陥れようとしている
サウロンがどうしても手に入れたい指輪を持っているホビット族
のフロドとその仲間のホビット(サム、メリー、ピピン)が、
灰色の賢者ガンダルフ、野伏のアラゴルン、人間の戦士ボロミア、
エルフのレゴラス、そしてドワーフのギムリの9人で、指輪を
火山の噴火口に投げ入れて溶かしてしまおうと長い長い旅に
出かけるところの序盤が描かれていて、山のトンネルで怪物と
闘ってガンダルフが穴に落ちて離脱、8人になってしまい、さらに
途中でボロミアが指輪の魅力に抗いきれずフロドに襲い掛かろうとし、
これに傷ついたフロドは、サムと2人だけで火山のあるモルドールへ
と向かいます。
そして『二つの塔』では、オーク(悪の手下の兵隊)に襲われて
ボロミアが命を落としてしまいます。さらに、メリーとピピンが
捉えられてしまうのですが、どうやら上の者の命令で、殺さずに
生け捕りしてこいということらしく、殺されずに運ばれます。
途中、ローハン国の騎士団とオークの決戦があり、その隙に2人の
ホビットは近くの森に逃げ込みます。しかしその森は不気味で、
なにやら得体の知れない生命の雰囲気が・・・
その「生命」とは、なんと喋り、動き回ることのできる木なのです。
エント族と呼ばれる木の仲間たちは、もはや伝説として語られている
存在で、その中の長老「木の髭」はメリーとピピンを気に入ります。
2人は、旅の目的を木の髭に話し、エントたちも、ここ最近のオーク
どもの無法ぶりには怒りを覚えていて、その諸悪の根源はアイゼンガルド
に住む白の賢者サルマンだというのです。
そこで、エント族の会議の結果、サルマンを懲らしめてやろうと、
ついに木の巨人たちが動き出し、アイゼンガルドへと向かいます。
一方、2人のホビットの行方を探すアラゴルンとレゴラス、ギムリは、
穴から脱出してきたガンダルフと再会、途中にローハン国に寄りますが、
そこの国王セオデンは、サルマンの手下の「蛇の舌」に言いくるめられて
しまっています。
ところで、フロドとサムですが、モルドールへ向かう途中に、もともと
指輪を持っていたゴクリと会います。ガンダルフから「ゴクリは生かして
おいたほうが何かと役に立つかもしれない」ということで、殺すことは
止められています。
なんとか言いくるめて手下にし、モルドールまで案内してもらうことに。
正式ルートである「黒の門」には見張りがいてそこから侵入するのは諦め、
ゴクリの案内で秘密のルートを選びますが、じつはこれはゴクリの罠だった
のです・・・
この『二つの塔』は、読みづらかったり分かりにくかったりという部分は
ほとんど無く、勢いよく描かれています。
いろいろな謎も解明されてゆき、世界も広がり、第3部「王の帰還」へと
続きます。