先月は「週に1回は投稿する」という自分に課したテーマを
遂行することができてホッとしています。
ですが12月。お坊さんも走っちゃうくらい忙しいらしいです。
個人的なアレですが、12月からまた環境が変わるので、とは
いっても10月のような大きな変化はないので、まあまた週に
1回は投稿できるようにがんばります。別に週2回でもいいん
ですが。
五木寛之さんです。そういえばBSでやってた「百寺巡礼」
好きで観てました。
『青年は荒野をめざす』を手に取って、裏表紙の解説を読む
と「~60年代の若者の冒険を描き、圧倒的な共感を呼んだ、
五木寛之の代表作」とあり、これは読まねば!と。
いわゆる青春小説です。ロシア行きの船から話はスタート。
あ、まだソ連です。ソ連のナホトカ行きの船。(ジュン)こ
と北淳一郎は、なぜこの船に乗ってるのかというと、ありて
いに言えば「自分探しの旅」。
ジュンは20歳。新宿のジャズクラブでトランペットを吹いて
います。が、将来は本格的にプロになりたいかどうか、周り
は「きみは上手なんだけど音が(ジャズ)じゃない」のよう
なことを言われたりして、大学に落ちて浪人中という身では
ありますが親に「旅に出る」と宣言。
一応予定としては、ナホトカまで船で行ってフィンランドの
ヘルシンキに向かいます。そこから先は未定。
船内で麻紀というサンレモの音楽祭に行くという自称歌手の
女性に出会うのですが、この麻紀は今後さまざまなかたちで
ジュンと関わってくるのですが、それは物語の核心になるの
で書けません。
さて、ジュンはいきなり衝撃的な出会いをします。数年前に
突然姿を消した伝説的なサックス奏者のアンソニー・フィン
ガーとひょんなことから話をするようになり、さらに船内で
行われるアマチュアのコンサートに飛び入りで参加します。
自分探しの旅に出て、そんないきなり伝説的なジャズメンに
出会えて順風満帆、と思いきやアンソニー・フィンガーは「
ある問題」を抱えていてジャズどころではありません。
ジュンは麻紀と飛行機でモスクワへ。まあモスクワでもなん
だかんだあって、というよりジュンにとっては人生初のうん
たらかんたら・・・そして麻紀と別れてジュンはフィンラン
ド、スウェーデン、デンマーク、フランス、スペイン、ポル
トガルと旅をします。はたしてジュンは自分なりのジャズを
見つけることができるのか。
そして、船でアメリカをめざすのですが、船内でジュンは父
宛てに手紙を書きます。その内容とは・・・
ジュンはこの旅でさまざまな人と出会います。(さまざまな
人)というのは、人種もそうですが、思想、生き方、過去と
(さまざま)。
旅の途中でジュンは新宿のジャズクラブで知り合いだった(
プロフェッサー)という謎の老人と再会します。このプロフ
ェッサー、とてもいい味出してくれます。青春小説にこうい
う大人よく出てきますよね。
「若い時はことに、これでおしまいだなどと考えたがるもの
さ。だが、そうじゃない。人生は何度でも新しくなる。青春
は、その人の気持の持ちようで、何回でも訪れてくるんだよ」
プロフェッサーは文中でこうジュンたちに話します。
あるていど年齢を重ねてから青春小説を読んで、なんだコイツ
等の考えの青いこと、と笑うのもいいですが、プロフェッサー
の言葉のように「あ、そうだ。自分の青春はまだこれからかも
しれない」と思えるのも、いいですね。
遂行することができてホッとしています。
ですが12月。お坊さんも走っちゃうくらい忙しいらしいです。
個人的なアレですが、12月からまた環境が変わるので、とは
いっても10月のような大きな変化はないので、まあまた週に
1回は投稿できるようにがんばります。別に週2回でもいいん
ですが。
五木寛之さんです。そういえばBSでやってた「百寺巡礼」
好きで観てました。
『青年は荒野をめざす』を手に取って、裏表紙の解説を読む
と「~60年代の若者の冒険を描き、圧倒的な共感を呼んだ、
五木寛之の代表作」とあり、これは読まねば!と。
いわゆる青春小説です。ロシア行きの船から話はスタート。
あ、まだソ連です。ソ連のナホトカ行きの船。(ジュン)こ
と北淳一郎は、なぜこの船に乗ってるのかというと、ありて
いに言えば「自分探しの旅」。
ジュンは20歳。新宿のジャズクラブでトランペットを吹いて
います。が、将来は本格的にプロになりたいかどうか、周り
は「きみは上手なんだけど音が(ジャズ)じゃない」のよう
なことを言われたりして、大学に落ちて浪人中という身では
ありますが親に「旅に出る」と宣言。
一応予定としては、ナホトカまで船で行ってフィンランドの
ヘルシンキに向かいます。そこから先は未定。
船内で麻紀というサンレモの音楽祭に行くという自称歌手の
女性に出会うのですが、この麻紀は今後さまざまなかたちで
ジュンと関わってくるのですが、それは物語の核心になるの
で書けません。
さて、ジュンはいきなり衝撃的な出会いをします。数年前に
突然姿を消した伝説的なサックス奏者のアンソニー・フィン
ガーとひょんなことから話をするようになり、さらに船内で
行われるアマチュアのコンサートに飛び入りで参加します。
自分探しの旅に出て、そんないきなり伝説的なジャズメンに
出会えて順風満帆、と思いきやアンソニー・フィンガーは「
ある問題」を抱えていてジャズどころではありません。
ジュンは麻紀と飛行機でモスクワへ。まあモスクワでもなん
だかんだあって、というよりジュンにとっては人生初のうん
たらかんたら・・・そして麻紀と別れてジュンはフィンラン
ド、スウェーデン、デンマーク、フランス、スペイン、ポル
トガルと旅をします。はたしてジュンは自分なりのジャズを
見つけることができるのか。
そして、船でアメリカをめざすのですが、船内でジュンは父
宛てに手紙を書きます。その内容とは・・・
ジュンはこの旅でさまざまな人と出会います。(さまざまな
人)というのは、人種もそうですが、思想、生き方、過去と
(さまざま)。
旅の途中でジュンは新宿のジャズクラブで知り合いだった(
プロフェッサー)という謎の老人と再会します。このプロフ
ェッサー、とてもいい味出してくれます。青春小説にこうい
う大人よく出てきますよね。
「若い時はことに、これでおしまいだなどと考えたがるもの
さ。だが、そうじゃない。人生は何度でも新しくなる。青春
は、その人の気持の持ちようで、何回でも訪れてくるんだよ」
プロフェッサーは文中でこうジュンたちに話します。
あるていど年齢を重ねてから青春小説を読んで、なんだコイツ
等の考えの青いこと、と笑うのもいいですが、プロフェッサー
の言葉のように「あ、そうだ。自分の青春はまだこれからかも
しれない」と思えるのも、いいですね。