先月久しぶりに自転車の投稿をして、それからまたずいぶんと間隔があいてしまいました。手首をぶつけたかひねったかして痛かったので、といっても病院に行くとかそこまでひどくはなかったのですがちょっと自転車はお休みしてました。
で、手首の痛みもだいぶ良くなってきたので、でかけましょうか。といっても特に目的地も決めず、とりあえず北上して行けるとこまで行ってみましょう。ポタリングっていうんでしたっけ。ぽたぽた。
家を出てだいたい10kmくらい走りましたかね、川沿いに木がズラッと並んでました。河津桜だそうです。桜の咲く季節はキレイでしょうね。機会があったら行きたいと思います。こういう書き方したらまず行かないでしょうけど。
そんなこんなで1時間くらいフラフラと走ってそろそろ休憩したいなと思ってたところ、道路標識に「→公園」が。公園だったらベンチもあるし座って休憩できますね。
着きました、ザ・公園という公園。遊具もあって親子連れがいて遊んでました。案内板を見ると水辺があるみたいなのでちょっと行ってみることに。
ところが着いてみると柵で周囲をめぐらせた場所はありましたが、水はありません。あれおかしいな。
今から2000年ほど前のシルクロードの経由地、中国のタクラマカン砂漠に楼蘭という小さな国がありまして、20世紀に入ってスウェーデンの探検家が砂漠の真ん中に都があった痕跡を見つけますが、文献によれば近くにロブ湖という湖があるはずなのですがありません。しかしその後の調査でロブ湖は近くを流れる大きな川の土砂の堆積と強風によってできた浅瀬の水域で、なんと1500年周期で南北に移動するということがわかり「さまよえる湖」と呼ばれ、痕跡から水路が発見されて楼蘭の場所が特定されます。ちなみに三蔵法師玄奘は西暦640年ごろにインドに行った帰りにこの時すでに廃墟の楼蘭に寄ったとの記録があるそうです。
きっとこの公園内にあった水辺も「さまよえる湖」なのでしょう。近くに川も無く、どこに行ったか知りませんが。
まあそんな与太話はさておき、Googleマップによれば家からこの公園は22km。往復で44kmですか。ほぼ平坦。ゆっくりでしたので片道1時間半くらいでした。
帰りになってポツポツと雨が降り出してきましてそのうちけっこうガッツリ降ってきたので途中でリュックから携帯用レインジャケットを出して着ました。備えあれば憂い無し。