晴乗雨読な休日

休日の趣味レベルで晴れの日は自転車に乗ってお出かけ。雨の日は家で読書。

東川篤哉 『中途半端な密室』

2017-01-18 | 日本人作家 は
個人的でじつにどうでもいいことなんですが、
家の書棚がいっぱいになってしまいました。

あれは何年前でしたかねえ、文庫用の書棚を
作ろうとホームセンターで木材を買ってきて、
高さ180cm横45cm8段のを3つ作ったんですが、
1段に約30冊入るので、単純計算で1つの棚に
240冊で3つだから720冊・・・ずいぶん読み
ましたねえ。

さて、この作品は、作者のデビュー作含む初期の
短編集だそうです。
のちに、出版社の新人発掘企画で選ばれたのが
「本格デビュー」になるとのこと。

表題作の「中途半端な密室」では、婦女暴行事件
が連続して起こってる中、奇妙な事件が。市内の
不動産会社社長がテニスコート内でナイフで刺さ
れて死亡していたのです。周りを金網で囲まれて
出入りする扉は内側から鍵がかけられていて、
しかし、上空は屋根のない「中途半端な密室」
状態。すべて不可解なこの事件の謎は・・・

あとの4作は、岡山の大学生、ミキオと敏ちゃんと
ノリの3人がああだこうだの話。

この人の「ギャグミステリ」っていうんですか、
ただし、ギャグを散りばめていても肝心の謎解き
はちゃんとしているといいますか、病院の待ち時間
に読むのにすごく重宝しました。

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