通販で買ってガソリンスタンドで交換してもらいました。
Myレヴォーグ(DBA-VM4)のバッテリーを交換しました。納車から早4年、前回車検時にサービスさんから「そろそろバッテリー交換ですねー」と言われたのをきっかけに、バッテリーチェッカーやモニターを購入し監視していました。
しかし結果からいうと、チェッカーやモニターの判定からはバッテリーの残り寿命は判断できませんでした。
特に、バッテリーチェッカーの測定値は、測定するタイミングでバラバラであり、良くなったり悪くなったりの繰り返しであるため「良い時の数値を信じる」と認知バイアスの罠に陥る可能性が。
追加で購入したバッテリーモニター(Bluetooth接続型)は、常時記録タイプのため、変化や推移が参考になりました。しかしSOH(健全性)やCCA(低温時の始動性)の測定はありませんので、時系列による変化を見て自分で判断する必要があります。
数か月の短い期間でしたが、両方を併用し観察した結果から得られたことは、できるだけ同じ状態で測定せよです。走行直後の数値ではなく、6時間から8時間ほど放置(駐車)してから測定することである程度、バッテリーの健康状態(SOH)が正しく評価できると思います。
走行直後はバッテリーが充電されているので、比較的高い数値(電圧)が測定されます。一晩、駐車場に留め置いたものを測定すると、初期の電圧は両者ともにほぼ同じ数値になりました。
12.6vあれば正常な状態、12.4vで充電量が70%-80%、12.2vだと要注意の判断です。
私の乗り方は、平日は通勤で片道15分ほど。土日に50km以上は山道か高速を走行するスタイルです。休日の朝に何度か測定してみたところ、平日走行ではそれほど充電されないので電圧12.4v-12.6v 充電量70%-100%の間にあります。その状態でエンジンをかけずにシートをスライドさせたりパワーウィンドウを操作していると、12.2v-12.4v 60%-80%に落ちます。
走行して充電すれば100%に復帰するが、わずかな消費ですぐに数値が下がる事から、スマホでいう満充電から激減りするバッテリーという状態になっているのでしょう。
充電100%から放置している間はわずかな減少(暗電流)ですが、使えばすぐに80%、70%と下がってしまうのです。SOHやCCAが「良い数値」だとしても、もうこれは早いうちに寿命がやってくるだろうと判断し交換することにしました。また先日の「10年に一度の大寒波」の際には起動時の電圧が9.4vとかなり危うい数値になっていたことも考慮しました。
例え「寿命ギリギリ」まで引っ張ったとしても、チェッカーにモニター、更にジャンピングやメモリーキーパー、バッテリー充電器まで購入していると、そちらの費用の方がバカになりません。それは「備え過ぎ」ってヤツですね。
レヴォーグVM4は、Q-85というアイドリングストップ車用のバッテリーが標準搭載されています。私は、エンジン始動とほぼ同時にアイストをキャンセルしていますが、やはりアイスト対応のバッテリーを選択しておく必要はあるでしょう。
いくつか比較してみた結果、N-Q105を購入することにしました。
楽天ポイントをスマホの楽天Edyに移し、Amazonギフトチャージに充てて支払いました。
結果からすると当面の底値で購入できたようで良かったです。
新しいバッテリーが宅配便で到着しました。重量は17.5kg・・・。これは重い、日頃、妻の為の水汲みで18リットルポリタンを搬送しているのでこの重さは十分に体感しています。これを、両手で捧げ持つように交換するのは腰にきそうです。
来月、ディーラーで48か月点検があるので、そこで交換してもらおうかと思い「持ち込みバッテリーの交換ってお幾ら?」と聞いたら「4,600円です、うちは高いですよー」といつも正直な担当さん。
そこでネットで検索して近くのガソリンスタンドに交換をお願いしました。
PanasonicのN-Q105/A4は、オートバックス店頭価格で43,000円位でした。(同時期のAmazonが21,391円) 同等のバッテリーをディーラーで交換するとなると4、5万円ほどになるでしょうか。そこを今回は半額で済みました。
新品バッテリーの初期値を測定して、そこから変化(劣化)を観察したいと思います。
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<おまけ>
妻の前車ミラがバッテリー上がりした時の事。任意保険は三井住友海上で加入していたので「おクルマQQ隊」というロードサービスが付帯していました。
このサービスは、バッテリー交換時にバッテリー本体代金を上限4,000円まで負担してくれる内容になっています。(2018年時点)
利用の手順は、
先に、おクルマQQ隊専用ダイヤルに連絡する
バッテリーが上がったことを伝える
JAF会員なので「JAFで」と手配してもらう
JAFが「バッテリー交換が必要」と判断すれば
その場で新品に交換してくれる
新品バッテリー代金のうち4,000円がロードサービスから返金される
ということになります。
軽四のバッテリーがJAF価格で9,600円でした。後日4,000円が返金され実質5,600円で新品に交換してくれるので使わない手はありません。この場合、廃バッテリーも引き揚げてくれます。
注意すべきは、直接JAFを呼んでからおクルマQQ隊へ連絡してもダメです。またJAFがジャンプスタートして「これで交換の必要はありません」と言われると保険会社は負担してくれません。
保険会社の担当者からは「よくご存じですねー」と感心されました。言わないと保険会社からは案内してくれないので、同様のサービスが無いか約款をよくご覧ください。
Myレヴォーグは「三井住友ダイレクト」のネット保険なのでこのサービスはありません。
ご参考まで。
ヌカリナイ感、ハンパないw