Goto九州の旅、二日目はANA熊本に泊まってきました。「Goto九州」とは、九州在住者である私が3密を避けながらできるだけかつてのような旅が楽しめるのか、というマイクロツーリズム企画です。
近場で自家用車を使い、
1.おこもり宿
2.ホテル
3.温泉旅館
のスタイルが違う3つの宿を、ぐるりと回ろうというものです。
一日目 Goto九州、守護陣温泉に泊まる
二日目 Goto九州、ANA熊本ホテルに泊まる(この記事)
三日目 Goto九州、雲仙九州ホテルに泊まる①
つづき Goto九州、雲仙九州ホテルに泊まる②
つづき Goto九州、雲仙九州ホテルに泊まる③
ANAクラウンプラザホテル熊本ニュースカイは、「温泉」ではありませんが旅の流れでこちらのカテゴリーに載せています。
一日目は、大分県と熊本県の県境に近い「守護陣温泉」。そこから熊本県を横断するように阿蘇外輪山を抜けて熊本の市街地に一泊します。こちらの宿を選択したのは、3日目の中継地点としての立地、またホテル泊でビュッフェ形式を楽しみ・・いや試してみたいと考えたからです。コロナ自粛のなかビュッフェ(バイキング)形式はどうなっているのか、ANAホテルを利用してみました。
部屋は、14Fのスタンダードツイン。27㎡の標準的なお部屋です。
22階建て?の中層階になりますが、眼下には白川の河川敷が一望できる景色の良いお部屋でした。
翌朝は早く起きてこの河川敷を小一時間ほど散歩してきました。
さて、こちらはANA系ホテルとして熊本を代表するような立派なホテルです。しかし、このコロナの影響で大幅にディスカウントされており、さらにGotoトラベルキャンペーンと併せ、お得に宿泊することができました。
Gotoキャンペーンが公式に発表される前から、お盆なのにツイン1泊2日おとな二人で15,000円ほどで販売されており、日を重ねるごとに色々なプランが追加されていきます。
私が楽天トラベルで最初に予約していたプランは、15,000円で26時間ステイ朝食サービスというもの。朝10:00からチェックインできるそうです。実際には前泊地の関係もありますので、通常の15:00インを目指して利用するつもりでした。
ところが一週間ほど経つと今度は、11,018円で1泊2食付き駐車場代無料というプランが出ました。一応、公式には朝食がひとり2,500円になってます。朝食代が二人で5,000円、あと駐車場が1,000円。夕食の詳細は分かりませんが同時に販売されている『日本料理「光琳(こうりん)」でお一人さま9品で4,700円』だとすれば、二食と駐車場代だけで既に15,400円!部屋代はどこへ行ったんだ?という価格設定です。
楽天トラベルでは「限定5部屋」となっていますが、何日経っても残5部屋のままだったので、プランをこちらに変更しました。
ツインおとな二人1泊2食(駐車場代無料、TV有料放送無料特典付き)11,018円(Gotoトラベル価格)
15:00、併設の立体駐車場にレヴォーグを入れると場内はガラガラ。荷物を降ろしてフロントでチェックイン。お部屋まで荷物を運んで頂きました。
少しホテル内を散策しましたが、ロビーに数人お客さんが居るだけで全体的に閑散とした感じです。やはりこのような大箱ホテルはいまは集客が大変なんでしょう。
夕食を18:00にしてもらったので、17:00からの「ハッピーアワー」でバーを利用しました。テーブル席に1組4人、カウンターは私たちだけです。通常800円から1,000円ほどの価格が、ハッピーアワーでワンコインの500円。妻はスパークリングワイン、私はビールを頂きます。
元々、夕食は熊本の繁華街に出るつもりはなく、何か簡単なものを買ってこようかと思っていたのですが、ホテル内で夕食を頂くプランに変更したため、せめてものお礼代わりにとバーを利用し、ワインを1本お願いしました。
ANA熊本ホテルでは、「ワイン革命」と称し、ワインを市価で提供するとともに館内どちらでもそのワインを持ち込むことができるサービスがあります。
※この「ワイン革命」の表示価格は、税サ「別」です。各10%が必要です。それでも安い!
つまり、ワインセラーから自分で好きなワインを選んで夕食会場に持ち込んだり、飲み残したワインを部屋に持ち帰ったりすることもできます。
価格は、ほんとに市価、イオンで売っているようなリーズナブルなワインから、相当のワインまで格安で用意されています。このホテルを選んだ理由のひとつがこの「ワイン革命」でもあります。極論すれば、市販価格で購入したワインを食前酒としてバーで飲んだのち、夕食へ持ち込んで更に部屋にまで持って帰ることができる訳です。
リーズナブルな宿泊プランで泊まらせて頂いたので、バーで最初の一杯を頂き、更にワインを1本選んで夕食場所の日本料理「光琳」へ運んで頂きました。
と、ところが・・・
夕食は「お一人さま9品で4,700円」ではなく、「お一人さま9品と飲み放題のコース」ではありませんか! これ、当日料金で5,500円となっています。先にハッピーアワーで飲んだスパークリングやビールも、こちら「飲み放題」のメニューにあります、「ワイン革命」で購入したワインも、焼酎もウイスキーも日本酒も、コース「飲み放題」で用意されていました。
なんということでしょう・・・
大人ふたり一泊二食付き、駐車場代TV有料放送無料、えーっと、朝食2,500円x2 夕食5,500円x2 駐車場代が1,000円、有料放送代は分かりません! ここまで既に合計で17,000円也。これが11,018円(Gotoトラベル価格)でいいんですか?
あとの部屋代はどこへ行ったんでしょうか!(笑)
ちょっと食べて持ち込んだワインで軽く飲んであとは部屋飲みするつもりでしたが、がっつり9品、正直食べきれませんでした。9品といっても途中に「エビフライと唐揚げ」とか出てきて時点でギブアップ宣言して料理はとめてもらいました。持ち込んだワインはそのままお土産として自宅まで持ち帰りました(笑)
翌朝は、ビュッフェ形式の和洋食です。コロナウイルスの関係からこのようなビュッフェ形式は忌避されている状況ですが、こちらANA熊本ホテルでは色々と対策されながらビュッフェを継続されています。
レストラン入り口ではサーモテスターによる体温測定、トングの交換、料理をとる際には手袋の着用など、今まではとは違うスタイルではありますが、自分の好きなものを好きなだけ選べるビュッフェ、やはりホテル泊の楽しさと言えるのではないでしょうか。
※コロナウイルス対策で、ルームサービスは現在、停止中です。
実は、先日、長崎県の西海橋コラソンホテルに泊まった際にものこのビュッフェ形式を楽しんだことがあります。こちらと同様に、コロナウイルス対策が徹底されており、客席間のパーテーションや消毒、手袋の着用など同様の仕組みで運営されていました。
今までのように、自由に、とは行きませんが、このようにしっかりした対策がなされていればビュッフェもまた楽しめるのではないでしょうか。
ただ、ビニール手袋をしてトングを使うと手が滑って料理が上手に掴めません! こちらの対策もよろしくお願いします(笑)
翌朝、チェックアウトして熊本港に向かいフェリーを利用し長崎県の雲仙に渡ります。
写真が無かったので公式HPから拝借。
(熊本フェリーHP)
レヴォーグ1台(全長5m未満)と大人2名で5,080円。島原港まで30分の航路です。並行して九商フェリーも運航されていますが、お値段が少し安くて所要時間は60分、旅の都合に合わせて選びましょう。
到着した島原港から車で10分ほど、「がまだすドーム」で普賢岳災害について学んできました。いまからおよそ30年前の平成2年11月、島原半島の普賢岳が噴火し、崩れ落ちた溶岩ドームにより火砕流が発生。多くの報道陣とそれに付き添っていたタクシー運転手、また警戒にあたっていた消防団員の方が亡くなられ、のちの災害報道に一石を投じることとなりました。
また古くは、島原半島の眉山が山体崩壊したことで対岸の熊本にまで大津波の被害を及ぼした「島原大変肥後迷惑」が知られています。
あらためて、こうした歴史を見学することができました。
右下の写真は、サッカー日本代表サムライブルーのユニホームをまとった坂本龍馬像です。
さて、三日目は雲仙温泉の九州ホテルへと向かいます。
<今日の3密、2m以内で接触した人たち>
ホテルのフロントでチェックイン、5分程度。バーカウンターで接客3分未満、レストランで接客、都合15分程度。
宿泊客は、エレベーターやロビーでも2m以内の接触はありませんでした。
フェリー窓口で1分未満、フェリー内では他の乗客の方と2m以内1分以上の接触無し。
がまだすドームの入場券購入で1分、館内は空いており3密状態無しでした。全員マスク着用。
旅行日:2020年8月12日
Goto九州の旅、三日目に続く
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