さて、いよいよ蝉しぐれオープンセットへ。
オープンセットまでは、どこまでも続く田んぼの中の道を通りました
ここは、地元の方から提供を受けた1万坪のスペースを活用し、1億円をかけて建設されたそうです。
〈牧家〉
セットという感じではなく、屋根には草が生えていて、昔からずっとここに建っているという風合いでした
部屋の中が見学できるのですが、雨が降っていたためか、戸が少ししか開いておらず、残念でした
裏へ回ると、畑があり、なすが実をつけていました。
このなす、映画「蝉しぐれ」で父の助左衛門さんがポキッと収穫しているのを見て「ちっちゃ…」と笑っていたのですが、実は鶴岡名物の民田茄子で、小茄子なのだそうです。
塩漬けにして食べると、サッパリとした風味で、夏を代表する味覚だということです
海坂藩普請組屋敷内でにいると、その時代にもぐりこんだ気分になりました。広がる大地と向こうに見える山々を見ていると、周囲の景色が変わると人間も変わり、人間が変わると周囲の景色も変わってしまうんだろうなぁと少し感じました。
続いて1㎞ほど離れた所にある「蝉しぐれ資料館」へ向かいました。その前にお腹がすいたのでお昼ご飯を食べました。
↑は「芋っこぼたもち鍋」です。芋っこぼたもちは、うるち米と茹でた里芋をつぶして丸めた団子のことです。旧庄内藩士の各家庭で代々受け継がれてきた名物料理だそうです。お鍋の真ん中にちょこっと白く浮いているのが「芋っこぼたもち」なのですが、ちょっと分かりにくいですね… 5つも入っていて、お腹いっぱい、ホカホカに体が温かくなりました。
↑は「だだちゃ豆アイス」です。このだだちゃ豆も鶴岡名産です。鶴岡周辺の限られた地域で江戸時代から生産されてきた枝豆で、この種子を他の地域で生産しても、だだちゃ豆の特性が消えてしまうそうです。
「だだちゃ」とは庄内地方の方言で「お父さん」という意味で、昔々、殿様が大変な枝豆好きで、毎日枝豆を持ち寄らせては「今日はどこのだだちゃの枝豆か?」と聞いていた事から、だだちゃ豆と呼ばれるようになったそうです。
今回、だだちゃ豆は食べられませんでしたが、このアイスにはだだちゃ豆の細かいツブツブがそのまま入っていて、美味しかったです。
枝豆の王様と言われている「だだちゃ豆」。
ぜひ次回は味わってみたいです
資料館は松ヶ岡開墾場の松ヶ岡蚕室を活用しています。
館内には映画の名シーンが台本とともに展示されていました。また、こぢんまりしたDVDシアターがあり、藤沢作品についての魅力を黒土監督が語っていました。
「海坂藩の面影」という冊子を頂きました
藤沢周平の作品と、その舞台が紹介されています
今回の旅行は2泊3日でしたが、1日目は羽黒山、3日目は朝の飛行機で帰ったので、時間が本当に少なかったです。
次は藤沢作品を読んで、また訪れたいです
この後は酒田市へ向かいました。
次回、庄内紀行最終回。
オープンセットまでは、どこまでも続く田んぼの中の道を通りました
ここは、地元の方から提供を受けた1万坪のスペースを活用し、1億円をかけて建設されたそうです。
〈牧家〉
セットという感じではなく、屋根には草が生えていて、昔からずっとここに建っているという風合いでした
部屋の中が見学できるのですが、雨が降っていたためか、戸が少ししか開いておらず、残念でした
裏へ回ると、畑があり、なすが実をつけていました。
このなす、映画「蝉しぐれ」で父の助左衛門さんがポキッと収穫しているのを見て「ちっちゃ…」と笑っていたのですが、実は鶴岡名物の民田茄子で、小茄子なのだそうです。
塩漬けにして食べると、サッパリとした風味で、夏を代表する味覚だということです
海坂藩普請組屋敷内でにいると、その時代にもぐりこんだ気分になりました。広がる大地と向こうに見える山々を見ていると、周囲の景色が変わると人間も変わり、人間が変わると周囲の景色も変わってしまうんだろうなぁと少し感じました。
続いて1㎞ほど離れた所にある「蝉しぐれ資料館」へ向かいました。その前にお腹がすいたのでお昼ご飯を食べました。
↑は「芋っこぼたもち鍋」です。芋っこぼたもちは、うるち米と茹でた里芋をつぶして丸めた団子のことです。旧庄内藩士の各家庭で代々受け継がれてきた名物料理だそうです。お鍋の真ん中にちょこっと白く浮いているのが「芋っこぼたもち」なのですが、ちょっと分かりにくいですね… 5つも入っていて、お腹いっぱい、ホカホカに体が温かくなりました。
↑は「だだちゃ豆アイス」です。このだだちゃ豆も鶴岡名産です。鶴岡周辺の限られた地域で江戸時代から生産されてきた枝豆で、この種子を他の地域で生産しても、だだちゃ豆の特性が消えてしまうそうです。
「だだちゃ」とは庄内地方の方言で「お父さん」という意味で、昔々、殿様が大変な枝豆好きで、毎日枝豆を持ち寄らせては「今日はどこのだだちゃの枝豆か?」と聞いていた事から、だだちゃ豆と呼ばれるようになったそうです。
今回、だだちゃ豆は食べられませんでしたが、このアイスにはだだちゃ豆の細かいツブツブがそのまま入っていて、美味しかったです。
枝豆の王様と言われている「だだちゃ豆」。
ぜひ次回は味わってみたいです
資料館は松ヶ岡開墾場の松ヶ岡蚕室を活用しています。
館内には映画の名シーンが台本とともに展示されていました。また、こぢんまりしたDVDシアターがあり、藤沢作品についての魅力を黒土監督が語っていました。
「海坂藩の面影」という冊子を頂きました
藤沢周平の作品と、その舞台が紹介されています
今回の旅行は2泊3日でしたが、1日目は羽黒山、3日目は朝の飛行機で帰ったので、時間が本当に少なかったです。
次は藤沢作品を読んで、また訪れたいです
この後は酒田市へ向かいました。
次回、庄内紀行最終回。
待ってました!
蝉しぐれオープンセットと資料館。
セットという感じがしません。本物の海坂藩の下級藩士の住まいのようです。
訪れたかいがございましたね。連載楽しみにしていましたので,思わず泣けました。
とうとう訪れたという感動は筆舌に尽くせません。
これからも感動を重ね,心豊かな日々をお送りくださいませ。
とみ様のおっしゃるとおり、「来れた~」とすごく感動しました。
開館期間が12月上旬までとのことなのですが、その後どうするのでしょうか?つぶしてしまうのでしょうか?もったいないです
セットとは思えない、きちんとした作りですね。
12月で締めちゃうんですか・・・残念ですね。
夕食が終わったばかりですが、「芋っこぼたもち鍋」と「だだちゃ豆アイス」に
しかし、だだちゃ豆とは懐かしい響きですね。
セットとは思えないですよね。
造ってから1年間は自然にさらし、その後撮影をしたそうです。
屋根の草も自然に生えたそうです。
だだちゃ豆そのものは食べられなかったんです。
枝豆の王様と言われるくらいだから、美味しいんでしょうね。ぜひ食べてみたいです