今日は8月19日、木曜日ですから日和田へ行って来ました。
でも、これから書き記すブログは先週の8月12日のものです。
先週は日和田での岩トレは出来ませんでした。
日和田のある日高市では夜明け前にもかなりの雨量で、岩場はびしょ濡れのはず。
日和田へ向かう途中の車の中でも9時台に小雨が降り続いていました。
日和田山の麓へ着いた時には雨は止んでいましたが、山には雲も垂れ込めていて、
陽も差しそうにありませんし、風も弱いですから、岩場が乾く可能性はありませんでした。
という訳で、急遽行先を変更して、入間市のクライミングジムへ。
ジムの名前は『BaseCamp』、あのフリークライミング界のレジェンド平山ユージが経営するジムでした。
平山ユージをご存知ない方も多いことでしょうが、今の日本フリークライミング界の強さを築きあげた人物と言ってよいと思います。
彼が世界で活躍することで、日本のフリークライマーたちがどれだけ刺激を受けたことか!
昔、日本でフリークライミング(当時はリード部門のみ)のワールドカップが開催されて、僕とさっちゃんも観戦しに行きました。
やはりレジェンドになっているアメリカの女性クライマー、リン・ヒルも来日していました。
平山ユージのクライミングは柔軟性を活かした柔らかで優雅なクライミングでした。
リン・ヒルは対照的に力強いクライミングです。
肉眼で間近に見ると、世界トップクラスのクライマーが登攀する姿は感動的です。
心が熱くなります。
自分自身もどんな岩場でも登れてしまうような夢を抱かせてくれます。
その平山ユージですが、オリンピックのフリークライミングのテレビ放送で解説者として出ていましたね。
僕なんか、彼が解説しているだけで、感動してしまいました。
ところで、先週は僕の山仲間の一人、Y根君が来てくれました。
僕の若い山仲間の内の一人です。
彼は実力あるアルパインクライマーで、GWの剱岳八ッ峰を最下部から登攀しています。
最近は普段はもっぱらフリークライミング。
5.13ルートをリードしている上級者!
(彼は岩登りを最初に始めた時から上手かったですけど、最初に教えたのは僕なのです。エッヘン!)
まあ、冗談はさておき、Y根君のクライミングをF沢さんに見せてあげたかったんですね。
本当は日和田の男岩西面、松の木ハング5.9をリードする様子を見せてあげたかったんですが、叶いませんでした。
でも、ジムで見せてあげることが出来て良かったです。
写真は、室内なのにISO100のままで撮ったので、ぶれてたり暗かったりですが、雰囲気は何となく伝わると思います。
Y根君にとっては初めてのジム、初めてのルートなんですが、5.10台、5.11台はオンサイト!
最後に5.12aをトライしましたが、さすがに天井まで行って、ゴールまで少し残して落下しました。
オンサイトは出来ませんでしたが、2度3度繰り返しトライすれば完登できていたと思います。
残念なことに、僕が確保していましたから、写真はありませんが。
(さすがの難ルートの確保ですから、僕も緊張していました)
▲11:11。BaseCampはとても広いクライミングジムでした。リードできる高い壁と、1階と2階に分かれた低い壁のボルダリングエリアがあります。リードの高い壁だけでも写真に写っている広さの4、5倍はあると思います。写真中央にF沢さんとY根君が。
トップロープ用のザイルが何本も置いてあります。
僕たちは易しいルートからトップロープでトライし始めました。
5.9からスタートしたんですが、5.5とかくらいにしか感じませんでしたね。
だいたいクライミングジムのグレーディングは甘めのことが多いんです。
5.10aも登ってみましたが、5.8あたりの感じでしょうか?
グレード付けをする人は上級者の上手い人たちでしょうから、5.10a以下のルートは皆同じように易しく感じて、違いが分からないのだと思います。
Y根君によると、5.10cとかdあたりからはほぼ正確なグレーディングのようですね。
ちなみに、5.10台からはその中をさらに4つに細分化して、5.10a、5.10b、5.10c、5.10dとするんです。
▲11:25。5.10dのルート名アザレアを登ってみました。F沢さんが登り、Y根君が確保しています。F沢さんはここから2mほど右上に登ったところで落下しました。ちなみに、僕も同じあたりで落下。
▲11:29。続いて、Y根君が登ります。よどみなく、無駄な力も入らずに、す~す~と体が上がって行きます。もちろん、簡単に完登!
▲11:56。Y根君が5.10cのルートをトップロープで登りました。見ていても、どこが難しい核心部なのか分かりません。簡単に登ってしまうので。
▲11:58。5.10cの同じルートのゴール直前。
▲12:08。5.12aのルート名カチカチ山。トップロープですから余裕で登って行くY根君です。僕もF沢さんも下の方で落下してしまいました。
▲12:40。5.10cのルート名ジャック・木・ランタンをリードするY根君。いつも日和田で使っている僕のシングルザイルを使っています。もちろん、余裕で完登!
▲12:45。F沢さんもその5.10cのルートにリードチャレンジ! 勇敢ですよね。Y根君も確保慣れしている雰囲気ですね。
▲12:45。まずは最初のヌンチャク(クイックドロー)にザイルを通します。
▲12:46。Y根君からF沢さんに延びているザイルは揺れているからでしょう、写真には写っていませんね。ここら辺までは僕も行けました。
▲12:47。上の写真の辺りから落下。再チャレンジしましたが、やっぱり同じあたりで落下。
写真に写っていないルートもたくさん登りました。
最後に、Y根君にリクエストして、5.12aのルートをリードしてもらいました。
このブログの前書きの中で書いたように、天井そばまでザイルを伸ばしました。
まだまだ行けそうな感じだったのですが、ちょっと何かのミスをしたんでしょうね? 突然の落下でした。
ゴールまで天井をトラバースするような感じで後残り数手でした。
2度3度トライすれば、完登していたでしょうね。
▲13:28。F沢さんが写真を撮って送ってくれました。Y根君は本当に人に優しくて、律儀な奴です。この日も、もし来てくれれば有難いな楽しいなと思って声を掛けたんですが、遠くから車で駆けつけてくれました。有難う!
▲13:58。Y根君も写真を撮ってくれました。平山ユージの名前が見えますね。
でも、これから書き記すブログは先週の8月12日のものです。
先週は日和田での岩トレは出来ませんでした。
日和田のある日高市では夜明け前にもかなりの雨量で、岩場はびしょ濡れのはず。
日和田へ向かう途中の車の中でも9時台に小雨が降り続いていました。
日和田山の麓へ着いた時には雨は止んでいましたが、山には雲も垂れ込めていて、
陽も差しそうにありませんし、風も弱いですから、岩場が乾く可能性はありませんでした。
という訳で、急遽行先を変更して、入間市のクライミングジムへ。
ジムの名前は『BaseCamp』、あのフリークライミング界のレジェンド平山ユージが経営するジムでした。
平山ユージをご存知ない方も多いことでしょうが、今の日本フリークライミング界の強さを築きあげた人物と言ってよいと思います。
彼が世界で活躍することで、日本のフリークライマーたちがどれだけ刺激を受けたことか!
昔、日本でフリークライミング(当時はリード部門のみ)のワールドカップが開催されて、僕とさっちゃんも観戦しに行きました。
やはりレジェンドになっているアメリカの女性クライマー、リン・ヒルも来日していました。
平山ユージのクライミングは柔軟性を活かした柔らかで優雅なクライミングでした。
リン・ヒルは対照的に力強いクライミングです。
肉眼で間近に見ると、世界トップクラスのクライマーが登攀する姿は感動的です。
心が熱くなります。
自分自身もどんな岩場でも登れてしまうような夢を抱かせてくれます。
その平山ユージですが、オリンピックのフリークライミングのテレビ放送で解説者として出ていましたね。
僕なんか、彼が解説しているだけで、感動してしまいました。
ところで、先週は僕の山仲間の一人、Y根君が来てくれました。
僕の若い山仲間の内の一人です。
彼は実力あるアルパインクライマーで、GWの剱岳八ッ峰を最下部から登攀しています。
最近は普段はもっぱらフリークライミング。
5.13ルートをリードしている上級者!
(彼は岩登りを最初に始めた時から上手かったですけど、最初に教えたのは僕なのです。エッヘン!)
まあ、冗談はさておき、Y根君のクライミングをF沢さんに見せてあげたかったんですね。
本当は日和田の男岩西面、松の木ハング5.9をリードする様子を見せてあげたかったんですが、叶いませんでした。
でも、ジムで見せてあげることが出来て良かったです。
写真は、室内なのにISO100のままで撮ったので、ぶれてたり暗かったりですが、雰囲気は何となく伝わると思います。
Y根君にとっては初めてのジム、初めてのルートなんですが、5.10台、5.11台はオンサイト!
最後に5.12aをトライしましたが、さすがに天井まで行って、ゴールまで少し残して落下しました。
オンサイトは出来ませんでしたが、2度3度繰り返しトライすれば完登できていたと思います。
残念なことに、僕が確保していましたから、写真はありませんが。
(さすがの難ルートの確保ですから、僕も緊張していました)
▲11:11。BaseCampはとても広いクライミングジムでした。リードできる高い壁と、1階と2階に分かれた低い壁のボルダリングエリアがあります。リードの高い壁だけでも写真に写っている広さの4、5倍はあると思います。写真中央にF沢さんとY根君が。
トップロープ用のザイルが何本も置いてあります。
僕たちは易しいルートからトップロープでトライし始めました。
5.9からスタートしたんですが、5.5とかくらいにしか感じませんでしたね。
だいたいクライミングジムのグレーディングは甘めのことが多いんです。
5.10aも登ってみましたが、5.8あたりの感じでしょうか?
グレード付けをする人は上級者の上手い人たちでしょうから、5.10a以下のルートは皆同じように易しく感じて、違いが分からないのだと思います。
Y根君によると、5.10cとかdあたりからはほぼ正確なグレーディングのようですね。
ちなみに、5.10台からはその中をさらに4つに細分化して、5.10a、5.10b、5.10c、5.10dとするんです。
▲11:25。5.10dのルート名アザレアを登ってみました。F沢さんが登り、Y根君が確保しています。F沢さんはここから2mほど右上に登ったところで落下しました。ちなみに、僕も同じあたりで落下。
▲11:29。続いて、Y根君が登ります。よどみなく、無駄な力も入らずに、す~す~と体が上がって行きます。もちろん、簡単に完登!
▲11:56。Y根君が5.10cのルートをトップロープで登りました。見ていても、どこが難しい核心部なのか分かりません。簡単に登ってしまうので。
▲11:58。5.10cの同じルートのゴール直前。
▲12:08。5.12aのルート名カチカチ山。トップロープですから余裕で登って行くY根君です。僕もF沢さんも下の方で落下してしまいました。
▲12:40。5.10cのルート名ジャック・木・ランタンをリードするY根君。いつも日和田で使っている僕のシングルザイルを使っています。もちろん、余裕で完登!
▲12:45。F沢さんもその5.10cのルートにリードチャレンジ! 勇敢ですよね。Y根君も確保慣れしている雰囲気ですね。
▲12:45。まずは最初のヌンチャク(クイックドロー)にザイルを通します。
▲12:46。Y根君からF沢さんに延びているザイルは揺れているからでしょう、写真には写っていませんね。ここら辺までは僕も行けました。
▲12:47。上の写真の辺りから落下。再チャレンジしましたが、やっぱり同じあたりで落下。
写真に写っていないルートもたくさん登りました。
最後に、Y根君にリクエストして、5.12aのルートをリードしてもらいました。
このブログの前書きの中で書いたように、天井そばまでザイルを伸ばしました。
まだまだ行けそうな感じだったのですが、ちょっと何かのミスをしたんでしょうね? 突然の落下でした。
ゴールまで天井をトラバースするような感じで後残り数手でした。
2度3度トライすれば、完登していたでしょうね。
▲13:28。F沢さんが写真を撮って送ってくれました。Y根君は本当に人に優しくて、律儀な奴です。この日も、もし来てくれれば有難いな楽しいなと思って声を掛けたんですが、遠くから車で駆けつけてくれました。有難う!
▲13:58。Y根君も写真を撮ってくれました。平山ユージの名前が見えますね。