さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

さっちゃんの手術前日、僕は山仲間に誘われて奥多摩の天地山を登りました

2021-12-08 21:51:14 | ザイルと焚火と焼酎と
日曜日の夜、僕は自宅の玄関の床で目が覚めました。
軽登山靴は紐が解かれ、脱いでいました。
ザックも所定の位置に置かれていました。
「何時なんだろう?」
「なぜ僕はここで寝ているんだろう?」

最寄りの駅で降りて、山仲間と別れて、帰り道を歩いて、部屋の鍵を開けたことまでは記憶にあります。
その後、ザックを置いて、軽登山靴を脱ぐと、突然気持ちが緩んでしまったのでしょうね。
玄関前の床に崩れ落ちるように眠ってしまったようです。

ダイニングに入り、時計を見ると9時過ぎでした。
靴下だけは脱ぎましたけれど、僕はそのまま布団の中へ入り、すぐに再び寝入ってしまいました。

再び目が覚めると、4時半ころでした。
再度眠ろうとしましたが、すでに十分な睡眠時間だったので、なかなか眠れません。
起きることにしました。
暖房をつけ、白湯をたくさん飲みました。
前日のアルコールがまだ体内にたっぷり残っています。
前の日はPCを開きませんでしたから、PCチェックをしました。

そして、お風呂に入ろうと思いました。
昨夜は汗にまみれたそのままの服装で、布団に入って寝てしまったのです。
でも、まだ陽も昇っておらず、お風呂場はとても寒いです。
もう少し待って、お風呂には入ることにしました。

前日の日曜日は山仲間と一緒に奥多摩の山を歩きました。
まだ山体力の戻っていない僕にとっては少しきつい山行でした。
自覚しきれない疲労もあったのでしょう。
でも、僕にとっては本当に嬉しい山行だったのでしょう。
仲間が撮った、僕の写っている写真はどれも僕の笑顔ばかりです。

下山後の打ち上げでもお酒を久し振りにたっぷりと飲みました。
久し振りに山仲間とお酒を酌み交わせる喜びで、僕のアルコール自制リミッターも起動しなかったみたいですね。
昔ならこんな体たらくで帰って来た僕をさっちゃんが叱りながらもキチンと世話してくれていました。
白湯を持って来てくれ、お風呂の準備もしてくれていたと思います。
寒い玄関で寝てしまうこともなかったでしょう。

窓の外が明るくなって、僕はお風呂に入りました。
長い時間、湯船に浸かり続けました。
月曜日はさっちゃんの手術の日です。
体調を整えなければなりません。

日曜日の山行の様子は「ザイルと焚火と焼酎と」に書きましたから、そちらをご覧ください。

復活登山の第2弾は奥多摩の天地山から鋸山。山仲間に声をかけてもらって歩いて来ました

今日は水曜日です。
昨日から全身の筋肉痛です。
でも、さほど酷くはありません。
心地よいと感じるレベルの筋肉痛です。
昨日は階段の上り下りが最初だけ少し痛く感じましたけれど、今日は大丈夫でした。
今日は昨日以上に腰が痛いですね。
椅子に長く座っていると辛いです。
久し振りの腰痛。

僕はこうやって山へも行って楽しく過ごすことが出来ます。
でも、さっちゃんは出来ません。
さっちゃんがいま病院でどう過ごしているんだろう、そう思うたびに悲しくなります。

さっちゃんが50代後半の時、脛骨の膝部分を骨折しました。
下山した御殿場市の病院に入院したんですが、そのころ自由業だった僕は連日御殿場まで通っていました。
コロナ禍でなければ、僕は毎日病室に入り浸っていることと思います。
こんな形でコロナ禍の影響を直接受けるとは思いませんでした。
寂しいです。
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