さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

今日の僕は病院3連荘、病院のハットトリック。でも、最後の病院は・・・・。そして、疲れて夕食抜きで寝てしまいました

2021-09-24 23:56:59 | 病院
今日僕は眼科と歯科と皮膚科の病院へ行きました。

まず、1軒目眼科。
これは僕が緑内障だからです。
ほぼ1ヶ月おきほどに訪れます。
毎日さしている目薬が無くなりそうになると行くんです。

病院には10時40分ころに到着しました。
駅前の狭い病院なので病院の外にまではみ出して患者さんが待っています。
コロナの影響で待合室の座席が半減していることが影響しているんです。
外には扇風機も置いてはあるんですが、焼け石に水で、日陰から溢れた人は炎天下で待っている人もいます。
僕は幸運なことに扇風機の前の日陰で立って待つことが出来ました。

こんなことは時々あるので、我慢強く待っていましたが、それにしてもいつもより患者さんが多い!
これまで見たこともない患者さんの多さです。
ですから、待てども待てども僕の名前が呼ばれません。
外で待っている患者さんには、事務の女性が外まで出て来て声を掛けてくれます。
なかなか僕の名前を呼んでくれません。
外で待ち始めて1時間が経ったころ、やっと僕の名前が呼ばれました。

まずは眼圧検査。
前回悪くて、左眼は18でしたが、今回は16。
まだよくありませんね。
本当は一桁に持って行きたいそうなんですが、せめて10台前半にはね。

矯正視力は右眼が1.2、左眼は0.5でした。
左眼はずうっと0.6だったんですけどね。
右眼は通常の機械による視力検査なんですが、左眼はその機械を使えません。
普通はたくさん並ぶあの輪っかの中で明るく背後が照らされた輪っかを見て答えるんです。
でも、僕の左眼は答えるべき輪っかがなかなか見つかりません。
しかも、輪っかがたくさん並んでいますから尚更です。

それで、20cm四方くらいの紙にひとつだけ書かれた輪っかを病院のスタッフさんが僕に見せてくれるんです。
それも背後が白いと、白い紙自体をなかなか見つけることが出来ません。
すると、女性の黒っぽい服の前にその白い紙を出してくれます。
そうすると、紙自体はどこにあるのかがすぐに分かるんですが、輪っかはなかなか見つからないんですよね。
顔の角度を微妙に上下や左右にずらして、その輪っかを探すんですが、一瞬チラッと見えても、顔や眼をそこで急停止させることは出来ません。
ほんの1度ずれただけでその輪っかは消えてしまいます。
ですから、ごくごく一瞬見えた輪っかの様子から「右かな?」とか言って答えるんです。
スタッフの女性はいつも「そうですね」としか答えてくれませんから、正解だったのか間違いだったのかは不明です。
輪っかの切れ目が微かに感じ取れることもあります。
左か下のどちらかっぽいなという程度なんですがね。
逆に、上や右や下は輪っかの黒色が見えてる感じがするから左だろうな、という程度に推測することもあります。
兎にも角にも、輪っかを自分の視野の中に入れるのが至難の業で、長いと1分近く探しているんじゃないでしょか。

検査が終了し、そのスタッフさんに「今日は患者さんが多いですね?」と聞いてみました。
すると、「◎◎(僕の住んでいる市)のお医者さんが亡くなって、そこの患者さんを受け入れているんですよ」との返答。
なるほど、ですね。

続いて、お医者さんの診察です。
眼圧をもっと下げたいので、目薬をいろいろと試しています。
以前に試した目薬は充血がありましたから、駄目でした。
今回もエイベリスを試してみます。
朝1回使うだけです。
「様子を知りたいので、2週間後に来てみてください」と言われました。

この時点ですでに12時。
本当は薬局で目薬を買って、スーパーで買い物もしたかったんですが、そんな余裕はありません。
歯科の予約時間が12時半なんです。

1回帰宅してから、すぐに2軒目歯科へ行きました。
今日は先週言われた歯の治療です。
右上の5番目の歯だったかな?
先生が言うには、「歯ブラシで磨き過ぎてえぐれちゃってるんですよ」とのことで、えぐれた箇所を埋めたんだそうです。
治療はすぐに終わって、次回は3ヶ月後です。
定期的にチェックしてもらっているんです。

それから、薬局へ行き、スーパーで買い物をして、家に帰ってお弁当を食べ、湯船に長く浸かってリラックスしました。
さっちゃんが戻って来ました。
今日は順調だったみたいですね。
スタッフさんがさっちゃんに「じゃあまた来週お会いしましょうね」と言うと、珍しく「はい」とはっきり返事をしていました。
いったん家に入り、トイレに行ったり、水を飲んだりしてから、すぐに3軒目の病院へ向かいました。

さっちゃんの掛かり付けのお医者さんのクリニックのすぐそばの皮膚科病院です。
徒歩で30分以上かかります。
家を出てちょっと歩いたところで、マスクを忘れたことに気付きました。
1枚は僕のザックの中に新品が入っているんですが、もう1枚足りません。
途中のドラッグストアで買えばいいやと思っていたら、以前あったはずのその店は無くなっていました。
皮膚科病院そばの薬局は閉まっていました。
(あれ? ちょっと変・・・・ なんで閉まってるの?)
皮膚科病院に着きました。
~~~れっ!
閉まってます!
貼り紙がしてあって「都合により金曜、土曜はお休みさせていただきます」とのこと。
この病院は水曜日は定休日で木曜日は祝日でしたから、水木金土日と5連休にしちゃったんですね。
この病院なら待ち時間が少なそうだし、ということあってここを選んだんです。
以前、僕がムカデに噛まれた際に、ここでお世話になったことがあるんです。
ですから、小さくて来院している患者さんも少なそうだと知っていました。
(ちなみにムカデに噛まれても、毒は無いそうで大したことはありませんでした)

さっちゃんには来週の月曜日まで我慢してもらわねば、ですね。
そうそう、この皮膚科に用があるのはさっちゃんなんです。
右耳の後ろがちょっと爛れたようになってしまっていて、痒いようなんですね。
今週の火曜日の頃よりはいいみたいなんですが、せっかくお医者さんにちゃんと診てもらおうと思ったのに。

どうしようもないので、すぐにUターンして帰りました。
およそ1時間ちょっとの長い散歩になりました。

多摩川土手に上がる幅広めの階段がありました。
さっちゃんはその幅にあわせることが出来ずに、つんのめって手が2段先の階段に付いてしまいました。
その状態から回復することがさっちゃんにはすぐは出来ません。
いま足を置いている段に普通に立つことが出来ないんです。
階段に付いている手を離したがらないんですね。
結局、僕が半ば強制的に手を離させて立たせるしかありませんでした。


▲17:35。帰り道の途中、ベンチでひと休みしました。さっちゃんも歩き疲れて、腰も曲がって来ていたからです。ベンチにお尻を下ろしても、普通の座った状態になるまで時間がかかりました。

団地の棟に戻って来ても、2回階段で先ほどと同じようなことが起きました。
ここは階段の幅が普通なので、その途中の段で両足で立たせるまではしたのですが、その状態から足を次の段に上げることがなかなか出来ませんでした。
階段の上り下りもどのように足の筋肉を動かすのか、正しい指令が脳から出されないと駄目なんでしょうね。
階段の上り下りに関しては、その大元の脳に支障が出始めているようです。

家に帰ると、さっちゃんを布団の中へ導きました。
疲れているだろうと思ったからです。
でも、僕自身も布団の上に横たわってしまいました。
疲れていたんでしょうね。
目が覚めると、9時半でした。
それから僕はPCチェックをしたりして、このブログを書いています。
疲れるだろうし、時間もないでしょうから、スーパーで夕食用に惣菜を2種類買ってあったんです。
それも食べる気分ではありません。
僕は今晩の夕食はなしです。
さっちゃんはずうっと寝続けています。
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