京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

さくら・さくら・さくら・パーティ

2006-03-31 22:59:12 | 
        
パソコンをいじるようになって、毎回案内状も楽しんで作っています

毎年恒例のホームパーティなんです。といっても、
出席者は仲良し5人。お皿の関係です
好きで買い集めた器を使うために料理を作ります


 

二枚とも大好きな揚妻淑子さんの作品
どんな料理を載せても、なんかおいしそう


 
春野菜のスープ煮込み

 
たけのこの土佐煮

 
椎茸のナポリ炒め

 
鯵のマリネ  お皿は飯沼麻紀さんの作品

 
レタスとさくらエビのサラダ  揚妻作品

 
牛肉の焼き鳥ふう串焼き  お皿は結婚祝いの引き出物で~す

 
春キャベツの一夜漬け

 
食卓に並べて。なんと素人っぽい写し方   取り皿。京都の器屋さんのバーゲン品
コーディネートする余裕もなく…
        
        
        
        京都「宝泉」の桜干菓子。



林京子さんの八重桜のお皿。和菓子を載せていただきました。

肝心のアボカド散らし寿司の写真を取り忘れました
食べて、しゃべって、器の桜をめでて、身も心も満腹 


銀のスプーンそして銀座の桜

2006-03-29 20:31:21 | ギャラリー
          秋谷カヲル 銀のスプーン展
            -小さなおもてなしー

        

スターリングシルバーのむく板をハンドメイドでたたいて
薄くします。細かい可愛らしい模様、勿論ちっちゃなドットも手作業
なんて繊細でやさしいデザインなんでしょう


 

ジャムスプーン             茶葉スプーン


        
        

        ケーキサーバー
        おしゃれで可愛い。こんなサーバーで取り分けたら
        ケーキもますます美味しくなりそー



 

ボックス型の額に入れてディスプレイ ケーキサーバーも。
なるほど壁に飾ってもカッコいい


 
 

 迷いに迷って、ジャム用、茶葉用、チーズ(レモン)用の三点をゲット
 ケーキサーバーも欲しかった…

                       

                     茶葉スプーンの柄のところに注目 桜です


古い時代の飾り職人がするように、こつこつと丁寧に仕上げられた
ホントに可愛いスプーン達。
銀座のEcru+HM(エクリュ+エイチエム)
(Tel & Fax 03-3561-8121)を覗いてみて下さい
2006年3月29日~4月5日  12:30~19:00(最終日は17:00まで)


銀座にも桜が咲いていました。
ホテル西洋銀座の裏手の小さな公園

 

桜の木が二本。満開               雀が花をくわえて…食べているのでしょうか




京橋のたもとにも一本。白い桜がこちらも満開
「大島桜」とのことです。そういえば若緑の葉っぱがおいしそう
桜餅を思い浮かべつつ…
でも今日の“お口にも花見”は洋菓子。

        

        ホテル西洋銀座の「銀座マカロン」桜バージョンです
        多分間に挟まっているのは、フランボワーズです


成城爛漫

2006-03-28 22:00:05 | 
成城一周、有名な桜並木は平均7分咲き      


           
午後から風が出て、花手毬を揺らしていました


あっという間に開いてしまった。ため息一つ       


いつものようにちゃんと胃袋の花見も忘れません

  

タルトアナナス               ババロアナチュール

成城南口「プレリアル」 パンも美味しいです


ついでに入間町の電通学園に寄ってお花見

  
電通学園は桜の時期には一般に開放してくれます    
                        
                               

身も心も胃袋もピンク色、桜を堪能しました。
今夜は雨 心配 サクラ

チューリップ

2006-03-22 23:34:25 | 季節のことば
「チューリップの花咲くような明るさで
        あなた私を拉致せよ二月」 俵 万智

チューリップも交配されて、まあなんと種類の多いこと
お花屋さんの店先で迷ってしまう
勧められて我が家にやってきたチューリップたちです

        

        「ペレストロイカ」というんだそうです
        革命的な新種なんでしょうか、百合のような蕾

  

大輪のチューリップでした。きれいなサーモンピンク、これ以上は
開かないらしいです



        

        「オレンジモナーク」
        名前の通りオレンジ色の小ぶりの八重咲きです。

  

万智ちゃんが拉致されそうな明るいオレンジ色になりました



        

        そして、これもチューリップ
        赤黒いビロードのよう。しかも花びらはフリル状
        どんな形に開くのでしょうか
        開きかけた花の形状はなんとも複雑
        「ロココ」という新種だそうです。

三椏(みつまた)

2006-03-21 23:43:16 | 季節のことば
三椏が咲く季節になりました。
実家の庭の三椏は蕾のうちにおおかたヒヨドリに
食べられてしまいましたが、それでも、所々に
柔らかな濃い黄色の花を開かせています
毎年、花の咲くのを楽しみに待っているのにィ

 


「世の人の 貴(とうと)み願ふ 七種(ななくさ)の 宝も我は 何せむに …
 いざ寝よと 手を携(たずさ)はり 父母も うへはなさかり
 三枝(さきくさ)の 中にを寝むと…

万葉集の中の山上憶良(やまのうえおくら)の歌。
「銀(しろがね)も金(くがね=こがね)も玉も何せむに
 勝れる宝 子にしかめやも」(金銀宝石が何になろう。それより
ずっと素晴らしい宝は子供である)
という歌を詠んだのが憶良。子煩悩で有名な人です

その憶良が、最愛の一人息子、名前は古日(ふるひ)を、可愛い盛に、
病気で亡くしたのです。そのときの慟哭の歌が、先の長い歌。

三枝は三椏のこと。音から幸草とも書きます。
さきくさのように、お父さんとお母さんと僕と三人で寝ようよ
と甘えています。

この歌を何度目かに読んだ時、わが息子は丁度3歳位。
息子と古日がダブって、読むうちに目頭があつくなりました

この歌一首ゆえに、三椏の花が心に残る花となりました。
うつむいて咲く寂しげな花だけど、無邪気な子供のように可愛らしい花
春の訪れを知らせてくれる花です。

        

        ちなみに、枝が必ず3つに分かれているのでミツマタ。
        3つに分かれているのがわかりますか


長谷川潔展

2006-03-20 23:06:34 | ギャラリー
横浜美術館で開催中の長谷川潔展に行って来ました
長谷川潔は横浜に生まれて、パリでその生涯を終えた銅版画家です。
じつは、名前は聞いたことがありましたが、
その作品はほとんど(一作しか)知りませんでした。
友人が知らせてくれた時、案内の銅版画を見て、
ビビビッときてしまったのです

   

             「狐と葡萄」          「飼い馴らされた小鳥」


先日、NHK教育テレビの日曜美術館で、長谷川潔の特集が
放送され、やっぱりビビビッは当たっていました。

彼が蘇らせたメゾチント=黒の技法の作品はフランスで高い評価を得ました
なんと細かい緻密な作業なのでしょう

なのに、その作品はとっても暖かいのです。
私は、「狐と葡萄」「小鳥と胡蝶」「メキシコの鳩」
そして、アネモネのモチーフが好きです


       

       「小鳥と胡蝶」


こういう技法があることを初めて知りました。
いい!いい!を連発する私に対して、
同行者は黒すぎる、100パーセントは受け入れかねるそうです。

今月26日まで。
横浜美術館


折角横浜まで行ったので、足を延ばして西鎌倉レザンジュで
ティーブレイク

レザンジュはきっとミモザがきれいだろうと思って

 

思った通り
ミモザの大きな木は満開金の花がふさふさ風に揺れていました。

おまけ:カップもお皿もスージークーパーのアネモネだったんです

        

(美味しいケーキは食べてしまった後で…
心にも胃袋にも優しいアートな一日でした

春の予感

2006-03-19 21:32:44 | 季節のことば
やっぱり春は来てますね
花の満面の笑みを感じます
        
           

           白い沈丁花もいつの間にか満開


 

ピンクのクリスマスローズ        白いクリスマスローズ
赤紫もあったはずなんだけど…
クリスマスローズの花を撮るのは、ホントに難しいですね


 

ムスカリもあっという間に       小さな鈴にフリルのような縁飾り


       

そして葉牡丹の花びらのような葉としべのような蕾たち
どう見ても大輪の花です。葉牡丹とはよく名づけたものです
花が咲いて、冬色だった地面やベランダが一挙に華やかになりました

「こんね」

2006-03-16 22:07:45 | ちょっと立ち話
OTTO、用があって、新宿を歩いている時「こんね」を見つけた。
宮崎県の物産館で、正式には新宿宮崎館「こんね」というらしい。
時間があったので、ふらふら店の中を見て廻った。
目について、おもしろいので、買ってきた。
「お土産君の好きなもの」だと

        

「おいもちゃん」というネーミング
ほんとにさつま芋だけで作られている。皮は紫芋だそうです。
素朴なスイートポテト見た目さつま芋です。


        

こちらのネーミングはいいよお
「イモリン・モンロー」
生クリームと小麦粉が使われて、確かにスイートポテトです
大きさは写真の1・2倍くらい。美味しかったですよ

「おいもちゃん」はさつま芋に似せた姿、
「イモリン・モンロー」はネーミングのおもしろさ。
アイデアを買ってあげたい

宮崎とご縁があるわけではないのですが、
思わぬ楽しい発見があありました

よみがえる源氏物語絵巻

2006-03-15 21:01:20 | ギャラリー
すごい
        

あきれる待ち時間です。なんでしょう
五島美術館で開催されている復元された「源氏物語絵巻」展です。

      

         

            
私達は10時の開館後まもなく着いたので
入場券を買う時間も含めて30分足らずの待ち時間で済みました
展示室からでてきたら、長蛇の列

NHKで放送された復元の様子を見ましたが、科学分析技術はすごい
消えてしまっている着物の模様や、顔料の種類までつきとめたのですから。
千年近くも前に、よくぞ、この絵を描いて置いてくれた
そして、よくぞ、科学が解き明かしてくれた
新旧に感謝
ほんとに美しい絵巻です。

   (絵葉書より)

古語では、美しいことを「細(くわ)し」といいますが、
復元された源氏物語絵巻を見て、納得しました

せっかくですから、立派な庭もぶらぶら歩いてきました。

 

コートがいらない位、ぽかぽか。     しだれ桜の蕾が今にもほころびそう
サンシュユが線香花火のようにきれい

入室を待つ人の列は庭にまで続いていまいた。
玄関をでたら、冒頭の待ち時間看板が出ていたというわけです。



        

新宿住友ビル

2006-03-14 22:05:10 | ちょっと立ち話
新宿住友ビル48階
朝日カルチャーの清川妙先生の古典講座を受けている

今日はよく晴れて眼下に新宿の街、
西の窓からは遠く高尾方面の山並みも見えた

        

写真ではうっすらだが、山並みが見える。
真ん中の縦のラインは青梅街道。
右上の端に見える白いマッチ棒のような煙突は高井戸の清掃工場。


 

隣にそびえる都庁越しに明治神宮方面  足元には新宿西口公園 

そして今日、「的れき」(れきは礫の石偏の部分が白と書きます)と
いう言葉を教えてもらいました。
40人の受講生誰も知らなかったから、知らなくても恥ではない
家に帰って辞書を引いてみると、
「物があざやかに白く光りかがやくさま」とある。
主に梅の花の形容に使う言葉だということです。

今まで梅の花は「馥郁(ふくいく)」一言でかたづけていた。
難しい言葉があるんだなあと感心
しかし、私ごとき、なかなか簡単に使いこなせる言葉ではないよなあ


        

確かにくっきりと輝くようなかぐわしい花だ
「的れきと咲く梅の花」かあ。お前は高尚な花なんだねえ