黄落（こうらく）

金色に輝くイチョウ並木
立川の昭和記念公園に行ってきました。

　　　　　　　

木の葉や果実が黄色くなって落ちる…黄落を実感



　　　　　　　　　　　　　　　　

思いっきり天に向かって伸ばした枝から
　　一枚一枚、日に輝きながらひらひらと散るいちょうの葉
　　少しづつ厚く織られていく金色じゅうたん



　　　　　　　　　　　　　　　　

金色(こんじき)の小さき鳥の形して　いちょう散るなり夕日の丘に　　与謝野晶子



　　　　　　　　　　　　　　　　

こども広場には木や葉っぱで楽しいオブジェがいっぱい
作ってありました。狸が３匹ぽんぽこ太鼓も置いてありましたよ

　　　　　　　　　

葉っぱをふるい落とした枝が随分見られました。
　　落ち葉のダンスに拍手を贈りながら、サクサク落ち葉を踏みしめて
　　去り行く秋を振り返りつつ、帰ってきました

額縁

若い友人から手作りの額縁をいただきました


　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

３年位前から額縁作りを習い始めたそうです。
　　木の枠を磨いて磨いて…ひたすら磨きます
　　次は色を塗って乾いたらまた塗る、根気のいる作業。
　　アンティーク調に仕上げたり、鉄の風合いを出したり、
　　色のかけ方、磨き具合で様々な雰囲気が出せるようです。

　　この額にも素晴らしいテクニックが施されています

　　額によって中の作品がひきたつことを知りました。
　　ヨーロッパでは、額縁そのものがアートなのだそうです。



　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

これは去年いただいた作品。
　　東欧旅行の写真の中から、一番お気に入りの「夕暮れのカレル橋」の写真を入れて
　　壁に飾ってあります。カメラマンになった気分
　　今年の旅行の中から、また気に入った写真を選んで飾ろうと思います　　

写真披露

まだ旅は続いています
我が家に集まって、お互いの写真を披露し、
コピーを注文し合いました

　　　　　　　　
　　　　　　　　まあまあよく撮れているものを印刷してみたら、
　　　　　　　　こんなになっちゃったあ（マギーシンジもびっくり）


パソコンで大きくしてご披露。
パソコン画面の方が色がきれいなんですけど…

印刷すると微妙に暗めの色合いになってしまうのは
私のパソコン(もしくはプリンター)だけではないですよね

　　　　　　　　
　　　　　　　　「いらっしゃいませ」

　

　

きょうは写真を見るのがメインの目的なので、
料理の方はちょっと手を抜きました。
ので、写真を撮るのを忘れて、パクパク始めてから
覚えのために撮っておこうかな
メニューには載せられない状態になってしまいましたが…

　　　　　　　
モンサンミッシェル名物のクッキー。
モンサンミッシェルに思いを馳せながらモグモグ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　おもたせの一つ・あんぽ干し柿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　とろ～と甘くて、極上のゼリーみたい。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　おいしィ～

コピーした写真を交換する日を約束しました。
　　まだまだ旅は「TO BE CONTINUED」いや「ENDRESS」かも
　　だって、去年の東欧の写真をパソコンで出して思い出話で盛り上がりましたから

　　　　

サンタ

クリスマスグッズを飾りました
サンタさんが大好き

　　　　　　　　
　　　　　　　　「踊るサンタ」２号。我が家のサンタのボス

　　　　　　　　
　　　　　　　　「踊るサンタ」１号。本日から実家に出張させました



木彫りのサンタ。今一押し。サイドカーにトナカイさんを乗せて
颯爽とプレゼントの宅配中

　　　　　　　　
　　　　　　　　サンタのコンビ。歌の好きなサンタとのんびりサンタ
　　　　　　　　身長８センチです。


サンタ組合の理事達です。長老も若ゾーも揃って。

　　　　　　　
　　　　　　　ここにもサンタが

　　　　　　　
　　　　　　　これは、ジグソーパズルの「クリスマス」です。
　　　　　　　６５ｘ４５センチの７５０ピース １０年以上前に
　　　　　　　家族揃って必死にはめ込んだ力作です。
　　　　　　　（崩れたら、もう作りたくない）
　　　　　　　玄関のスクリーンに飾っています。

サンタさんの集団、ブリキのモミの木、トナカイ楽団 ETC. 急に家の中が
　　にぎやかになって、我が家はもうクリスマス気分。セワシナイけど楽しい
　　敬虔なクリスチャンには申し訳ないカナ私には大事な季節行事の一つです。

クリスマスプレート

青山まで出かけたのでジアンのショップに寄って
今年のクリスマスプレートを買ってきました

　　　　　　　　
　　　　　　　　ジアンでもクリスマスプレートを出していると気づいたのは
　　　　　　　　１９９８年のこと。聞けば、ジアンでは１９９５年から
　　　　　　　　クリスマスプレートを作り始めたとのこと。
　　　　　　　　ウエッジウッドのピーターラビットのクリスマスプレートを
　　　　　　　　毎年買い揃えていたせいもあり、ジアンは気に入った図柄の
　　　　　　　　ものだけを求めていましたので、１２年目の今年、７枚しか
　　　　　　　　持っていません。

　　　　　　　　でも、ジアンの方が、華やかで個性的。製造枚数も少ないので
　　　　　　　　完売の年が多く、もう手に入らない年の方が多いのです。

　　　　　　　　毎年買っておくのだったとちょっぴり悔やんでいます。
　　　　　　　　OTTOいわく、１年のうち11ヶ月は押入れに眠っている皿なん
　　　　　　　　だからそんなにこだわるなだと。

　　
２００５年　　　　　　　　　　２００４年　　　　　　　　　２００３年

　　　　　　　　
　　　　　　　　１９９６年のプレート。初年である１９９５年は完売。
　　　　　　　　手持ちの一番古い皿です。はじめは今より地味でしたね

あした、クリスマスグッズを押入れから出してあげよう


　　　　　　　　　　　　　　　　

一葉忌

廻れば大門の見返り柳いと長けれど、
お歯ぐろ溝に燈火(ともしび)うつる三階の騒ぎも手に取る如く、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　…「たけくらべ」樋口一葉

　　　　　　　　　
　　　　　　　　　一葉が、兄、父を相次いで失い、一家を背負わなければ
　　　　　　　　　ならなくなって、１８歳の時に移り住んだ本郷菊坂の家。
　　　　　　　　　細く急な石段は今も変わっていない。
　　　　　　　　　石段の向かって右の家に一葉が暮らしていた。


共同の井戸も当時のままに、今も使われている。

　　　　　　　　　
　　　　　　　　　赤貧の一葉がたびたび通った伊勢屋質店。
　　　　　　　　　商売はしていないが、建物は昔のままの姿。

一葉終焉の地は菊坂に近い円山福山町の鰻屋の離れ。
　　ここで「大つごもり」「たけくらべ」などを次々に発表、奇跡の２年と
　　言われている。明治２９年１１月２３日、母と妹に看取られながら、
　　２４歳の生涯を閉じた。
　　
　　「たけくらべ」に登場する吉原大門あたりの背景には、一葉が菊坂に
　　移る前に暮らしていた竜泉での経験がちりばめられている。

　　樋口一葉の跡を辿ってみると、勁(つよ)く、聡明な一葉を感じて、
　　その夭折がしみじみ惜しまれる。

　　　　　　　　
　　　　　　　　
　　　　　　　　下町に老いて雛師や一葉忌　　　中村金鈴

　　　　　　　　……龍華寺の真如が我が宗の修行の庭に立出づる風説(うわさ)
　　　　　　　　をも美登利は絶えて聞かざりき、……或る霜の朝水仙の作り花
　　　　　　　　を格子門の外より差入れ置きし者のありけり、……真如が何が
　　　　　　　　しの学林に袖の色かへぬべき當日なりしとぞ。

　　　　　　　　高校生の時に買った文庫本、￥５０となっています。
　　　　　　　　真如さんをえらくいい男と思い描いていた幼い日でした。

来年の楽しみ

壁に掛けておいた烏瓜と雀瓜
だいぶカラカラに乾いたので、種を採ることにしました。

　　　　　　　　
　　　　　　　　雀瓜はまだ半分はなまなましく、
　　　　　　　　烏瓜は朱色をわずかに残して、素揚げにしたようにパリパリ。


これが、憧れの烏瓜の種“結び文”
ほんとに結び文の形だあ

　　　　　　　　
　　　　　　　　こちらは雀瓜の種。やっぱり烏瓜に似てます。
　　　　　　　　小さいけど、凝った形をしてますねえ


それぞれの種の大きさ。烏瓜は結構大きい。

　　　　　　　　
　　　　　　　　ついでに、風船かずらの種も。
　　　　　　　　私の手元にある風船かずらの種のこれが全て。
　　　　　　　　父が最後に採った種です。
　　　　　　　　乾いて、ハートが少し小さくなったみたい

来年、ためしに種を蒔いてみようと思います。
　　芽が出るでしょうか。花も咲いたらいいな。
　　特に雀瓜の花が見られたらいいなあと思っているのですが…

　　　　　　　　

秋色街道

我が家の近くの国道２０号線、いわゆる甲州街道。
あっという間に秋色グラデーションになりました

　　　　　　　　
　　　　　　　　ケヤキのトンネル。もう茶色い葉っぱが歩道に
　　　　　　　　散り落ちています。


妹(いも)がりと馬に鞍置きて生駒山うち越え来ればもみち散りつつ　　万葉集
　　（いとしい人のもとへ行こうと馬に乗って生駒山を越えてきたら、
　　　色づいた木の葉がはらはらと散りかかってきてねえ、きれいだったよ、
　　　君にも　見せたかったなあ）

　　最後の方は私の思い入れ 大好きな万葉の歌です。
　　万葉の男はロマンチストだと思いませんか

　　　　　　　　
　　　　　　　　舞い散る枯葉にうっとりばかりはしていられなくて、
　　　　　　　　実は清掃が大変なんです。
　　　　　　　　清掃局のお掃除隊が毎日のように出動しています。

　　　　　　　　１０年ほど前に、付近の住民に、このケヤキの伐採に関する
　　　　　　　　アンケート調査が行われたくらいなのです。
　　　　　　　　伐ってほしいと思っている人はいないのですが…
　　　　
　　　　　　　　落葉を掃く…喜んで掃いているのはお坊さんくらいかな。
　　　　　　　　昨秋訪れたベルリンでは、プラタナスや菩提樹の並木が
　　　　　　　　葉を散らし初めていましたが、掃いている様子はありませんでしたけど…　　　　　　　　

我が家の狭いベランダガーデンも秋色

　　　　　　　　
　　　　　　　　ゼラニュウムのあったかそうな葉はさしずめ赤いセーター


ちらほら花を付けている苺の葉も紅色に染まって

　　　　　　　　
　　　　　　　　１０月２７日にUPしたケチヂミザサ。
　　　　　　　　そのままガラス瓶にさしておいたら、まだ花を咲かせ続けています。
　　　　　　　　冷気に当たって白い糸がピンクに染まりました

再会

友あり
遠方より来る
また楽しからずや

　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　山形から友人が上京。
　　　　　　　　　　品川のホテルパシフィック東京でランチしました

　
１F「ピコロモンド　アット　ザ　ガーデン」はその名の通り、水と緑の豊かな
広い庭に面した雰囲気のいいレストランでした

　

　

これに、デザートと飲み物も取った、ランチ・バイキングです。
主食のライス、パスタ、パンの種類が割と豊富。
生野菜とヘルシーサラダの種類も多い。
ゆったりしているので、まあまあ○でした。

友のお土産の一つみんなに持ってきてくれました

蔓で編んだお皿。
コースターでもいいし、
土瓶敷きでもいいし…　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　でも、やっぱりこれが一番いいかな

話は尽きない…
　　今度泊まって一晩中でもおしゃべりしたいねと
　　名残りを惜しみつつ、友は横浜の実家へ、皆それぞれ自宅へと帰途につきました。
　　冷たい雨、でも心はホットでした。
　　友達って楽しいね

　

秋と遊ぶ

ＩＭＯ－ＴＯから秋のはがき絵が届きました

あんまり可愛いので、京ギャラリーで２回目の個展を開きました


　　　　　　　　
　　　　　　　　秋はりすの季節
　　　　　　　　ＩＭＯ－ＴＯはリスが大好き
　　　　　　　　２０年以上、多い時は５匹も飼っていました。


蓑虫がぶら下がっているのを見て、イメージが浮かんだとか

　　　　　　　　
　　　　　　　　言葉をなんて添えようか、悩んでいたけれど、
　　　　　　　　結局、「秋・明・菊」だけでイメージにピッタリ。
　　　　　　　　むしろ、ほかの言葉は不用

　　　　　
　　　　　明るい日差し、澄んだ空気、冬とクロスオーバーする今頃が大好き

これから、クリスマスカード、年賀状の製作に取りかかるそうです。
　　傑作が揃ったらまたご披露します。見てくださいね